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敗北を知りたい:さなのばくたん。2024-現地レポ-
皆さんお勤めご苦労様です。ぱとぅるじゃんと申します。この度は「さなのばくたん。」に初めて参加してとても楽しかったので思い出に雑記を残そうと思います。既に多くの方が感想を述べられているので多分同じようなことは誰かが言ってると思います。初めてのnoteだし、文章も書き慣れていないので色々とお見苦しいところもあると思いますがご容赦ください。
※本記事にはネタバレを含みます!気になる人は今すぐ現地へ急げ!!
概要
ことの発端は3月下旬、ばくたんコラボも終盤にさしかかったラチッタデッラにて事件は起こりました。
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そう、私はあろうことか名取さなに敗北を喫したのである。
無様に負けることなどあってはならない。しっかりと原因究明をし、再発防止に努めなくては。
故に本稿では「ばくたん。」における敗北に関する事例を整理し、「敗北とは何か」「なぜ負けたのか」を反省する上での史料を提供することを主目的とする。
なお紙幅の都合上、「王国からの招待状」本編については割愛させていただく(暇なら書くかも)。そのため本稿ではラチッタデッラでのコラボを主たるスコープとして記述する。
Case1:ばくたんレストラン
まず取り上げるのは「ばくたんレストラン」だ。今回は「Amici」さん、「Lanapia」さん、「白熊堂」さん、「食炒音」さんが食べ歩きスタンプラリーでコラボしてくださった。私はそもそも現地に行くのも初めてだったので戦々恐々としていたが、各店舗とも手慣れた接客だったので非常に安心して喫食できた。
それでは、どのように敗北したのか順に見ていこう。
1-1:Amiciさん
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敗因:エビがプリプリ過ぎた
既に周知の事実であるが、本格イタリアンの味わいでとても美味しい。ボリュームも申し分なく、一皿食べ終えれば大の大人でも満腹だろう。パスタもピザも具材がゴロゴロしており食感でも楽しませてくれる。ジューシーなナスやホクホクのジャガイモは人類の夢の一つであり、コラボメニューを食べにきたと思ったら夢が叶っていた状態である(何を言ってるかわからねーと思うが)
客観的に判断して、ここは負けを認めざるを得ないだろう。
1-2:Lanapiaさん
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敗因:エビがプリプリ過ぎた(二回目)
もうね、ボーリュームがおかしい(褒め言葉)
個人差はあれど高確率でフードファイトが発生する。もちろん味も一級品。
特徴的なのは付け合わせのポテトである。正直、今まで食べてきたポテトの中でもトップクラスの美味しさを誇っている。揚げ方が絶妙でカリカリサクサクな食感が堪らない。
パンケーキは見た目のインパクトに目が行きがちだが、実際に食べてみるとアイスやクリームとの相性が抜群で案外食べやすい。ヘビーな見た目の割に諄さが無いので最後まで美味しく完食できる。
大満足で舌鼓を打ってしまったため、ここでも名取氏側に軍配が上がった。
1-3:白熊堂さん
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敗因:エビが(ry
定番メニューとしてお馴染みとされているアヘエビかき氷を初めて食べた。こういった高級かき氷自体あまり食べたことがなかったので口に入れた瞬間、その口溶けの良さに感動した。風味の良いシロップも満遍なくかけられており完全にスイーツとして大満足の仕上がり。正直、かき氷というと氷にシロップをかけただけの質素な食べ物という認識だったが、今回の体験でその認識は改められた。
しかも食べ進めていくと氷の中からオレンジが出現する。崩壊するエビの脳内から宝石のようなフルーツが露わになる光景に筆者は諸行無常の趣を感じ取った。
もちろん、ここも私の完敗である。
1-4:食炒音さん
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敗因:パンがもちもち過ぎた
店内飲食ではなくテイクアウトだったため、自宅での撮影となってしまいお見苦しいがそこはご容赦いただきたい。
まず二色で展開されたオモチのオトモだが、どちらもパンとの相性抜群である。
イチゴ味は原材料を見てもイチゴと砂糖のみというシンプルイズベストを突き詰めた味わいで、ガツンとストレートな旨みを堪能できる。ややソースに近い粘度のため牛乳と組み合わせても間違いない味が約束されるだろう。
小倉バターは名古屋の喫茶メニューとして有名だが、それを自宅にいながら簡単に味わうことができるのだ。そう、キョンシーブラックならね。コク深い甘味であるためコーヒーや紅茶とともにいただけば、たちまち優雅なひとときが約束される。
Omochiのもちもち感を噛み締めてしまったため私の負けである。
Case2:HILL VALLEYさん
次に取り上げるのはポップコーン専門店「ヒルバレー」さんだ。こちらもコラボの歴史は長いらしく、既にせんせえ方の中ではファンも多いらしい。
ここでは限定ショッパー付きのバーレルセットとポップコーンボウルを購入することができた。本稿執筆時点では既に完売していることからもその人気の高さを窺い知ることが出来る。
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敗因:ポップコーンがウマウマ過ぎた
大前提としてこれまで筆者はポップコーンがあまり好きではなかった。理由としては味付けにムラがあったり、食感がシナシナになってしまっていることが多かったからだ。
しかしヒルバレーさんのポップコーンはそうした先入観を覆すものだった。
実際に口にした諸兄は体験したと思われるが、一粒一粒がしっかりコーティングされており味わいが濃厚。雑に放り込むのではなく一口一口噛み締めてゆっくりいただくのが似合うポップコーンである。そして丁寧なコーティングの故なのか最後までカリカリとした食感を楽しめる。たかがポップコーンと侮っていた自分が恥ずかしい。名取のおかげで本物のポップコーンを知ることができた。ありがとう。
開封したと思ったら翌日には食べ尽くしていたため私の負けと判断した。
Case3:SANA NO BAKUTAN. MUSEUM
最後に取り上げるのはELOISE's Cafeさんにて展示された「SANA NO BAKUTAN. MUSEUM」である。そして、冒頭で紹介した事件が発生した現場でもある。
画像が多くなってしまうがご勘弁いただきたい。
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敗因:Beyond Description…
とりあえず一つだけ言わせてほしい。ブレンドコーヒーが美味しかった。あと割と量も多い。館内では飲み物を片手に展示を見ることになるが、細部までじっくり観察したとしてもお供の飲み物が尽きることはないだろう。ELOISE's Cafeさんのドリンクを楽しめるので満足度が高い。
ミュージアム内の展示は筆舌に尽くしがたいため多くを語ることはしない。敢えて言葉にせずあの空間で体験したことを反芻し続けていきたい。
展示物の配置はもちろん、BGM代わりの映像上映(館内ではハロー・マイ・バースデイの歌唱パートが放映されていた)など細部に至るまでこだわったと思われる空間演出は正に圧巻だった。フィギュアやヌォンタートをはじめ、これに関わった全ての人に最大限の賛辞を送ります。本当にありがとうございます!
もはや勝ち負けを語ることすら烏滸がましいということに気付かされた。私は勝負の土俵に上がれてすらいなかったのである。
整理と考察
Case1~Case3にかけて実際に現地参戦した事例を紹介した。集計してみると全ての事例において敗北が確認された。脅威の敗北率100%である。
これが意味するのは「まじでめーちゃくちゃ楽しかった!最高!!」と言うことである。年甲斐もなくはしゃいでしまったのだから冒頭の敗北も必然と言えよう。
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参加して気づいた「名取さな」の魅力
さて、今回の敗北を振り返ってみるとある共通点が浮かび上がる。それは「名取を抜きにした純粋な商品の魅力で殴られた」ということである。上記の敗因たちは「名取さな」というコンテンツ要素を排除したとしても成り立つものばかりだ。つまり私は「コラボ商品だから」という色眼鏡で見て満足した訳ではなく、実際に味わって体験して自分の五感に問いかけて満足したのである。
個人的な感想ではあるが名取のコラボに対する真摯さには非常に好感を抱く。
極端な話、年一回のイベントともなればもっと強気な価格設定でも皆買うだろうし、提供する商品が多少粗悪であったとしても「まあコラボだし…」と許容されるだろう。
しかし彼女はコラボ展開においてそのような妥協を許さない。現地に来たせんせえを徹底的に楽しませて満足させようと画策しているのである。「名取さな」はいい意味で撒き餌の役割を果たしていて、ホイホイと吸い寄せられた我々はまんまとコラボ先の魅力を知って一本釣りされてしまう。正に隙を生じぬ二段構えである。
(類似の事例としては那須どうぶつ王国とのコラボが記憶に新しいのではないか)
このような誠実さこそが彼女の魅力の一つであり、私を含めた多くの人に愛される所以だろう。何はともあれ現地参戦できて良かった。最高の思い出ができた。
最後に
長々と駄文失礼いたしました。あまり整理できないまま脊髄で書き散らしてしまったため読みにくい部分や誤字脱字があるかもしれません。ご容赦ください。
また人生経験も推し活の経験も浅い若輩者ですので認識の齟齬や理解不足など至らぬ点も多いかと思います。あくまでも一個人の妄言として受け止めていただければと思います。
以上です。ここまで読んでくださりありがとうございました。皆さんのご健勝をお祈りいたします。
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