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美観維持の本質からズレた、美観維持には繋がらない対症療法

コンディションが悪化した際に救いを求めがちなのが、
ケミカル剤本位の仕上がりです。

染み等を誤魔化すために、、、ツヤがどうとか、水の弾きがどうとか、そんなことに逃げているようでは、、、

◉単なるハリボテ
◉美人の顔にお化粧で顔を描くが如く

と言わざるを得ません。恥の上塗りという言葉の通りです。
隠そうとすればするほど、コンディションの悪さが透けて見えてしまいます。

僕と同じ年代の方ならご存知だと思いますが、おぼっちゃまくんに登場するびんぼっちゃまと同じになっているということです。

006:フラット点線グレー2

そもそも塗装自体にツヤも水弾きも備わっています。

それを引き出すのが「汚れを落とし切ること」であり、塗装こそが最高のコーティングであることを忘れてはいけません。
その上にわざわざワックスやコーティングをする意味は何なのか、今一度考え直した方が良いと思います。

(第五章ワックスやコーティングは何の目的で施工するものなのか?へのリンクをここに貼る)

006:フラット点線グレー2

美観維持とは、ケミカル剤本位で無理くり仕上げることではありません。
またチカラを入れてゴシゴシ頑張れば良いというものではありません。
そして、誤解しないで欲しいのは、個々人の嗜好性を否定していません。

本質とはズレたことをして取り繕うとする行為は、臭いものにフタをしている訳なので、当然、コンディションは悪化の一途を辿ります。

「お金を掛けて歯をホワイトニングしているのに実は虫歯だらけ」

というような頓珍漢な状態になりかねません。
それでも構わない人はそれで良いと思います。

その場合、野暮になるので僕からはこれ以上何も言いません。

ご覧いただきありがとうございました。サポートしてくれた方のメッセージ読ませてもらっています。洗車のプロである僕が「何を見ていて」「それをどう判断し」「行動に移すのか」、YOUTUBE動画では解説し切れない頭の中のことをアウトプットすることで皆さんの参考になればウレシイです。