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プロとの遭遇

この事態で、ポーカーといえばオンラインのJOPT予選とかの無料トーナメントを1日1回やるだけになってしまいました。しかも、毎日10分くらいで敗退してる(笑)。

新たなツアーの計画を立てることも今のところできない状況。

1月中旬にこの事態が明るみに出てから、入国制限を緩めている国はまだないので、少なくとも夏までは海外渡航は無理でしょう。

以前に行ったホーチミンのポーカークラブは2月中旬には閉鎖して、夏まで休業するようなことを言っていたので、1ヶ月ごとで当面の対応を考えてるところよりも、危機管理はしっかりしてると思ったり。

まあ、私の場合は、もともと他の仕事の都合で4月からはポーカーはなかなかできないと思ってたので、最後にダナンでプレイできて、うまく逃げられたという感じがします。

ということで、このnoteも新たな情報を取ってくることがないので、過去にあったできごとを回想するモードに。

プロって?

2月のインチョンでのこと。

主にウォーカーヒルでプレイしようと思っていたがソウル市内に行く前にパラダイスシティへ。

あいかわらずパラダイスシティは日本人のプレイヤーばかり。

その中に、少し印象的な方が。どこかで見たことがあるような・・・。

「プロギャンブラー」として雑誌か何かで見たことある方でした。

私は、ジャックポットを出したときのゲンを担いで、・・・というかテーブルのロシア人が私が前の週にミニジャックポットを出したことを覚えていて、「オー!ジャックポットマン!」みたいなことを言ってきたので、最初はその時と同じような感じでプレイしようかと思ってミニマムの10万ウォン(約9000円)(=1本と言ってます)33BBでバイイン。

そのプロも1本でプレイしてました。

私は、初手でAQが来たので、レイザーがいたけど、オールイン。日本人の女性の方がKK持っててあっさり1本飛ばす(笑)。

その後、私は割と普通のプレイ。

そっからは、プロの方がどんな風にプレイするのだろうとすごく気になってました。

で、思ったこと。
・・・え?激弱じゃん?

いや普通は、強いとか弱いとか簡単に判別できないですよね。ポーカー歴も浅い私のようなものがなぜそのような結論に至ったかというと・・・。

・他のプレイヤーがほとんど30万ウォン~50万ウォンのスタックを持っているところで、10万ウォンで2回リバイした。
・5BBくらいのオープンに対して何回かコールしていた。

戦力を逐次投入して、各個撃破されているという非常に分かりやすい感じ。

まあ、きっといろいろな事情があるのだろうと思います。

日本に帰ってから、この話をなじみのアミューズメントで話したら、やっぱりそういう論争があったらしい。

それがプロ

じゃあ、私があの方がプロを名乗るにふさわしくないかというとむしろ逆で、あの方からレッスンを受けたと言って初めて海外にプレイしに来たという人に会ったことがあったり、私がこの日の初手でKKを持ってた人もどうやらこの人の教え子らしかったり、そこらへんのプロよりもポーカー界には貢献しているのではないかと。

海外の大きなトーナメントで大きな賞金を取っているプロも、もちろん賞賛すべきだけど、賞金があるということ自体に魅力を感じてポーカーを始める人はいても、その人の発信している情報や人柄にひかれて始めるという人は少ないのでは・・・。

実際のところ、自分で数学がそんなに苦手じゃないと思ってる私でも、どうもポーカーに関する戦術論などの情報を出してる人の記事というのは小難しくて苦手。

・・・ああいうのってみんな理解してるんですかね。

オンラインをあまりやらずに、ライブばっかりだからという状況もあるかもしれません。

新たなプレイヤーを増やして、それでこの界隈がにぎわっていくんだったら、WIN-WINってやつですよね。

たまに見かける、誰とも話せずに一日中堅いプレーしてる日本人の専業とかを見ると資源が枯渇するのではと心配になります。

「上手いな!」という意味で「Professional!」とか言われたときに単純に喜ぶのではなく、みんな楽しくやってるときにセコいプレーしてるのがバレたってことかなっていう気になったりすることも(笑)。

気付いたら私もプロ

プロポーカープレイヤーにもいろいろあって、トーナメントで良い成績を上げてポーカーの団体とか企業とかとプロ契約を結んで、海外のトーナメントの出場のための補助を受けるみたいなのが一般的には多いと思います。

そういうのは、それだけで生活できるという人は稀なので、実際にライブのキャッシュゲームだけで海外に滞在している人の方が、マジのプロでしょうね。

あとは、自分で名乗るだけというのも。「プロポーカープレイヤー」と名乗るのは自由だと思います。

それと、もう一つ、プロが存在する要素があるのに気付いた。

税務上のプロ。

そこそこ勝っていて、海外で税を納めることがあり、通算して所得税の申告をした方がよい場合は、賞金などを事業所得として扱って税務上はプロポーカープレイヤーになった方がよいと思います。

すみません。・・・ということで、私もプロでした。

でも、これからどうするんだろう・・・(笑)。


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