14th day: Speaking

今日も、同じ本の暗記をCDで聞きながら。

あまり勉強ができなかった週のカバーと言う事で、今日は月曜日であったけれども2時間時間をとってやってみました。『絵で見てパッと言う英会話トレーニング 海外旅行編』を4回やりました。CDが1回30分なので、それを4回やって、今回で12回通した事になります。

私は、この手の暗記を20回繰り返す事を習慣にしています。文法をやっていると、20回やるとだいたい覚えます。但し、2時間ぶっつづけ、できれば、3時間ぶっ続けが望ましいです。

最初の5回ぐらいまであまり覚えられず、本を読みながら、CDを聞かない会も作るのですが、だんだん、9回から12回になると、台詞を覚えてくるから面白いものです。

今日は、絵と日本語を見ながらCDを聞きながらシャドウィングを3回やって、最後に一度、CDを目をつぶって聞いてシャドウィングをしました。それぞれの変化が、自分の中で面白いです。

9回目から10回目で繰り返すに連れて、それぞれの台詞が頭の中に確実に入っていきます。CDが完全に聞き取れなくても、日本語の台詞とイラストはみているので、「これ、なんて言うんだっけ?」というのが頭に浮かび、日本語で意味は取れているので、頭の中で訳していると、英語の正しい文章が浮かんできて、話せます。だから、ちょっと遅れてシャドウィングということになります。

それを繰り返していると、11回目ぐらいで、台詞がCDを聞かずとも出てくるようになってきます。半分ぐらいは、先に出てくる感じになりました。

今日は、ここで喉が痛くなって、15分ほどブレイクを入れてしまったのですが、これは良くないと思いました。その間、子どもが騒いで、集中が途切れて、頭に日本語が入ってしまうと、なんか駄目です。続けるか、休憩するにしても、集中を切らさないように、静かな休憩が良いのだと思いました。

その後、12回目は、CDを聞いて、イラストや日本語は見ないようにしました。すると、今までCDで聞き取れていなかった音が聞き取れて、シャドウィングはしやすくなりました。慣れてくると、ヒントはいらないので(何故なら、音を聞いたら思い出すから)、音に集中した方が出てくるんですね。目の前を真っ暗にして、音に集中してやっていると、楽しくなってきます。

さて、この会話集は、飛行機であったり、ツアーであったり、レストランであったり、スタバ(注:欧州かぶれの私はあえてカフェとは言わない)の会話が入っているので、旅行好きの私には想像しやすくていいです。また、今までの私の英会話がちょっと失礼だったのかなと反省しつつ、「今度は、ばっちりの英語で話してやるぜ!」と自分の英語がアップグレードしたことに、勝手に満足してきました。まあ、使ってなんぼなんですが、これを20回繰り返す頃には、私の英会話のレベルはかなりアップしている事でしょう。

さて、別途書評を書きましたが、杉村太郎氏の本を読みました。私とは目指すところが違うので、杉村さんの本が私の英語の勉強の参考になる点はあまり無かったのです。というか、実行している事か、私が明確に反対な事だらけなので、私の勉強の役には立たなかったのです。

ただ、「そうだな」と実感を持って思ったのは、3時間と言う勉強時間です。「特に暗記は長時間やらないと無意味」と彼は書いてますが、その通りで、15分を毎日やるよりも、3時間を週二回やった方が良さそうです。私は、やる時は、2時間、3時間時間を取ってやっていますが、同じ日に繰り返してやって、しっかり寝ると、記憶が定着する気がします。聞けなかったCDもばっちり聞けるようになります。

なので、「暗記は長時間続けてやる」というのは正しいと思います。そして、今日思ったのは、途中で休憩は入れない方が良い、ということです。

あと、私は英語の勉強中、子どもの世話をする妻も無視し、子どもが遊びにきてもガン無視して勉強をしていますが(かわいそうですが、そっちの方がトータルの勉強時間は少なくて済むのでそうしている)、それはどうやら、英語の習得には正しい効率的なアプローチであるようです。

やはり、集中して取り組む事は重要であるなと思っております。

それから、この教材の良いところは、シーン別に会話が乗っているところです。結局、聞き取れると言う要素には、耳が良いということよりも、そもそも、相手の言う事を予想していて、5パターンぐらいに収まっているというのがあると思います。5つのうちのどれかを判別するのは難しくありません。逆に、全く知らないと、多分、ネイティブでも聞き取れません。

私は、スタバに行くと、

"for here or to go"

が聞き取れませんでした。"to go"は分かるのですが、"for here"は聞かれると分かっていないと結構話せないなと思っておりまして、私がそうでした。しかし、訓練すると、それが聞かれる事が分かっているので、聞き取れるということです。

旅行好きの私としては、仏語のカフェも同じです。カフェの流れと基本的な会話が頭に入っていると、仏語のレベルが高くなくても、カフェの会話はほぼ完璧に出来ます。それと結局英語も同じであるなと思います。私の場合は、断然英語の方が語彙があるのですが、シーン別に語彙が固まっている仏語のカフェは、そっちの方が会話がスムーズであったりしました。

なので、ちゃんと、英語でもそういう英会話の基本フレーズはシーン別に丸暗記してしまおうと思っております。

結局、ビジネスでもなんでも、ヒアリングやスピーキング何ぞは、そういうもので出来てしまう気がします。難しい話になると英作文ですしね。

というわけで、はやく20回まで言ってしまい、英作文に入りたい今日この頃です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?