へー。の発見
「気分一致効果」
いまの気分と同じ感情的性質をもつものに注意が向いたり、判断が影響されたり、記憶が促進されたりする認知バイアスのこと。記憶に限って言えば、楽しいときは楽しいことを、悲しいときは悲しいことを、覚えやすく思い出しやすくなる現象です。
「記憶をつかさどる脳の海馬が所属する記憶系脳番地(同じ働きをする脳細胞の集まり)は、すぐ前方にある感情系脳番地と密接に関わっている」そう。そのため、感情を大きく揺さぶられた出来事は記憶に残りやすいとのこと。
退屈と感じる気分と新鮮な事を求める欲求も紙一重なんだそうです。
つまり記憶に対して気分一致効果が起きていると言える状態なんですね。
こんな時に何げなくめくった本の情報から「へー。」を発見できる事は無理なく記憶をできる瞬間と言えそうですね。
学習と記憶は切っても切り離せない関連性があります。
生徒達にも退屈だと感じた時間をどう使っているか?
聞いてみたいと思います。
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