第2回 大喜利スタァ杯 前口上

青天を劈く、四発目の号砲
名脇役も悪くはないが、それで満足する私じゃない
櫻宮デンジャラ

無限大の言葉で、これからの話をしよう
一番輝いてるアンサーを掴んだら勝ち
短歌

一目でわかるシルエットは、何度だって舞台に立つ
だって大喜利 (キミ) のことが、…好きなの
あると

飛び乗った聖夜の雪舟で、舞台もろともぶち抜く
はりきりは隠し切れない、それでええじゃないか
西田A

何物も通さない堅牢な盾の下に
泡沫のような、柔らかな矛を隠している
カタン

この輝く舞台に、心地よく酔えたなら
ぶっ倒れるまで魂を捧げたっていい
快速まっすん

色彩豊かで、まるで竹馬の友のような幻獣が
スタァの称号を、瞬く間に攫って行く
蒼井流華

ボレロの時間よ、舞台を空けて頂戴
想い焦がれた栄冠まで、あともう一歩なんだから
チビタダンサブルダンス

マジで今日この舞台で、世界獲れるかもしれん
裏兵庫の松毬が、種を溢して大木と成る
玄の字。

何度も走らせたペンが、私を強くしていく
午後6時に掴むは、とっておきの頂点
杜野

弱気をシバいて、堂々とここに立つ
私が皆を撃ち抜く、笑って欲しい
じょなさん

エグ強い一答で、ひっくり返してみせますよ
ここでなら、主人公にも怪物にもなれる
ゆげ

鶴の羽や芯を射抜いて冴え返る
そろそろ飛翔しようか、てっぺんへ
キツル

この席を、譲りたくはないんですよ！
絶対王者の衝撃回答に、涙が止まらない……
将棋紳士

序章は終わり、咲かせるは満開の、薄紅色の花
こんな綺麗な舞台なら、私がいただこう
苑苑

八十八の星座を巡る迅雷
ただ勝つのはつまらない、ボルテージMAXの中を駆ける
イナズマKすけ

人と人とが笑いでふれあう、そんな場所を知った
あてのない旅の行く末に、一発かっとばせれば最高だ
ニベア

驚いたな、眩い照明がこんなにも怖くない
上がっていく期待は、2倍、いや4倍にしてお返しします
中木光

じっくりと仕立てたアフォガード
溶けて崩れる前に、一番星を掴んでみせる
古奈町

真の王者はこっちだよ、騙されんな
こんな奇跡みたいな一日があったっていいはず
眠都

スリーポイントシュートを決めて、清々しく暁を拝む
俺はここ一番に強い、知ってるだろ
あかむつ

丁寧に積み上げた国士無双で、大逆転する
北極星も綺麗に見える、夜を楽しもうぜ
あっきーな

駆けていった道のりは後に、伝説となっていく
今日がその日なのだとしたら、つい笑ってしまうな
するめ太夫

朧月の浮かぶ、梅の香る季節
春眠を吹き飛ばす、尾張の一太刀をお見せします
静かの海

陽だまりのように光差す、この舞台を愛せ
邪魔者はドカドカ死んでいく、呆気ないものだ
永久保存