『新TOEIC(R)テスト900点 新TOEFL(R)テスト100点への王道』(杉村 太郎)

『新TOEIC(R)テスト900点 新TOEFL(R)テスト100点への王道』(杉村 太郎)
http://goo.gl/85vWDd

おすすめと言う事で、読んでみたが、気に入らない。まあ、私は、TOEIC890点から点数を上げようとしている訳で、レベルがあわないと言えよう。

この本は、TOEICの点数を上げるためだけに使うのであれば良いだろう。例えば、「会社の管理職に上がるのに、TOEICの点数が必要で、点数を上げなければならない」という試験が目的の利用には良いだろう。しかし、これで英語を学んだところで、伸びないような気がする。私にはまったく、役に立たなかった。

結局、点数を取るためのテクニックと言うものは、非常に浅い英語であって、あまり役に立たない。点数を取るだけならいいのだろうが、やっぱり、英語は言語なので、きれいに書いて、きれいに話したい。それこそ、相手が快適に聞いてくれる英語である。

私も思うが、きれいな英語と言うのがわかりやすい。相手に取って快適である。試験の点数のための英語では汚いし、本質的な英語の意味が分かっていないから、TOEIC900点から伸びないと思う。そして、実戦では使えない。所謂、ニュアンスの壁にぶちあたって、一生伸びずにさようならだと思う。

TOEFL iBTの解説だけが役に立ったが、残念ながら杉村太郎氏の方法では、TOEFL iBTの点数は伸びないのではないかと思ってしまった。私は、断然『語学で身を立てる』の方がおすすめである(この本の書評もあるので、良かったら読んでね)。

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