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米中対立と尖閣と南シナ海
日本と中国の関係ば微妙に
日本と中国の関係が微妙になっている。
中国の言うなりになるのは、アフリカの小国だけであるのは、WHOの人事を見れば明らかではあるが、欧米各国首脳と話していた習近平だが、最近は大量に人が死んだG7からも無視されている。中国外の企業が作ったマスクをがめれば、知性のある人たちからは嫌われるに決まっている。相手にされなくなったのだろう。
雪解けムードのあった、日本との関係は、触れたくないのか、コンタクトがない。温存と見ることもできるし、日本は米国寄りになるのは確実だから、コンタクトを取らないのかもしれない。
尖閣の動き
この非常時に、尖閣諸島で日本の漁船を追い回し、一触即発である。巡視船が助けに入ってどうにかなったが、中国の嫌がらせは続いている。
外務省のコメントが、以下である。
「中国の領海内で違法に操業をした」
全く話にならない。これでは、喧嘩を売っているだけである(無論、尖閣は日本の領土である)。
日中関係が良いようには思えない。相変わらず、中国は隣国であり、敵国であると言うのが日本の立場だろう。
南シナ海
いろんなところでどんぱちしている中でもひどいのが、4/2のベトナム漁船への体当たりだろう。これで、ベトナムvs中国の対立は明確なものとなった。
ベトナム自体に中国なみのインフラは無いが、今後、製造大国としてのポジションを担って行くのはベトナムになると言う構図を中国自ら決めてしまったように思える。人口がまだまだ足りぬが、世界の製造は、中国から、ベトナム・インド・インドネシアと言う国にシフトして行くだろう。
こちらもなかなかで、
ロイター通信によると中国政府の調査船が4月中旬、マレーシアの国営石油会社ペトロナスが開発する海域で探査活動をしたとみられるほか、中国船がベトナム漁船に体当たりして沈没させる事案も発生。中国はまた、新たな行政区として海南省三沙市のもとに「西沙区」と「南沙区」を設置した。
マレーシアとも対立。石油をぶんどろうとしている。もはや、中国は、世界の泥棒である。火事場泥棒という言葉が中国を示すのに最もふさわしいだろう。
先ほどのベトナム漁船もひどい。
さらに、九段線に「西沙区」と「南沙区」を設置したとある。こうなるともはや、ベトナム、マレーシア、インドネシア、フィリピンも中国と妥協も話し合いもできなくなる。TPP的な中国包囲網が出来上がることは間違いなく、米国がどこまで肩入れするかという問題になっている。
フィリピンも対中国での態度を決めただろう。
もはや、東南アジア各国にとって、中国は金だけの存在であり、その金がなくなれば、誰も相手にしない。金で人を釣っているだけの状態なので、中国の立場は危うく、経済危機に陥れば、おそらく中国の覇権は終わる。
米中関係
まずはウイグルを出してきている。ウイグルは中国しては譲れない問題。共和党ルビオ氏が先導して進めている。
共和党の方針として、
言わずと知れた対立の方向性。関税を増やすのは既定路線としている。
ハイテクの締め付けもさらに強くする。
大きく関わるのが、米国の大統領選挙である。共和党の方針として、中国対立を煽る方向にあるという。ズブズブ・バイデン君が対立候補である以上、対中国の厳しいポジションで望めば、その点ではトランプは勝てる可能性が高い。
ただ、コロナショックが起き、米国の失業率が上がり、頼みの株価もなかなか回復しない中、企業の破綻などが続いているので、トランプ大統領の支持率が落ちている。こうなると大統領選挙が厳しい。
そこで、米中対立を煽り、選挙で有利に行こうというのが共和党の基本戦略であると思われる。
一方、中国も、習近平が独裁している割には、経済が落ち込み失業問題が出てきている。国内の批判を押さえつけるために、外交で弱腰になることができず、南シナ海、尖閣、対米国と強気にならざるを得ない立場に追い込まれているという分析が多い。
いずれにせよ、大統領選挙が終わるまで、米中対立は緊張の度を増してくるのは間違いない。
今の感じであると、米国+西欧+日本は一つの塊。ただし、西欧は漁夫の利を取るべく、中国とは距離を置くが、積極的な介入はしないのでは無いか。ただ、確実に武漢ウイルスをばらまいた中国を嫌っており、積極的に近づくことはしないだろう。中国は、日本の切り崩しをはかるかもしれないが、今のように、日本は中国と距離を取り、連絡もしないのが一番である。今の状況で日米安保が緩めば、日本は中国に占領されかねない。
中国と韓国
冒頭の記事に戻る。
韓国側の説明によると、両首脳は電話協議で習氏の年内訪韓をめざす方針でも一致した。新型コロナの感染が広がってから、韓国は習氏が外遊する初めての国になるかもしれない。
そんな中、隣国韓国さんは、中国との距離を縮めているようで、呑気なものです。
中国+金で買われた小国たち+韓国+北朝鮮
と
米国+西欧+日本(G7) と ベトナム・フィリピン・マレーシア・インドネシア・インド
という構図に世界はなりつつあります。
私は、韓国とは違って日本はG7の陣営にいるべきだと思います。
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