検索練習

パソコンやスマホを使って調べたい事を調べてみる!という事ではありません。

これは、脳内の記憶をたぐって学習内容を思い出すという方法です。

簡単に言えば、授業で新しくインプットした情報を「頑張って思い出す」事で

曖昧な記憶をしっかり定着させる為に必要な作業です。

文章を読んで

それを、再読したグループとテストを取り入れたグループとに学習法でわけ

2日後、1週間後の覚えている量を比べたところ、後者の方が多かったという結果が出ているそうです。

つまり、思い出す=OUTPUTするという行為がいかに重要かが見える結果かと思われます。

思い出した事を自分の言葉で言い換える事(テストに書きだす事)は

脳内にある既存情報と新しい情報をつなぎ合わせ、理解しやすいように加工する作業にあたる為、情報処理に関わるワーキングメモリも有効活用できる為、学習効率は更に高まります。

教科書を読む。写すではなく。

教科書(新しい事)を覚える、

脳内の記憶を思い出す。→検索練習

書きだす。言葉にする。

これを意識するだけで、学習効率というものは目まぐるしく向上していきます。

ご家庭でも「勉強しなさい!」ではなく

「検索練習しなさい!」と子供に問いかけてみてはいかがでしょうか。


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