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結局、文化大革命と同じ結果になりそう

習近平さんというのは、仕事ができなさそうだ。

米中貿易戦争の煽りを受けて、情報システムを全て中国産にするらしい。PCからOSからソフトウェアまで全部。windowsもExcelもWordもPDFもG Suiteも何も使わずに、中国政府の情報システムを作るらしい。しかも、2022年には100%という勢い。

中国は、人口規模が大きいとはいえ、自らガラパゴスの国へ一直線である。そもそも、中国は日本と同じダブルバイトの漢字なので、自社のソフトウェアを海外展開しにくい。結局、baiduも中国以外では売れないし、alibabaも日本で出回っているのを見たことがない。大きなガラパゴスなのだ。

純中国製のIT環境を作るのは良いとして、それは中国以外では売れないとすれば、巨大なガラパゴスIT環境が中国に残る。それは、必然的に、中国の外の環境とは互換性がないから、世界の多くのソフトウェア資産が使えない。

そうなると、必然的に不便な仕組みになる。それこそ、負の資産である負債である。中国政府は、IT負債を大量に作ろうとしているのである。


そもそも、中国はこれから少子化の影響で、ものを安く作ることもできなくなる。安く作るなら、インド、インドネシア、ベトナムになっていくだろう。IT機器はすでにChromebookなど安いものができつつあるので、中国製にこだわる必要もない。通信機器などは使えれば良いので売れただろうが、PCや情報システムやソフトウェアやSaaSのようなサービスはどうにもならないだろう。

自ら国力を抑えてくるというのだから、日本としては歓迎すべき事柄なのだが、現場の中国人の気持ちになるとすれば、いやはや・・・

そのうち、外国のソフトウェアは、ここにいれて燃やせって、なりそう。

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