ペンキ塗りから学べるもの
壁にペンキを塗る。
この作業をやったことがなくても、何となく作業の画を思い浮かべる事は出来るかと思います。
みなさんのイメージの中ではどのようにペンキを塗る刷毛やローラーは動いているでしょうか?
おそらく、1度ざっと塗っておしまい。ではなく、同じところを何回か塗っているかと思います。
学習もこの動作と一緒で、何度も何度も同じ所を学習して少しづつ記憶に蓄積する必要があります。
1度ですべて完璧に覚えようと思うと達成できずに挫折する事が多くなるそうです。
2013年の世界記憶力選手権で日本人初の「記憶力のグランドマスター」となり、記憶術に関する著書を多数出版している池田義博氏いわく
覚える範囲が広い場合はある程度の分量に区切って、1区切りごとに復習する。たとえば参考書が4章構成なら、1〜4章を全部終わらせてから繰り返すのではなく、1章ごとに戻って繰り返してみましょう。
ということです。
初めは薄くムラのある壁面も何度も繰り返し塗る事で綺麗な壁面になります。
脳の記憶も一緒です。短時間での繰り返しで綺麗な記憶で脳を塗りつぶしていきましょう。
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