推しを決めてから推しを好きになる

↓沼落ちまでの約20日間

そんなわけで、Snow Manが好きになり応援したくなった私はFC入会の手続きを始めたのだが、最初の壁にぶつかる。
「好きなアーティスト」欄。
つまり、推しを1人決めなければ登録が完了しない。
YouTubeを半分ほど履修した私はすっかり箱推しになっていた。
「この人が好き」ではなくて「9人でひとまとまりのSnow Man」が好きになったから。
パフォーマンスもバラエティも団体芸。だれか1人欠けても今のSnow Manにはならなかっただろう、この9人の雰囲気が好きで。
誰か1人決めろ、だなんて。

でも運営がそう言うのなら仕方がない。
一番最初に覚えた人に決めよう。

Snow Manで最初に覚えた人。
Paraviの「それスノ」、いわあべパンチームを見ていたら忘れかけた記憶が蘇る。
「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」
最終問題は星座。チェック柄のジャケットを着た爽やかなジャニーズアイドル。気象予報士。

私リアタイしてたじゃん!!
あの子が、阿部ちゃんか!!!!!
はい決まった、阿部ちゃん今日から君が私の推しだ。

それから「この人は推しだからちゃんと見よう」と阿部ちゃんを注意して見るようになった。
推しを決めてから推しが好きになる、って順番おかしいけど、知れば知るほど魅力的。

以下、好きなところ。
・戦略的なところ
ジャニーズ内だけでもライバルは山ほどいて、デビューすれば全エンタメ業がライバルになる。その中で自分は何者になれるのか?そういうことを考えて、ただ「賢い」だけではない箔をつけることを重視して勉強してきたように見える。
大学院進学、気象予報士資格、その他検定試験への挑戦。クイズ番組出演時に名前の横に載せてもらえるような肩書きが欲しいということもあっただろう。ライブのMCやYouTubeでもネタになり(阿部ちゃん先生)、狙い通り「気象予報士チーム」の一員としてクイズ番組に呼ばれることも。
アイドルは裏を見せないのが美徳かもしれないけど、戦略的なところを隠そうとしないのは私には好印象でした。(メイキング大好き、裏側知りたい派)

・「かわいいは作れる!」を体現するところ
衣装におリボンつけられがち、衣装でレディース着がち、小首をかしげて上目遣いしたり、ドレスを翻すお嬢様のようなターン。
でも本当の、素の阿部ちゃんはかなり男子だと思う。椅子に座る時に普通に足広げてるし、地声低いし、咄嗟に出る言葉がちょっと荒かったり(参考:Jr.チャンネルうちわ作りhttps://youtu.be/u9UqsJ3uzU4)
なので、ファンから「かわいい」だとか「姫」とか言われている「表の」阿部ちゃんはある意味「作られた」阿部ちゃんだと思う。
私は表の阿部ちゃんを「阿部ちゃんのガラスの仮面」と呼んでいる。
ただのぶりっ子ではない。カメラを向けられている時、お客様の前に出ている時は常に求められた完璧な姿でいたいという気合いを感じて大好き。
アイドル的かわいさに沼るルートと、その「ガラスの仮面」がたまに外されたのを見てギャップにときめいて沼るルート、両方用意されていて隙がない。
プロ意識の高さに感心する。

・貪欲なところ
グループに欠かせない人であることに間違いはないが、センターではなく、メインボーカルでもない。歌割りは限られている…ということは、カメラに抜かれる時間も限られている。
阿部ちゃんは少ないチャンスを絶対に逃さない。1秒に満たない時間でも確実にカメラアピールしてくる。目線を送るだけでなく、ひと工夫されたポーズもつけて。
確実に爪跡残してくる、この職人気質が好き。


基本は箱推しなのは変わらない。1人に絞れと言われるとまだ苦しさはある。
でも、一目惚れだけが推しではないと言わせてほしい。時間をかけてじわじわハマるのもアリ。

そして、コンサートの阿部ちゃんを目の当たりにするとまた印象が変わってくるのだけど、それはまた別のお話。


【今後書きたいテーマ】
・「めめあべ」の良さ
・初めて生でジャニーズを見た
・人には人の推し活動



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