北朝鮮による太平洋上での水爆実験がありうるかどうか、少し考えてみる

しかし、安全保障系の記事は、アクセスがありません。まあ、日本の危機意識の低さというか、平和ボケというか、何かことが起きた場合の反動が恐ろしいものがあります。普段から備えていない人は、パニクって過激な行動に移るので。

「オバマならよかったけど、トランプになって危ない」

なんていう馬鹿がいると、もう、どうかと思います。今の危ない世界を作ったのは、世界の警察を米国に破棄させ、北朝鮮やISをはじめとした弱小国家、弱小組織に大量破壊兵器を拡散させることを止めなかったオバマ大統領が最大の戦犯であることさえも知らない人がいる、大丈夫なんでしょうか。

さて、金正恩さんですが、彼のいうところの「米国からの宣戦布告」を受けて、最大限の対応を検討しちゃうみたいですが、よりによって、外相が「私の考え」ながら、太平洋上での水爆実験を宣言しちゃいました。危ないです。

さすがに、温厚なロシアも「それはダメよ」と言い出しており、もはや、10/18の党大会が無事にすぎるを待っているだけの中国以外は、北朝鮮の敵である現状を見ますと、近いうちに、多国籍軍が組織され、国連もその多国籍軍による軍事攻撃を容認し、北朝鮮を包囲壊滅させる結果になることは想像がつきます。

その際は、北朝鮮に対して、海上封鎖が行われることになると思います。まあ、金正恩さんがあまり本気ではないのは、水爆実験が日本海ではなく、太平洋上であるからです。まあ、各国が警戒している前提で言うと、北朝鮮の船が、太平洋上に出られることはないでしょう。

米国海軍にはイージス艦もありますし、日本にもありますし、日本には潜水艦もありますし、潜水艦に対する哨戒機もいっぱいあるわけで、こと、船の監視と言うことにおいては、戦力は豊富であると言えましょう。すでに、水爆を積んだ船が太平洋上にあるならまだわかりますが、それもない現状で、そんな宣言をしてしまっては、米国さんも日本も、北朝鮮の船を見逃すことはないのではないと思っております。

仮に太平洋上に出ていたとしても、日米露の潜水艦でボカンというやつでして、北朝鮮の船など沈めようと思えば、いくらでも沈められます。太平洋上に出ることもできないでしょう。

日本海でというと、さすがにロシアも中国も黙っていないので、太平洋でと言ったんだと思いますが、もし、そうだとすると、言葉の節々に、北朝鮮はビビっている様子が伺えます。

まあ、言葉通りの太平洋上であれば、水爆の実験はないでしょう。

とは言え、窮鼠猫を噛む、なので、北朝鮮に対してはしばらく注意が必要です。日本にはつくづく面倒臭い隣国があるものです。島国でよかったと言わざるを得ません。

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