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作業療法士の物理療法機器の使用状況

近畿ブロックの施設へアンケート調査

150施設中79施設が回答(52.7%)

有効な回答があったのは68施設(86.1%)

※各施設のOT主任による回答

 

 

機器別の使用頻度ではホットパックが1位であり、2位は渦流浴であった。現在よく使用されている低周波は2003年時は4位であり使用率は40%以下、毎日の使用は無かった。

【考察】

現在は脳血管疾患への電気刺激療法が普及しており、使用頻度は増加しているのではないかと考えられる。また渦流よくなどは拘縮等に対する適応として現在も使用されているのではないだろうか。

 

疼痛、癒着、麻痺への適応として使用されている。上肢への使用が主である。

【考察】

この頃は疼痛への介入が多く、麻痺への介入は癒着と同程度である。この点に関しては低周波の使用頻度が低かったことに起因するのではないだろうか。

 

2003年の論文であり、15年以上前の論文である。当院での介入をみても電気刺激療法の使用頻度はもう少し高くなっている気がするが他院はどうなのだろうか。。。

当院のOTの使用するイメージでは

1位電気刺激療法

2位渦流浴

3位ホットパック

のような気がします。。

 

参考・引用

日高・他

作業療法士による物理療法実施に関する実態調査.日本物理療法学会会誌

 

 

 

 

 

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