はたあげ日記#3
まさかの仕事が終わらず(結果21時まで事務所で準備でした…)参加できなかった第3回講義。
改めてワンマンライブをやることの大変さを身に沁みて感じました…
さて、今回のテーマは「ワークショップデザインの4要素」です!
早速スタート!!
そもそもワークショップ・ワークショップデザインって?
その人の課題解決に向けて、スタート地点からゴール地点までデザインをし、導線を作っていきます。
ワークショップをデザインするにあたって必要な4つの要素のとは・・・
ワークショップデザインの4要素
①ねらい
1番最初に考えるべきことが、『ねらい』です。
誰のための、何のための場を創るのかを定めますが、とにかく細かく具体的にしていくことが大切です。
どんな課題、悩み、気持ち、状況の人に、何を通してどうしたいのか、終了後どうなってほしいのか・・・
ゴールから逆算して置き石理論を絡めながら考えていき、しっかりとそのロジックを説明できるようにしていくことが必要です。
・2つの視点
ねらいを定めるために2つの視点があります。
目的や期待値の確認はよりするし、見かけますが、”満足度が低くなる状態”という視点はなかったと感じました。
この観点を押さえておくと、参加者とのズレを防ぐことができたり、より期待値を超えるものをつくっていくことができます。
・5つの罠
ねらいを決めていくときに陥りがちな罠についても見ていきましょう。
今までやってきたワークショップの中で、気づかないうちに嵌ってしまっていたものかもしれないと思うものもありました…
作った時の確認や、事後の振り返りの際に、チェックしてみるとどういうワーク・会議になったかを客観視できます。
ワークデザインができた後に、参加者目線でチェックし、ここに当てはまっていないか、しっかりと参加者にとって有意義なものになっているかを確認していきたいと思います。
②全体構成
ねらいが決まったら、全体の構成を考えていきます。
そのときに大切なのが『順番とつながり』。
その場にふさわしいアクティビティは何?を考えて、実践しながら引き出しを増やしていく。
体験したり、実践したりしながら、良いなと思ったものを、場面を変えて落とし込んでみることが大切です。
常に、自分のつくる場ではどう応用できるかを考えていきます!
さらに、『順番とつながり』に関して、もうひとつ。
自己内省型のワークをやる際には、”し型”をイメージすることがポイントです!
考えやすい流れを作っていくことで、より深い対話へと繋げていくことができるということで、どんどん取り入れていこうと思います。
また、ここに、どう置き石理論を絡めていくか、問いの立て方を含めて考えていきたいです!
③世界観
・グランドルール
グランドルールとは、「場を創るあめに参加者が守るべき」ことをいいます。
創りたい場の雰囲気を阻害するものをなくすことが大切です。そのために、してほしいことと、してほしくないことを整理してルールメイキングしていきます。
ルールを設定する上で2つの方法があります。
キーポイント!
自己開示をする場においては、
“評価しない、ただ受け入れること”が大切です。
自己開示することは勇気がいることですよね。
話したことに対して、何かしらの反応があることや拍手・歓声があることなど、必要以上の反応は、かえってプレッシャーもなり、安心して話せなくなります。
そこには共感も何もいらない。ただ、話してくれたことにありがとうという気持ちがあるだけ。それだけで十分です。
・設定
リアルな体験を提供することによって、学びや気づきを実感しやすくなります。
それを提供するために、人・空間・物・活動に何らかの設定を与えて、世界観を補強していくことがポイントです!
たとえば、振り返りのワークをする際に、スタートの時は部屋の左端に、達成した時に部屋の右端にいくようにして、体感を持たせるなどなど。
その空間を使った場面設定をすることもできます。
このように設定をするときの要素が4つあります。
身体や五感を使うことによって、思考や感情を刺激し、より気づきや学びを得られたり、深められたりすることができます。
どんな仕掛けをつくると、参加者の得られるものが多くなるか、質が高まるか。
ワークデザインする中で、いろいろと考えていきたいと思います。
④空間
空間を考える時に大切な視点は、「雰囲気」です。
なぜなら、人は場の雰囲気に合わせて自分を変える生き物だからです。
つまり、ファシリテーターは、参加者に出してほしい側面を考えて空間を設計することが必要です。
・三要素
空間を設計していくための3つの要素があります。場の雰囲気づくりをする際に、考えるべきポイントです!
明るさは活発にさせ、外向きに。
逆に暗さは心を落ち着かせ、内向きに。
間接照明やろうそくなどのほどよい暗さと柔らかい光は、自己内省や自己開示に向いています。
炎のゆらめきは、リラックス効果と自己開示の効果を持つと言われています。
また、音楽や声のトーンは、場の雰囲気に合わせて、参加者の感情や外部環境をつくっていくために大切です。
アイスブレイク、感想シェア、休憩時間…
つくろうとしている場にとって、どんな音楽が適しているのか、明るい声と落ち着いた声どちらが、参加者にとってその場のテーマについて話しやすいか。
ひとつひとつ丁寧に設計していきたいと思います。
ペア実践に向けて
いよいよ次回は、ペア実践です!
ワーク内容3番目、「悩みや将来の夢を語るワーク」で作っていきます。
ここまでの3回のインプットを活かして、ワークをデザインしていきたいと思います!
次回もお楽しみに♪
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