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脳みそと手首の関係

ネットの海で私の足を止めた「ON」の正確な歌詞を知るべく、CDショップにて初めて現物のアルバムを手に取りました。
「MAP OF SOUL:7」の確か3だったと思います。

第一印象は「でっかい」
その次に「なにこれ」

なにこれ、で見たものはまさしく「花様年華 THE NOTES」でした。

どうやら大きな物語があるぞ、その一部は漫画と小説になっているぞ、小説のタイトルは「花様年華 THE NOTES」だぞ。
これが私の持っていた知識です。

噂で聞いたあの物語の一部がここにあるのか?
何も知らないので(まず買う商品の内容物を見ていない時点で自業自得)慌ててサイトを探り、どうやら4タイプ全てに違う小冊子が入っていることを理解します。

彼らの神聖なる物語の、ある意味完結ともとれる場所から足を踏み入れてしまった私は、振り返って一旦絶望を見ました。

振り返った先にあったのは、「花様年華」「WINGS」「LOVE YOURSELF」「MAP OF SOUL」と、その前の所謂「スクールシリーズ」。

過去の全ての作品に見えない糸が繋がっていました。
脈々と伸びるそれは全ての作品を余すところなくひと繋ぎにし、その向こう側は見えないほどに遠く、こちら側の一端は私の手の中にありました。
時折行ったり来たりするその糸を少し手繰ってみるだけで、音と文字と映像によって混濁する物語に引きずり込まれます。

「ON」は一つの結末だと思っています。
そしてこの全ての物語は「もしかしたら」の数だけ分岐する特別なものです。時に希望を、時に深淵を、時に午後の優しい光を、時に明け方四時の悪夢を思い出させてくれる大作です。

ここまで来て、後戻りできるはずもなく。
絶望しながら希望に向かって歩みを進めることにしてみました。

手始めに「MAPOFSOUL:7」を全部購入(アホ)し、事前に卒論発表並みの布教活動にて沼に落としていた友人と手分けして「MAPOFSOUL:Persona」「LOVE YOURSELF 承」「LOVE YOURSELF 轉」「LOVE YOURSELF 結」を全て購入(この子も多分アホ)。
冊子が入っているアルバムは恐らくこれが全てです。

ウキウキの私の前には1冊につき14ページの韓国語で綴られた小冊子が20冊。
さらにアホの友人(そろそろ失礼)によって召喚(メルカリ)された小説版2冊。
これらが揃うまでに要した期間は10日かそこらでした。やっぱアホ。

Q:韓国語出来るの?
A:できないよ
Q:どうやって読むの?
A:今から勉強すればいいよね

こうして「THE NOTES」を一ページずつ書き写し、ネットの知識を総動員しながら翻訳する作業が始まりました。
勉強は脳みそを若返らせます。そろそろ素晴らしく健康になる予定です。
なお、翻訳作業は半分くらいが終わっています。戦いは現在進行形。

名前の由来をお教えすると前回書きましたね。
こちらの世界では、私の名前は「けんしょ」です。
腱鞘炎のけんしょと覚えてください。


一旦この冗長な文章を終わります。
次回は何らかの苦しみから文章が生まれるかもしれません。

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