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マニラのポーカー(2023年12月)

やっぱりフィリピンがいちばんだ

ちょっと近場の国でポーカーしたいなあと思ったら、やっぱりフィリピンがいちばん良いなと思う。

今回は先週、行ってきたマニラについてまとめてみました。


ソウルが地獄すぎた

日本から近い韓国も現地までの手軽さはあるが、前回インチョン・パラダイスシティやソウル・ウォーカーヒルに行ったときには、何十人もの順番待ちで、テーブルに座るまでが一苦労で、しかもそれを守るのも大変ということでだいぶ苦行だった。順番待ちに加えて、離席も簡単にできない。食事も30分だけと制限もある。

マニラはテーブル数が多く、しかも・・・

それに比べれば、マニラはテーブル数の多いポーカールームがあり、長時間待たされるなんていうことはほとんど無い。
しかも、プレーヤーが日本人ばかりということも無く、バリエーションがある。初心者でも勝ちやすい。
ポーカールームで食事ができたり、出前があったり、飲食店の多い場所にあることが多く、食事も飽きない。加えて、マッサージのサービスがあるところも多く、環境はとても良い。

アジアのギャンブル大国

フィリピンはアジアの国々の中でも、キャッシュゲームを含めたポーカーが国内で広く合法的に行われている数少ない国で、まさにアジアのギャンブル大国。内国民も制限なく、自由にプレーできる。

マニラの難点はメシと交通

フィリピンがほかの国々と比べて微妙なのはメシ。フィリピン料理みたいなのもあるが、かなり好き嫌いが分かれる上に、おおむねご飯の炊き方がいまいちで味気ない感じ。
そして、特にマニラ空港周辺の交通渋滞。空港ターミナル間の特別な交通手段はないので、ものすごい渋滞に巻き込まれることもある。

マニラでポーカーをするための準備

今は日本からは入国制限はなく、パスポートだけ持っていればいいという感じなのですが、少しアドバイス。

航空券

マニラ空港への直行便で安いのは、セブパシフィックやジェットスターです。安いときは平均すると往復で総額4万円くらいです。韓国LCCを使ってソウル、プサン経由する方法や台北などを経由する方法があります。
注意したいのは、マニラ国際空港のターミナルです。
リゾートワールドのカジノに直接歩いて行けるのは、セブパシフィックやジェットスターの第3ターミナルです。
空港近隣は交通渋滞がひどいのでターミナルの乗り換えをする場合は1時間以上は余裕を持っていた方がよいです。

現地の通貨

フィリピン・ペソは現地でATMで引き出すのがよいです。マニラの空港の制限エリアを出ればすぐにATMがありますので、事前に準備して持って行くことはないです。市内にもATMがたくさんありますし、24時間の小さな両替所もたくさんあります。
両替はペソを買う場合も売る場合も市街地の方が圧倒的にレートがよいです。

SIMカード

空港の出口近くの出店でSmartなどのSIMを売っているのですが、以前よりも手続きが煩雑になりました。今は日本から安いSIMを買って持っていくこともできます。

Grab

現地での交通はGrabが便利です。配車アプリです。出発地と到着地を設定して事前に料金が決まります。タクシーとそこまで大きく料金は違いません。到着地や道順を説明する必要もありません。空港から市街地までは300~500ペソ程度です。

洗濯

マニラは洗濯代行の店が多いので、持っていく衣類は最小限にして洗濯代行を使った方がよいです。マニラでは1キロ50ペソで、3日分くらいの服で2キロくらいで100ペソという感じでした。昼に持って行って、よく夕方にできあがりというのが多いです。

ホテルの隣に両替所があり、その中に洗濯屋さんが

マニラのテキサスホールデム・ポーカーまとめ

いまのところマニラ首都圏で確認できているのは、空港第3ターミナルから歩いて行ける「Newport World Resorts」、空港に近いパラニャーケの「オカダ・マニラ」のPoker Starsのポーカールーム、パサイの「2Ace Poker Manila」、パシッグ・オルティガス地区の「Metro Card Club」、マニラ市街・マラテの「Masters Poker」、「Red Dragon Poker Room」の6か所です。
ほかにもあるかもしれません。

Newport World Resorts

○時間 24時間
○場所 道路を挟んでカジノの対面、ヒルトン・マニラの2階にある。
○テーブル数 20台。
レート テキサスホールデム 50-100ペソ 100-200ペソ 
○バイイン 5000ペソ~
○レーキ 5% キャップ400ペソ(50-100ペソのとき)
○チップ ディーラーへのチップはあり。
○ストラドル あり
○ジャックポット あり。2枚使いのA-Tフルハウス以上の手が、2枚使いのクワッズ以上の手に負けたとき。
○喫煙 分煙。喫煙室あり。
○食事 出前できる。
○飲み物 水、コーヒーなどのほかは有料
○受付 ウェイティングはカウンターに申告する。
○その他 チップはサービススタッフが交換して運んでくれる。エアコンが効いているので上着を持っていくのがよい。

空港から歩いていけるレーキが安いというのが魅力です。ディーラーのレベルが微妙なこともあります。観光で来てるプレーヤーも多いが、ガチのプロもいたり。
ここのニューポートシティ一帯のコンドミニアムをAirbnbで借りてポーカーしてれば、ほとんど徒歩圏内ですごすことができます。

空港からの歩道橋を降りてこんな感じのところを徒歩移動
ヒルトン・マニラのエントランスに入り2階へ

オカダ・マニラ

○時間 24時間
○場所 オカダ・マニラのカジノの1階にある。
○テーブル数 30台。
レート テキサスホールデム 25-50ペソ 50-100ペソ 100-200ペソ ほかオマハなど
○バイイン 1000ペソ~
○レーキ 10% キャップ400ペソ(50-100ペソのとき)
○チップ ディーラーへのチップはあり。
○ストラドル あり
○ジャックポット あり。2枚使いのA-Tフルハウス以上の手が、2枚使いのクワッズ以上の手に負けたとき。
○喫煙 分煙。喫煙室あり。
○食事 すぐ目の前にフードコートがある。
○飲み物 無料。コーヒー、コーラほか。
○受付 ウェイティングは中央のカウンターに申告する。
○その他 シャッフルマシンを使用。チップはカウンターで交換する必要あり。エアコンが効いているので上着を持っていくのがよい。

PokerStarsを名に負ってるだけあって、毎日、4つくらいのトーナメントをやってる。とにかく巨大なカジノなのだが、ほかの市街地に行くには少し大変。この中で飯は充実してる。稼働しているテーブルも多く、夕方で10テーブルくらい開いていた。

オカダ・マニラのカジノへ

2Ace Poker Manila

○時間 16:00ころ~
○場所 建物の1階にある。
○テーブル数 20台。
○レート テキサスホールデム 25-50ペソ 50-100ペソ 100-200ペソ ほか
○バイイン 1000ペソ~
○レーキ 10% キャップ400ペソ(50-100ペソのとき)
○チップ ディーラーへのチップはあり。
○ストラドル あり
○ジャックポット あり。2枚使いのA-Tフルハウス以上の手が、2枚使いのクワッズ以上の手に負けたとき。
○喫煙 分煙
○食事 無料の食事あり
○飲み物 無料。コーヒー、コーラほか。
○受付 ウェイティングはカウンターに申告する。
○その他 ディーリングのレベルは高い。

「GG Poker Manila」から変わって、現在のようになっている。その前はたしか「All In Poker」みたいな名前だたと思う。トーナメントを多く開催している。

昔はこんな看板だった。(2018年ころ)

Metro Card Club

○時間 24時間
○場所 複合施設の2階にある。
○テーブル数 30台。
○レート テキサスホールデム 10-20ペソ 25-50ペソ 50-100ペソ 100-200ペソ ほかオマハなど
○バイイン 200ペソ~
○レーキ 10% キャップ400ペソ(50-100ペソのとき)
○チップ ディーラーへのチップはあり。
○ストラドル あり
○ジャックポット なし
○喫煙 分煙
○食事 無料の食事あり
○飲み物 無料。コーヒー、ジュースほか。
○受付 ウェイティングはカウンターに申告する。
○その他 ディーリングのレベルは高い。

同じ建物の地下にあったときはアジア最大のポーカースポットという感じだったが、今はオカダも同じくらいテーブルがあり、そっちのほうが客は多いかもしれない。午後3時からデイリートーナメントがあり、リエントリー可で150~200くらいのエントリーがあるという感じ。10-20ペソの200ペソ・ミニマムバイインという驚異の低レート卓があり、上のレートでもミニマムバイインのプレイヤーが多い。オールインが頻発する。

Metro Card Clubにて

Masters Poker

○時間 16:00~6:00
○場所 建物の1階にある。
○テーブル数 6台。
○レート テキサスホールデム 25-50ペソ 50-100ペソ 100-200ペソ ほかオマハなど
○バイイン 1000ペソ~
○レーキ 10% キャップ400ペソ(50-100ペソのとき)
○チップ ディーラーへのチップはあり。
○ストラドル あり
○ジャックポット あり。2枚使いのA-Tフルハウス以上の手が、2枚使いのクワッズ以上の手に負けたとき。
〇インシュアランス あり
○喫煙 テーブルで電子タバコのようなものはみんな吸っていた
○食事 無料の食事あり
○飲み物 無料。コーヒー、コーラほか。
○受付 ウェイティングはカウンターに申告する。
○その他 ディーリングのレベルは高い。

中心街・マラテにあり、この紹介する中では最も入りづらい感じがある。日本人の専業のようなプレイヤーもいた。小さいポーカールームだが、中国人・韓国人が多いのでおいしい場面が多いのだろうと思う。

Masters Pokerは少し奥まったところにある

Red Dragon Poker Room

○時間 16:00~9:00
○場所 ニュー・コースト・ホテル・マニラの建物内にあるカジノ・フィリピーノの2階にある。
○テーブル数 3台。
○レート テキサスホールデム 50-100ペソ 100-200ペソ 
○バイイン 4000ペソ~
○レーキ 10% キャップ400ペソ(50-100ペソのとき)
○チップ ディーラーへのチップはあり。
○ストラドル あり
○ジャックポット なし
〇インシュアランス あり
○喫煙 テーブル以外は喫煙可
○食事 有料の食事あり
○飲み物 ウォーターサーバーの水のみ無料
○受付 ウェイティングはカウンターに申告する。
○その他 ディーリングのレベルは高い。

PAGCOR直営のカジノ・フィリピーノと同じフロアにあるが、カジノフロアはテーブルでも喫煙可で今どき珍しい。天井も高く、広いのでそこまで煙たいことはなかった。カジノフロアでは無料でボトルの水を配布しているのだが、ポーカーテーブルではボトルの水は有料。バカラと同じ感覚でポーカーをしている観光客も多い

Red Dragon Poker Room

バカラ、ブラックジャックは

ポーカー以外のゲームができるカジノは、2ヶ所行ってきました。

オカダ・マニラと、ニュー・コースト・ホテル・マニラの中の国営公社PAGCORの直営のカジノ「Casino Philipino MALATE」。

オカダ・マニラはバカラが500ペソからで安いです。Casino Philipino MALATEは1000ペソから。
ルーレットはいずれもインサイド100ペソからという感じ。
ブラックジャックはオカダ・マニラにはありますが、Casino Philipino MALATEにはありません。

ブラックジャックより面白いポンツーンをやりましょう。

オカダ・マニラにもポンツーンはあるのですが、Buyが1回までしかできないルールになってます。

今回のマニラ旅行記

実のところ、今回はポーカーをガンガンやりたいというよりも、ポンツーンをやりたいというのがあり、ニュー・コースト・ホテル・マニラのカジノ・フィリピーノに至近のところに滞在しようと、そこを目指してました。

ジェットスターで成田空港第3ターミナルからマニラ空港第3ターミナルに向かいました。

成田空港第3ターミナルは歩いて搭乗

マニラ空港に着いて、制限エリアを出て、上の階に向かいます。第3ターミナルはLCC中心のターミナルですが、なぜか第1ターミナルと比べものにならないくらい快適です。

まずはリゾートワールドへ

Manila - Footbridge

第3ターミナルからニューポートシティへ向かう歩道橋は「Manila - Footbridge」という名前で案内されています。人が少なく、ちょっと心細いかもしれないですが、航空会社のクルーが泊まるホテルがその先にあるので、スーツケースを引いた制服の方々が大勢で通ることがあります。

第3ターミナルの4階から歩道橋を渡ってエレベーターで1階に降りて、マックの裏を歩きます。

マニラ第3ターミナルからリゾートワールドのポーカールームまで

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