面白い?面白くない?

自分にとって面白い事は誰から言われなくても進んでやりますよね。

子供の頃、夢中になって気が付いたら夜も更けていた。なんて経験は誰にだってあります。

その集中力が勉強に向いたら、、、

なんて、自分が教育をする立場にたつとふとこんなことを考えます。

どうやったら生徒たちに学ぶ事は面白い事だよと伝える事ができるか?その術を日々考える毎日ですが、こういう考え方もあるんだ!と気づかされた話があります。

東京大学法学部に現役合格し、さらに首席で卒業した経歴をもつ山口真由氏は「勉強はおもしろくないと諦めたうえで、割りきって勉強するしかない」と語ります。

正直、目から鱗でした。

「勉強はおもしろくない」のだから、勉強そのものへのモチベーションは湧かなくて当然。東大を首席で卒業するほどの人でも、ほかの人と変わらないようです。

では、勉強を「やる人」と「やらない人」で分かれるのはなぜなのでしょう。

山口氏は、勉強する理由は

「自分自身の目的のため」

だと言います。小学生の頃から官僚になりかったという山口氏は、「官僚になるには東大法学部に行かなければならない」「東大法学部に行くためには……」と逆算して考え、自分の夢と勉強を結びつけていたのだとか。

山口氏は「勉強自体に夢を見たり、悩んだりしないほうがいい」と断言します。「将来なりたいものがあるから勉強する」「大学に受かりたいから勉強する」というように、

具体的な目標をはっきりさせる事が大切なのですね。

今、勉強をしなければならない理由をはっきり見えるヴィジョンとして生徒達に提示してあげる事が1つの役目であると感じました。

指導法や要領を抑える事ももちろん大切ですが、それ以前に、子供たちにしっかり夢を持ってもらえるようにたくさんの事を伝えていこう。

自分にはそこが足りていなかったなと1つ学べた日になりました。


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