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【エリア予選名古屋ベスト32】海軍型青黒サカズキの構築論とプレイングについて

どうもさんさいです。

今回は現在かなり流行している、大型少なめの海軍型青黒サカズキについて書こうと思います。

エリア予選に向けて環境デッキで練習する中で、海軍型の青黒サカズキが強く、構築やプレイングの細かい部分がかなり面白いなと感じていて、珍しくかなり練習しています。

せっかくならnoteでも書こうかなと思いましたが、私のエリア予選が終わる頃には6弾環境になってしまいます。
ですので今回はエリア予選前に公開し無料部分も少なめで少し高めの有料noteとさせていただきます。

特に大会の実績も無いのと既に詳しい方からすれば当たり前のことしか書いていないかもしれませんが、もし気になる方が居れば購入いただけると嬉しいです。

※本noteは青黒サカズキ使用者向けのnoteであり、青黒サカズキの対策は記載しておりませんのでご了承ください。

・11/19追記
サカズキを使用して8-1の27位で決勝大会へ進出することが出来ました。

大会中で気づいたことを少し追記して更新しようと思います。
5弾環境は後少しですが、エリア予選広島やフラッグシップに出場予定の方はもし良ければ見ていただけると嬉しいです。

採用される可能性のあるカードについて

ここからは採用されうるカードについて、見たことがある採用枚数と私の感じていることを書いていきます。

※カードの評価については初期の執筆時のものをそのまま残してあり評価が変わったカードについては追記部分に記載しています。

ほとんどの人が4枚採用しているほぼ4枚確定のカードについては特に書くことが無いと思うので下記に纏めて記載しておきます。

・1つる
・ブランニュー(海軍型であれば)
・2000カウンターたしぎ
・4コス下げるヒナ
・4レベッカ
・4ルッチ
・犬噛紅蓮
・大噴火

マンシェリー

採用枚数:0~4

リソース回収カードであり、終盤に2ドンで欲しいカードを拾えるのは魅力的です。
ミラー等で多用する※レベッカヒナルッチが8ドンなので、10ドンあるターンに2ドンでマンシェリー登場+効果で足りないカードを回収し、レベッカヒナルッチに繋げることが出来ます。

序盤から相手盤面を除去する展開が基本なので、終盤のリソース切れを重く見るなら採用枚数は増えると思います。

私はミラーが増えるならマンシェリーも増やしたほうが良いのではと最初は思いました。

しかし、終盤のリソース切れはそもそも序盤から回った前提の話であり、序盤に盤面の処理漏れを起こしてしまうと、マンシェリーでリソースが回収できるタイミングでは手遅れになることも多いと思っているため、現在は枚数を減らし他の除去カードに枠を譲っています。

レベッカヒナルッチ(4ドンでレベッカ登場、効果でヒナorルッチorその他カードをトラッシュから回収しヒナをレストで登場させコストを4下げる、4ドンでルッチを登場させキャラを2体までKO)

氷河時代

採用枚数:0~4

海軍型が流行り始めて急激に評価の上がったカードです。

このデッキの中で単体で1番大きくコストを下げられるカードでありながら、1コストという破格の性能です。

このカードが4枚採用されている構築はあまり見ませんが、私は4枚採用をオススメします。

紫ルフィや緑ウタなど、このカードが必要になる場面が多い対面があるためです。

1枚だけ使用出来れば良い展開だとして、採用枚数を減らしていたが故に引けず負けてしまうよりも、被ってでも引けたほうが私は良いと思っています。

被ってカウンター値が少なくて負けると思う方も居るかと思いますが、元々カウンター値の少ないこのデッキにおいて、カウンター値は終盤貯めて守るものでは無く、適切な場面で使って守るためのものです。

また、このカードがミラーにおいて大きな勝ち筋を生み出せるカードであると考えています。
これについてはミラーのプレイングの部分に記載します。

4クザン

採用枚数:3~4

打点、登場時効果、アタック時効果どれを取っても強いカードです。

主に後攻2ターン目で置きたいことが多く、KO効果等で処理されなければ、以降はアタック時効果+犬噛紅蓮の後に、もう1体クザンを登場させるなんてことも出来ます。

現在の紫ルフィではクザンをKOしつつ、次のターンに10ドンの動きが出来るパウリーが多く採用されて居ますが、パウリーを警戒してクザンを出さないという選択はする必要がありません。

登場時効果のおかげで手札は減っていないので、KOされたことによる損失は、4コストを下げるためのカードが無くなっただけです。

クザンを出さなかった場合でも手札の枚数は変わらず、相手のキャラを処理するためのカードは必要であるため、クザンを出してKOされない場合のメリットがあまりにも大きすぎます。

カタクリなどの多面展開出来ない相手に対しては7マムの後の8ドンor9ドンターンに氷河時代+犬噛紅蓮で7マムを処理した後にクザンを置くことで次の大型に対してコストダウンを予め構えることが出来ます。

海軍本部

採用枚数:0~3

手札からの登場でつるやたしぎと同様にコスト-2しつつ、発動以降も毎ターンコスト-1が出来ます。

置いておくことでリーダーのアタック前にコストを下げ犬噛紅蓮を使用したり、ウタの多面展開に対して1コスト下げられることでよりコストの高いキャラを処理出来ることがあります。

またこのカードが既にある状態だと、氷河時代の部分で記載したミラーでの強い展開を大噴火でも可能になります。

不要であればリーダー効果で捨てられるため、このような都合の良いカードは入れたいのですが、如何せんデッキの枠がカツカツなので私は現状採用していません。

サボ

採用枚数:0~3

6000ブロッカーで効果もとても強いです。
終盤では相手の盤面除去が間に合わない手札になる場合もありますが、レベッカでサボをトラッシュから回収して出したり、レベッカでヒナ登場後サボを登場させたりすることで、ブロッカーを多面展開し盤面除去を諦めてライフを詰め切るプランを取ることもあります。

また、サボを先に登場させ手札入れ替え効果を活用し氷河時代や犬噛紅蓮など足りないカード探しに行ってからプレイの方針を定めることもあります。

特徴が海軍ではないことと、ゲームに絶対に絡まないといけないカードでは無いため枚数は少なめでも良いと思います。

4ボルサリーノ

採用枚数:2~4

攻めにも守りにも使える無難に強いカード

コストダウンにも除去にも関与しないカードではあるので採用枚数は難しいところだと思います。

7ボルサリーノ

採用枚数:0~4

特徴が海軍であり、デッキ下への除去かつ打点もある。
ドン加速をする紫,赤紫ルフィに対しては少し遅い部分もあり、手札によってはレベッカを出したいタイミングとも被るため、他の除去カードの枚数次第では少なめでも良いと思います。

3うるティ

採用枚数:0,3,4

盤面に置いておくことでコストダウンと合わせてキャラを除去することができるカード
序盤では相手視点放置することも出来ないので、相手のアタックを受ける役割も担える。

相手がキャラを出してこない展開で後続のうるティなどの除去が豊富であれば、自分のブランニューを手札に戻すことも頭に入れておくと、選択肢が広がります。

3コビー

採用枚数:0~2

レベッカから登場することが出来る除去カード
単体除去ではあるもののこのデッキの多くの除去がコスト2以下であるため、コストダウンが1少なくすむ点は他のカードと差別することが出来ます。

ただ手札1枚捨てなければいけないのが少し重く、対象コストの範囲についてもそこまで困る場面は少ないため、強い場面はありそうなもののKOする効果はルッチだけで充分かなと思います。

三·千·世·界

採用枚数0~4

範囲の広い除去カード
除去としては強力ではあるが、使用コストが少し重くキャラを展開しづらいため採用している人は少ない印象です。

青ヒナ

採用枚数:0,3,4

サカズキが流行り始めた頃は採用されていませんでしたが、11月初週あたりで青ヒナを採用したサカズキが大型非公認大会で結果を出しています。

特徴海軍かつ手札枚数の制限はあるものの、クザンと同様のドロー効果、そしてカウンターも1000ありパワーも4000です。

ドロー効果によりルッチなどの重要なパーツを引き込みやすくなりますが、除去カードを減らし青ヒナを採用すると、デッキ50枚に対しての除去カードの枚数の割合が減ってしまうため採用するかどうかは難しい印象です。

バルトロメオ

採用枚数:0~2

2000カウンターの傘増し枠かなと思います。

個人的にはつるとたしぎの8枚でも立ち回りでどうにかなると考えているため不要かなと思っています。

ただ、2000で守りたい場面でつるかたしぎを引けてないことも少なからずあるため、そこの事故軽減にはなるかなと思います。

こちらも青ヒナと同様に好みだと思うので使ってみて好きなほうを採用するのがいいと思います。

構築について

構築のサンプルを載せておきますが、4枚ではないカードについてはかなり流動的かつ好みによると思います。

個人的に青黒サカズキの構築については正解が無いと思っているからです。

ルッチやレベッカなど核になるカードは4枚であるものの、それ以外のカードは状況次第で必要にも不要にもなり得るからです。

リーダーの手札入れ替え効果によってある程度の手札の質が担保されており、後引きで採用枚数の少ないカードでも引けて勝ちになることも度々あると思います。

その中で如何に勝ちやすい構築を作るかはこのデッキの難しいところだと思います。

1番分かりやすい勝ち筋は相手が出てきたキャラを漏らすことなく処理し続け、ヒナやルッチなどでアタックし続けることです。

ここから分かることは序盤に処理漏れを起こさないことが重要なのではないかということです。

処理したいキャラの処理漏れを起こすとどんどん押される展開になりやすく、ライフを詰められ余裕が無くなり負けに繋がってしまいます。

序盤にある程度キャラを処理して相手の手札とライフを減らしていければ、終盤は盤面除去もしくはブロッカーを並べて耐えるプランのどちらかで勝ち切ることが出来ると思います。

ですので構築としてはルッチ、犬噛紅蓮に加えて低コストで除去を行えるカードとして3うるティを入れるのが良いかなと思っています。

除去カードを12枚採用すると単純計算でおよそ4枚に1枚除去カードがあることになります。

リーダー効果でカードを引き進められるため確率的には12枚でも悪くはないですが、個人的には少し多めの方が良いと考えているためサンプルの構築では7ボルサを1枚入れています。

デッキの枠がかなりキツいのでマンシェリーやサボについては終盤で都合良く引ければいいなくらいでそれぞれ2枚ずつです。

構築については以上です。

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