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南シナ海の覇権

日経新聞でも安全保障の記事が出るようになってきて、嬉しい。

社会面などと同じく、安全保障・外交の面をしっかり作って欲しい。よくわからない国際面ではなくて。

で、記事の内容である。

中国が前線を広げる動きに出ている。これは、北朝鮮を攻めつつ、チベットを奪ったことがあるなど、一種の陽動作戦であるから注意が必要である。現在の中国は、インド、南シナ海、東シナ海、黄海の4箇所で同時に緊張を生み出しているので、これは異常といういう話。

米国は、南シナ海が本命と見て、2空母を持って、南シナ海で激しい演習である。理由は、中国のSLBM(戦略原子力潜水艦)を常に追いかけるため。中国が間違った理解をしないように、「基地も抑えてるよ」というのをしっかり発信もしている。

それらしき記事がCNNから出ていて、これである。バッチリ、潜水艦が写っている。

中国は、同じく南シナ海の演習において、対空母ミサイルと言われるDF26やDF21Dもぶっ放しているので、結構物騒である。

物騒であるものの、DF21が動いている空母という目標に当たるのかがまだよくわかっていないという話で記事は閉じられている。

記事はここまで。


他の情報も総合するに、南シナ海の現状は、以下のようであると思われる。

・米国軍は、海南島からでる中国の核ミサイル(SLBM)を搭載した原子力潜水艦(=戦略原水)を全て追跡できる体制を整えている
・その状況の死守は、米国の安全保障にとって重要であり、米国はその地位を譲るつもりはない
・それを打破すべく、中国は南シナ海を侵略し、基地を作っている
・米国はそれを許すつもりはない


この記事が暗喩するのは、中国の本命は南シナ海というものであるが、私もそう思う(だからと言って、尖閣諸島で油断をすると侵略されるので気をつけるべきではある)。

本当の戦いは、南シナ海の海の中で行われていると私は思っているので、それがどうなっているのか、本でも読んで学んでみようと思う。

この辺でも、読んでみるか。

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