書評:Jojo's Story

電車の中で読む本として、読みました。

子供用に簡単な英単語で書かれているCambridge English ReadersをKindleで買いました。ちなみに、猪浦さんの本で、Readingは、まず最初に簡単な小説を読む事を進めています。なぜかと言うと、小説には、登場人物の台詞が入っていて、書き言葉と話し言葉が織り交ぜられているからと言う話でした。

で、amazonのKindleでいろいろあさって、見つけたうちの1冊がこれです。なんか、有名そうで、米国や英国の子どもが読んでいそうな本を探して読んでみると言うのが主旨で、次の本を選びました。

Jojo's Story Level 2 (Cambridge English Readers) [Kindle版]

『ジョジョの奇妙な冒険』という漫画がありますが(私は読んだ事が無いのですが(汗))、「その元ネタなのではないかな」と勝手に勘違いして買って読みました。

単語でわからない単語はほぼ無いし、最後に絵付きで動物の解説まで入っているので、単純に英語の本に慣れる、英語圏の有名な本を読むと言う意味では良かったと思います。

話の内容は不思議な話でした。「戦争で家族や周りの人が殺されてしまった少年が、赤十字病院等を点々として、最後ナショナリズムを煽られて、鉄砲持って、戦場に向っていってしまう」という、同情しがたい話であり、その文学的な価値は無いに等しいと私は思ってしまいました。一体、この本は有名なんでしょうか?

とはいえ、発見はありました。

・Level 2というのは簡単すぎる。少し、英語の本を読む自信が持てた
・当たり前だが、自然な英語の表現を学ぶにはいい。特に話し言葉が多い
・英語の小説を読むと言うのは、語彙を増やす意味でも、言い回しに慣れるためにもいいかもしれない
・子供用なので、すぐに読めるし、電車で読むには最適

ということで、英語の難しくない小説を電車で読んでみようと思います。まずは、英米の小学生が読むような本から読むのが良いのかなと思っております。

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