奈良遠征記【ルヴァン杯2024】

こんにちは
先日投稿した札幌遠征に続いて今回も2か月前の遠征です。

前回はこちら

サンフレッチェ広島公式Xより

ルヴァン杯 2回戦 奈良クラブ戦

今年からレギュレーションの変更でJ2,J3のチームも参加する大会になり、見事Jリーグ参入したばっかりのチームと当たったので行ってきました。

試合日4/24

近鉄奈良駅を降りるとそこはもう観光地
外国人とお金を持ってそうな観光客らしきご老人ばかりで、奈良に住んでいるであろう人がほぼいない

確実に奈良に住んでいて最初に見つけたのはシカでした
おじゃまします

ホテルに荷物を預け最初に向かったのは春日大社

世界遺産 春日大社の参拝口

神の使いと言われている鹿
鏡を背中に背負ってるのと装飾もすごい
というか鏡を偶像化するのはあまり見たことがないし、本殿でも外からでは見れないようになっているところが多いのに珍しいなと思いました。

昼でも綺麗に見えるように暗室で灯された灯籠
紅葉と鹿の模様が入った灯籠

ということで参拝終わり

パンプレットの画角で

続いて国宝殿
こちらは展示品は少ないけど
よく見るでっけえ太鼓のレプリカを見ることができました
写真じゃ伝わらないデカさ

鼉太鼓

建物としてはすごい好き

パンプレットの画角で

続いて萬葉植物園

ほぼ隣にあるので移動も楽でした

ちょうど藤が満開のタイミングで最高!!
小学校の頃、藤棚で遊んだ思い出がよみがえりました

いわゆる藤色以外にも様々な品種、色があり楽しかったです
クレカも対応しててワンコインで入れるのでオススメです。
奈良は植物園以外にもいたるところで藤が見れるのは羨ましい

試合前最後は奈良国立博物館の空海展

入口で

ほとんどの展示品は撮影禁止なので写真はありませんが教科書で見たことのあるものがたくさん出てきて楽しかったです。

常設展も含めてかなりの所蔵品があり、めっちゃ歩きました
さすが世界遺産の街の博物館ですね

その足でロートフィールド奈良へ
去年までナイター照明がなく夏でも黒いユニフォームで昼間に試合をやっていたスタジアム
初のナイター試合がこのルヴァンカップのようです

近鉄奈良駅からは余裕で歩ける距離
途中にドラスト、スタ事務閼横にはスタバもあるので快適です
池もあったりして環境的には完璧

立地としては全国のスタジアムの中ではトップクラスではないでしょうか。道路が一車線でみんな同じ方向に向かうところが唯一くらいの難点でしょうか。

奈良のWAとスコアボードと時計

とはいえまだヴィジョンのない陸上競技場
スコアボードと時計はホームゴール裏のバクスタ側にありました
プールにおいてるサイズだけど全く見えません

選手ラインナップ

選手ボードも紙をペタペタ貼ってました
怪我人も多く普段とそんなに変わらないメンバー

結果は6-0で勝ち
越道の突破が効き、初対戦の相手にも完勝でした

次の日4/25

2日目は飛鳥の方へ

かめバス 明日香周遊パス

橿原神宮前駅東口から出ているバスに乗っていきます

あたかもバスがおすすめルートのように書いてますが
まちがいなくレンタサイクルがオススメです!!

修学旅行生か遠足かはわからないけど中学生は自転車に乗ってました。

最初は飛鳥資料館
史跡に行く前に少しお勉強

奈良文化財研究所 飛鳥資料館

入館200円(大学生)と安いのに網羅的に飛鳥時代を中心としたこの歴史と背景について知れるので、最初にここを訪れて正解でした。

飛鳥寺 飛鳥大仏

資料館から歩いて飛鳥寺へ
ここも有名な観光地ですが思ったより敷地が狭かった
昔はめちゃくちゃでかかったという話をしていました

「大仏が正面じゃなくてちょっと右の方見てるけど意味があるの?」と質問をしたところ聖徳太子の生まれたところを見ているらしくお寺の人に褒められました。
土地の形とか伽藍配置が変わっても大仏の角度とか配置は考えられてるのは面白いです。

蘇我入鹿の首塚

真横には蘇我入鹿の首塚が

ぱっと見、田舎あるあるのポツンとあるお墓のようですが
歴史の重要人物の首塚でした

次の史跡までバスに乗ろうとするも次の便が1時間後で歩くことを決意
自分がレンタサイクルをオススメするのはこれが理由
周遊パスを買いましたが結局橿原神宮前駅から飛鳥までしか乗りませんでした。

石舞台までの道のりにあったやつ

亀形石造物
酒船石

占いなどの祭祀に使用されたとの説があるらしいですが、いまだに何目的でつくられたものかはわかってないみたいです。

ここの解説をちょうどブラタモリでやってました。

岡寺までの激坂

さらに歩みを進めたところにお寺があるらしいということで目指すと待っていたのはとんでもない坂でした。
行こうと思った自分を憎みながらもやり切りたい人間なので

上から見る岡寺

やり切りました

蛙がいたりたくさん花が咲いてたり
上がった心拍数を落ち着かせてくれる場所でした。

登った坂を下り続いて石舞台古墳

石舞台古墳の石室

いや~何度も写真で見た古墳は興奮しますね
実際にはこれは石室で
埋葬当時は他の古墳と同様に埋められていたようですが、盛り土が流出したかなにかでこのような形になったそうです。

ただそれでも神秘的

さすがにバスに乗ろうとしたところ次は1時間後
時間の管理ができてなさすぎる

ということで歩きます。

まあ歩いたほうがその町についてよく知れるので悪いことばかりではありません
汗はかくし、疲れますけど

聖徳皇太子御誕生所

ちょうど歩いていた道に聖徳太子の生まれた場所の石碑が立っていました。

写真の奥にさらに歩くと橘寺があります。
生まれた場所がそのお寺だそうです。

色々歩いて高松塚古墳
綺麗な2段式の円墳ですが、これは石室が有名な古墳です。
キトラ古墳と合わせて石室の壁面に四神が描かれています

高松塚古墳

四神とは青龍、朱雀、玄武、白虎
これらが中国の神話で各方角を司る霊獣とされています。

ちょうど飛鳥資料館でも高松塚古墳壁画展をやっていました。
これについてはレプリカの撮影はOKでしたが、(レプリカでも)生で見る価値のあるものだと思うので写真は載せません。
探せばすぐ出てくると思うので気になる方は検索してみてください。

高松塚古墳付近の案内

時間の都合をみて、行くかどうか考えようと思っていたキトラ古墳
時間あるし1.6kmだから行くか~と軽く決断(もちろん徒歩)

高松塚古墳→キトラ古墳

まっすぐ

まっすぐ進みます
前を見ても後ろを見ても誰もいません
たまに車が通りすぎるだけ

何度も自転車がオススメと言っていますが
キトラ古墳に関わらず一般の観光客は車でめぐっているようです。

明日香町の方は奈良市街と大きく違い外国人が全くいません

分かりやすい観光地はやっぱりシカと大仏ですね

キトラ古墳

こちらも高松塚古墳と同様2段の円墳のようですが大部分が埋まっています。

とても地味

キトラ古墳壁画体験館

というわけで紹介施設がありました。

近年発見されたキトラ古墳
発見から保存しながら発掘などそのプロセスを事細かく解説しています。

たしか入場無料だったので行く価値は十分にあります。

とりあえず観光はここまでで飛鳥駅へ

飛鳥駅

意外と立派だしICカード使えました。

干し柿

近くの道の駅で半額になってた干し柿がめちゃくちゃおいしくてびっくりしました。

干されてるのにジューシーで身がつまっていて甘みが強い
干し柿はおばあちゃんや母親がよく作ってくれていたので、それなりに食べ慣れてはいるんですが販売されるレベルのものは格が違いました。

調べてみると奈良県はハウス栽培の柿の出荷量が日本一らしいです
知らなかった

余った予算で自分へのお土産に古代米を買いました。

古代三食米

古代米をお土産に買う男子大学生はどこを探してもいませんが、この古代米で普段節約している食費分栄養が賄えるというわけです。
普段食べるものも遠征先で買えば安く見えます。

ここで奈良遠征は終了
東大寺、法隆寺、唐招提寺といった主要観光地は小さいころに訪れたことがあるのでメインどころは今回の遠征で行けたかなと思います。

また今度来れる機会があれば橿原神宮や平城京、吉野・熊野の方に足を伸ばしてみたいですね

ということでここまで読んでくださりありがとうございました。

まだまだ書いていない遠征がたまっているので更新を続けたいと思います。札幌は苦しい状況が続いてるけど来年も遠征できるように頑張って!!!

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