今日はネズミを焼きました。


こんばんは。

可愛がっていたハムスターが今日、
骨になりました。

巾着の中に骨を入れて
巾着を骨壷に入れて
すっかり片付いてレイアウトの変わった
ケージに、おさめました。


わたしは。

ハムスターではなく人間なので
ハムスターの気持ちはわからないけれど、

出版社から出ている飼育本も2冊なんども読んで
ネット情報も検索しまくって
ハムスターを診てくれる病院も何軒か確保して

わたしなりにハムスターのためにって
がんばったつもりです。

適したペレットと水だけで育てられれば
きっともっと長生きできたこと。

もっと上手に爪切りできれば
ハムスターにかかる負担が少なかったこと。

自分のお金だけで
ハムスター本人も飼育環境も餌も病院代も
病院に連れて行くタクシー代も
ホームセンターへの交通費も
そして今日、骨にする焼き代も
なんとかすべてまかなえました。


自分の部屋に居てもらって、
だけど
母にも姉にも可愛がってもらったハムスター。

遊びに来てくれた祖父にも
顔を見せることができたハムスター。

ペットは法律上は
飼い主の所有物、
傷つけられても、器物損壊にしかならない。

器物。その扱いは嫌だなって思う。

だけど、ペットを家族って表現するのにも
違和感がある。

家族、と言う言葉に、わたしは、
役割を押し付けるような意味合いを
どうしても感じてしまうから。

わたしの感じ方がそうだというだけで、
ほかの誰かの感じ方にまで
ケチをつけようなんて思っていません。


わたしは、

ハムスターはハムスターだし、
人間は人間だと思う。

人間はハムスターより大きくて

ハムスターの価値を表すのに
お金を使って

命に値段をつけて

親元から引き離して
わたしのもとにさらってきたのだから

それはわたしのエゴなのだから

誠心誠意、尽くさなければならない。

と、いう気持ち。


ハムスターを
わたしの思い通りにするのではなく

ハムスターにとって居心地の良いように
したくて

わたしなりにそうしました。

なのでハムスターがいつ亡くなっても
それは
わたしの責任とハムスターの運命なのだと
受け入れることはできます。

でもできれば

できれば

1歳9ヶ月で亡くなった白いハムスター 、

ハムスターが2歳になって

3歳になって

もしかしたら4歳や5歳になるところを

見たかったな、って。思います。



ほんとうは
わたしの誕生日で
更新を終わるつもりで

完全にSNSを辞められたつもりでいたけど

やっぱりまだ
もう少し更新するかもしれません。

おやすみなさい。

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