安倍税制の愚策

少し前の記事であるが、税収の記事。

概要
・税収の総額は60.4兆円
・税収総額はバブル期の1990年度に記録した60.1兆円を超えて過去最高
・17年度と比べると1.6兆円の増収
内訳
・法人税収:12.3兆円(見込み通り)
・消費税:17.7兆円(見込み0.1兆円マイナス)
・所得税:19.9兆円(見込み0.4兆円プラス)

これらを総合するとどういうことかというと、以下である。

税金は重くなっている
・その重税は、企業ではなくて、個人が払っている。特に、所得のある現役世代の負担が重くなっている
税が重くなっても消費は増えていない(所得が増えているわけではないので、消費は増えていない)

重税化をして、それを現役世代の増税で負担している構図がよく分かる。取りやすいところから税金を取っている安倍政権の構図がよく分かるのである。

消費税をあげるのであれば、所得減税をすべきだ。現役世代は、お金がなくて、少子化も進んでいるのだ。重税がなければ、教育費や子供が増えた分の居住費にお金をかけることができて、兄弟も増える。

所得のある世代が、本来、子供を増やすべきだが、現状の税制はそうはなっていない。所得が増えると、累進課税で所得税が高くなってしまうので、子供を増やすモチベーションが下がってしまう。

少子高齢化を問題にしながら、やっていることは全く逆。

安倍税制の愚策である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?