コンディションが良いはずなのに染みになるのはどうしてですか?
・新車で買ってから日が浅いのに染みになった
・新車で買ったときにコーディングしたのに半年もたたないうちに染みになった
・マメに洗車しているのに、丁寧に洗車しているのに、染みになった
・高価なワックス、高価なコーティングでメンテナンスしているのに染みになった
・某有名店で定期的にメンテナンスしているのに染みになった
このような相談をしょっちゅういただきます。
新車に限らず、再塗装の場合も然りです。
こうしたお悩み。
何が本当の原因なのか、それはすべて一緒です。
僕が提唱する美観維持レベルである松竹梅の一番下の梅レベルで守るべきことすら守れていないから、染みが起きているということです。
僕は美観維持におけるクルマのコンディションを「汚れ」「染み」「キズ」と3要素で分類しています。
そこで「コンディション」という言葉をよく使っています。
そのコンディションという言葉、勘違いしている方が時々います。
僕が言う「コンディション」
お客様が言う「コンディション」
意味が全く違います。
勘違いしているお客様が言う「コンディションが良い」とは、ぱっと見がキレイだとか、まだ新車から日が経っていないからという理屈で使ってきます。
僕が言う「コンディションが良い」とは、美観維持の本質に従って洗車してきた、最低限「染み」になっていないことを言います。
僕は染みのことを物理的損傷・劣化と解説していることがあります。
それを聞いて「いや、まだクルマが新しいからそんなはずはない」と反論してくる方がいます。
新しいとか古いとか、ましてやクルマが高いとか安いとか、ワックスやコーティングが高いとか安いとかも、何も関係ありません。
あっても超微々たるものです。
僕は真夏の炎天下で洗車するという、いわゆる洗車のタブー中のタブーを犯していますが、染み一つ付けません。
僕は皆さんが思う以上にシビアな環境下でシビアな仕上がりを求められる洗車サービスを提供しています。
その僕が言っていることを信用できないのであれば残念です。
あなたを論破するつもりはありません。
他を当たって下さい。
狙い通りにならないと言うことはこのどちらかです。
◉何か余計なことをしているか
◉何かやるべきことをやっていないか
何を使うかも大事ですが、それをどう使うかも大事です
聞けば当たり前すぎて聞き流しがち、軽視しがちなことですが、それを疎かにするから問題が起きるんです。
泥沼に嵌まる方の傾向として、ワックスやコーティング選びだけで問題を解決しようとしすぎです。
そんなことではいつまで経っても染み一つ解決できません。
本当の問題の根源はそこではないんです。
その本質を掴んでいるからこそ、僕は染み一つ付けない洗車をいとも簡単に行うことが出来るんです。
ご覧いただきありがとうございました。サポートしてくれた方のメッセージ読ませてもらっています。洗車のプロである僕が「何を見ていて」「それをどう判断し」「行動に移すのか」、YOUTUBE動画では解説し切れない頭の中のことをアウトプットすることで皆さんの参考になればウレシイです。