6日目: Writing 対比と比較
今日の部分は、使っている本独特の部分で、学ぶ事は多かった。
例によって、『例解 和文英訳教本 (文法矯正編) --英文表現力を豊かにする』(小倉弘)を使っている。
対比というのは、著者の小倉さん独特の表現で、
「英語は潜在的に何かと比較している」
という主張である。
いくつかあるので、復習がてら書いてみたい。
まず、知らなかったのは、これ。
Mr. Parker has two sons who work for a bank.
Mr. Parker has two sons, who work for a bank.
さて、この二つ、息子は何人いるのでしょうか?という問い。
正解は、「前者は3人以上、後者は2人」です。
上は、「パーカーさんには、銀行に勤めている方の息子が二人います」になってしまい、「そうじゃない方の息子」と対比している。銀行に勤めていない息子が裏にが隠れており、それと「銀行に勤めている方の息子」が対比されている(わざわざ、限定される事に意味がある)。
後者の訳は「パーカーさんには息子が二人いて、二人とも銀行勤めです」となる。句点が入るだけで、意味が違うんですね。日本人は句読点に弱いと言うけれども、ここまで意味が違うとは思わないもんなー。
あと、一般に人と言う時に、「we 使うのか、you使うのか」は面白かった。
we <-> you
という構図があるので、weはこうだ。you はこうだ になるニュアンスが出るんだそうだ。「weはこうだけど、youはこうだよね」にならないように、weとyouを使い分けるべきと言う話でした。(フランス語だと、「あなた方」という複数形のvousと「おまえ」の単数系のtuがあるから、分かりやすいんですが、英語は分かりにくい)
あと、we Japaneseは避けるべきと言っていて、まあ、イギリス人にしたら「俺は日本人じゃネェよ」になるものだと思って、気をつけようと思いました。
そういえば、仕事で、外国人がいるのに、「All Japanで」とか言う、教養の足りない人を時々見かけますが、あれほど、外国人にやる気をなくさせる言葉は無いと思いますね。使ってる瞬間、もう、グローバル企業では「アウト!」という気がします。
話がそれました。
次は比較ですね。
比較は私は弱いので、やり直そうと思いました。
The population of Tokyo is eight times as large as that of our hometown.
(東京の人口は、故郷の8倍です)
というやつがありますが、私は、"eight times larger than"で覚えてしまっていて、「なんか違うなー」と思って、読んでました。今後は、ちゃんと、asでやろうと思っています。
あと、
Smoker are twice as likely to get lung cancer as non-smoker.
(喫煙者は、禁煙者より8倍、肺がんにかかりやすい)
のように、「as - asの間に、長い文章を書け」と言われると、書けない、とか、この辺りは、難しいものがあります。
さらに、
I played football for the first time in 2 years.
(二年ぶりにサッカーしました)
(直訳:私がサッカーをするのはここ2年の間では初めてです)
の書き方は完全に忘れていました。
比較級は語順を間違いやすいので、「これは、複数回、練習しないとな」と思いました。比較級の文章は、難しい事を説明する時に必要な表現なので、ビジネスでは度々出てくると思うので、気合いをいれてやろうと思います。
やってみて、文法は大切であるなと思います。
ちょっと開放感があります!
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