2月26日

写真日記

ホーム

午前中ずっと寝ていた。
携帯の画面をじっと眺めてとにかく何かから離脱したいと考えていた。今こうして携帯の画面をじっと眺めて布団に篭り敷きっぱなしの布団の枕から湧く臭いから離脱したかった。
自分は何も出来ないんだ。なぜならしていないから。これまでも何かをしてこれたことはない。だからこれからも何も出来ない。
何かとはなんだろう。文章を打ち疑問に思う。わたしには理想がある。こうなりたいという自分がいる。それはどんなものなのか、昔から叶えたかった理想像だろうか。
昔からの夢といえば、僕にはいくつかあったんだ。例えばヒーローになること。誰かを救う正義のヒーロー。幼稚園の頃は特にそうだった。ヒーローに憧れた。ヒーローは人を救い感謝され人気者なのだ。またある時は、世界の全てを知りたいと願った。小学生の頃、インディージョーンズ「クリスタルスカルの冒険」を観たときだ。死んでも良いからこの世の真実を全て知りたいと願った。願う、だから夢とは違うのかな、自分が成りたいという主体性が薄れていつのまにか受け身の夢になっていたのかもしれない。続きを書こう。
中学生になると僕が成りたかったのは、モテる人。とにかくモテたかった。というよりカッコよくなりたかった。勉強なんて親がしなさいと言うもんだからそれに従いやっていただけで、それよりもまず彼女を作りキスをして手を繋ぎ、中3になってからはエッチできたらいいなーとかなんとなく思っていた。成りたい自分、幼稚園の頃からするとだいぶ変化している。高校生になると新しい環境になり中学で仲の良かった友達は1人もおらず一から友人を作らなければならない状況だった。その為、高校一年生のときは友人を作ることが目標になっていた。目標、夢ではなく目標。夢はどこに行ってしまったのだろう。高2ではクラス替えで私立クラスに入った。元々は国公立クラスを志望していたが成績が振るわず落とされた。落ちたところよ私立クラス。そこにはクラスという範囲だけではなく学年全体での人気者がいた。男女から好かれる人気者。僕は彼のような存在になりたかった。みんなから好かれる存在。僕も自然と彼と仲良くなった。ただそれは彼にとっては何人かいる仲のいい友人の1人に過ぎなかった。僕はいつからか彼に嫉妬心を抱いていた。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?