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インバウンドだけでなく、中国バブルの終わり

こんな記事が日経新聞から出ていた。

中国の2021年1−6月の社債のデフォルトが2兆円ということらしい。

まあ、中国企業に貸した金は戻ってこないと思っておいた方が良いわけで、いまだに金を貸し続けている人たちがいるのが不思議でなりません。

低格付債の利回りが10%になっているというから、もう、ほとんど投機的な水準であります。

さて、中国爆買いに代表される、景気の良い中国ですが、ここまで債権が戻ってこないと、行き着く先は金融収縮だと思います。ちょっと前の中国は誰が見てもバブルで、しかも金融バブルであったわけです。

が、借りたお金は返さない、外国はお金を中国にかさなくなった、株式公開も基本中国国内でということになると、外からお金は入りません。

じゃあ、中のお金はどこに行くのかといえば、中国のゾンビ国営企業に行くわけで、どうも、ちゃんとお金が回る気がしない。

これは、日本の中国人による旅行需要といったインバウンド需要だけでなく、中国全体のバブリーな需要は無くなっていくと考えた方が良さそうな気がしております。ちょうど、平成初期の日本のバブル経済崩壊のようになるんじゃないでしょうかね。

まあ、その中でも中国経済は続くのでしょうけれども。

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