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プラチナのジェットに乗って

ダイヤモンドスマイルに救われた。
ダイヤモンドスマイルに出会って救われた人は沢山いると思う。私となにわ男子の出会いもダイヤモンドスマイルだったけどあの時は"救い"というよりあまりの煌めきに"衝撃"を受けたから私はこのタイミングで初めてダイヤモンドスマイルに救われた。

私はなにわ男子の結成前も結成時も2019年も知らない新規なんですけど、それをそこまで気にしていなくて。今の大橋くんを好きになって今の大橋くんが1番素敵だと信じて疑わないから、たまに昔を羨むような声を見て疑問を感じる程度だった。
でも、本当は気にしてたんだと思う。思い出話に花が咲くTLに入れない時、語りたがり浸りたがりの私にはちょっと辛い。大橋くんを知る中で得た過去の情報と私が見てる大橋くんを並べて感じることがあっても下書きのままにしてある。昔はこうだったからという言葉に傷付く。新録ダイヤモンドスマイルが公開された時に私は「どっちのダイスマも好き!」というツイートが出来なかった。私はその目線で見ていい人間なのかわからなかった。私の思い出はみんなの思い出に並べちゃいけないんじゃないかみたいなこと考えてた。誰も私のことなんて見てないのにね(笑)「気にしている」と自覚した途端全てが壊れる気がしてずっとずっと閉じ込めておいた。「気にしてない」って言葉でずっとずっと自分のこと守ってた。自分の"好き"だけ信じて貫く人が羨ましいと思った。
ダイヤモンドスマイルのMVを見てそれを全部下ろせた気がした。より重厚感を増した音、頼もしくなった声、各所に散りばめられた大切な思い出たち。ダイヤモンドスマイルが大人になった!成長した!と教えてくれた彼らの言葉通りだった。それぞれのダイヤモンドスマイルがあるけれど、ダイヤモンドスマイルはひとつしかなくて、思い出も今も未来も全てが詰め込まれたこのダイヤモンドスマイルのMVは私の宙ぶらりんになっていた気持ちの帰る場所になってくれたような気がした。私の気持ちをダイヤモンドスマイルに乗せることを許された気がした。
私はずっとずっと大橋くんを目で追っていて、大橋くんは届くようにってきっと意識して踊りながらも目線を外さずにいてくれて、だからずっと視線が絡むの。宝物だよ。かっこよくて綺麗で優しいあなたが見せてくれるこの甘ったるい運命が愛おしすぎて涙が止まらなかった。

今月のMYOJOで大橋くんが「人の顔色ひとつでどうしたんやろ?って考えすぎるから、何も考えない"無"になる時間が必要!」って話していてそれに対して西畑くんが「ものすごくわかる。考えすぎで、気にしい。気にしなくていいって言われてもそういう性分やから仕方ないよね。」って言っていてすごく救われた。同じなんだって言う安心感と、仕方ないって言葉がストンと胸に落ちた。その後に「感情をコントロールするって難しいよね。自分に嘘つきたくないし」って話もしていて、西畑くんの考え方すごく好きだと思った。感情をコントロールできる大人になればいいって分かってるけどどうしても自分の気持ちを守りたくなる私ごと包まれたみたいだった。いろんな気持ちの狭間を生きてるのは私も彼らも同じなんだなって思ったら全部大事にできるような気がしたよ。

5か月前に書いて下書きにずっと入ってたやつ
気にしてないなんてどの口が言ってたんだろうって感じだけど、これもまた私なので残しておく。


私は「知らない」ことに対する恐怖心が人より少し強い。知らないのなら語ってはいけない、こう解釈できないのは知らないからなんじゃないかみたいに考えてしまう。
知らないことに恐怖を感じる私は"私だけのあなた"を作り始める。声色、表情、何ひとつ見逃してしまわないように見つめて、インタビューを読んで感情と情報をパッチワークみたいに繋げて想像して考えて考えて考える。彼が大きくなって私の見えるところに来てくれた話よりも、懸命に咲こうと頑張った彼を見つけ出した人たちの話の方が私は綺麗だと感じるから。大橋くんについて知らない歴史が多すぎるのにそれを知るための手段が少なかった。だから想像するしかなかった。今の大橋くんの言葉と私が今まで触れてきた言葉や感情をリンクさせて比較してどんな人なんだろう今どんな気持ちなんだろうって考えていくつか候補を出して大橋くんが答え合わせしてくれるときを待っている。答え合わせはしてくれなくてもいいんだけど。知れる情報は限られているし結局ファンはアイドルのことを全然知らないっていうのも事実だと思うけど他人のことをこんなにも知りたいと考える時間を私は愛と呼ぶ。

私の気持ちは私だけのものだと思ってる。同じように大橋くんの気持ちは大橋くんだけのものだ。だから人によって届け方や受け取り方が違って当たり前。分かってる。なのになんでこれを書いているかというと自信が無いからなんだと思う。私が私の為に作っているくせに自信が無い。たまにこんな日がある。大橋くんがリューンの話をしている時とか結成前とか2019年を知らないことを思い出した時になんとも言えない気持ちになる。考えたくていろんな気持ちが頭に浮かぶ。でも、見ていないから知らないから語っちゃだめだ。これだけ語るくせに何も見てないんだった、みたいな。昔の大橋くんを想像することしかできない私が今の大橋くんを肯定していいのかなぁとか。そもそも合ってんのかなとか。
彼の見せたい姿や伝えたい言葉を出来るだけそのまま受け取れるようにこれからもいっぱい想像してみるんだとおもう。それでもたまに心がぐちゃっとなる。素直に寂しいと言えなくてこんなものを書いてしまっているどうしようもない私のわがままを一つだけ聞いてほしい。どうか思い出に負けない未来を毎日更新してほしい。私も昨日の自分に負けないように今日のあなたを大切にするから。
いつも今や未来の話を沢山してくれる大橋くんのことが今夜は格別優しく感じる。

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