現実逃避
どうしようもないものを見ると、そのどうしようもなさに笑えてくるが、
どうしようもないものの距離が途端に近くなると、その力に押し潰されそうになる。
だから距離を置きたくなる。
だけどいつかは近くに来る。
だから今度は忘れる。無かったことにする。
これを「現実逃避」という。
現実逃避してもいつかは、目の前に来る。それならば、
どうしようもない事をひたすらに増やす事しかない。この世の中にどうしようもない事が無数にある事を知る。すると、無数にあるどうしようもない事の中から、微かに輝き放つものが見つかる。
それをじっとみる。ひたすらにみてみる。
そこに自分を生かす物があったりするんじゃないかな、という気がしたり、しなかったり。
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