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七人のカリスマと異質がそのまま居られる場


私は人が怖いのだと思う。
人を信じてはそれが残念な形となり、傷ついてきた。
見捨てられ不安も、ずっと持っているのかもしれない。
それは、特性があるがゆえに幼いころから
人に混ざれず、嫌われ、厭われ続けてきた記憶が
残り続けているから。

相手が自分の思う様に、思ってくれないのも当然だと理解している。
でも、そのままの私を受け入れてもらえないということに
いちいち傷ついてしまう。

一方で、優しくしてくれたり、親切にしてくれたりするひとたちもいる。
そのことに感謝しないと、ね。


・・・・・・・
最近私がハマっているのが「超人的シェアハウスストーリー『カリスマ』」という声優コンテンツだ。
https://charisma-house.com/character/
もともと「ヒプノシスマイク」という声優さんが演じるキャラがラップ曲を歌うコンテンツのファンだったが、そのコラボで初めてカリスマを知り
そのシュールさと魅力に落ちてしまった。
アニメ・おそ松さんの監督らしいので、その匙加減は納得。

内容は、シェアハウスに集った7人の男達のぶっとんだ特性が
前面に押し出されたやりとりと出来事の音声ドラマだ。
7人それぞれ癖が強すぎる「個性あふれる欠陥仲間」。

この社会に居場所も家もなかった者たちが
日々をドタバタと共に過ごすうちに相手のことをを知っていき
あなたも私もそのままでいていいと、互いにふんわり肯定されながら日常を送る。

いや、そんなのは
突然カクカクポリゴンモーションで歌い踊り出す動画とか、
ぶっとんだ癖の登場人物同士のやりとりの下にあるので
一見だけでは見えてこない深みなのだが…。

そのままでいいと、そのままでいてもいいよと認めてほしいのは
「異質なもの」「異端者」として生きてきた私には
とてもよく分かるものだった。

登場人物の一人、ふみやは「個性あふれる欠陥仲間」と歌う。
自分も欠陥人間だと自覚しているのだ。
だから仲間、と。



そんな人も(おとなも子どもも)安心して居られる場を
作りたいんです、私。


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