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アウトコースはなぜ飛ばせないか!?

 落合博満氏は、右打ちの名手であったことは、誰しも認めることだろう。だが、その右打ちも「アウトコースのボールを打ったのではない」その証拠に彼の動画を振り返ってみると、ほとんどが真ん中からインコースよりのボールを右方向へ打っているからだ。また落合博満氏は、自書本でも、アウトコースのスライダーは一度も打っていないと。

ここでよく混同してしまうのは、右方向へ打球を飛ばすことアウトコースを打つことがイコールではない。ということです。。案外右方向への打球は飛ぶものだ。令和2年で言えば、ソフトバンクの柳田選手の広島カープ大瀬良投手から左中間泳ぎながらのホームランが良い例だろう。泳ぎながらでも流し打ちで飛距離をだせたわけだ。ここで何度もいうけども、アウトコースのボールを柳田選手は打ったのではない。あくまで真ん中低めのボールであった。

特に柳田選手の場合、ストレートを少し差し込まれたときにレフト方向へ飛ばしている。もちろん狙ってアウトコースのボールを打っていることもある。だが、基本はレフトに打とうとはしていない。あくまでも対応の幅で結果的に流し打ちになっているのだ。決してアウトコースを流すのではなく、アウトコースだって引っ張るときもある。

つまり、最初から流し打ちをしようとするのではなく、来たボールをバットに芯に確実にヒットすることに意識を集中しているのだ。 これは、戦略的なアドバイスである。

では、技術的にはどうかというと、

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