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Converge - The Saddest Day (歌詞対訳+雑感)

(歌詞対訳)

そして、僕らが再び同じ太陽の下で呼吸することはないんだ。
これが再び浮上してくることはないんだよ。
僕らはどのように年を取り、どのようにお互いを忘れていくのか。
そして天使はどのように空に落ちていくのか。

起き上がってとぐろを巻いた彼女は、この日を祝福した。
そしてそれは僕らの耳に響いた。
彼女は滅多に飛ばなくなってしまった。
重荷が彼女の羽を折ってしまったんだ。
僕はこの幽霊を知っているよ、前に見たことがある。
若者よ、その死は早すぎる、早すぎる、僕は大丈夫だ。
空気が急に薄くなり、唇が動くが、音は聞こえない。

君が正当化するたびに、君の良いところが一つ死ぬ

信仰と恐怖が僕を焦がし、愛と君が全て完璧に裏で系を引く。
「私たちはどのように年を取り、どのようにお互いを忘れていくの」
彼女は言った。
悲しい日々に絡みつく。

(original)

And we won't be breathing in that same sun again. None of this will ever surface again. How we get older, how we forget about eachother. And the angel falls to the sky. Raised and coiled she blessed this day she did. And it rings our ears. She rarely flies anymore, burden broke her wings. And I know this ghost, I have seen it before. Young it is the dying too fast, too soon, I'll be okay. The air thins in the quick and our lips move but we hear no sound. Every time you justify, another good in you dies. Faith and fear sears me, and love and you pull all the right strings. "How we get older, how we forget about eachother," she said. Entwined within the sadder of days.

released in 1996

apple music / spotify

Convergeの初期の代表曲。歌詞を読みながら聴いていてもどこ歌っているかほぼ分からないので、マンブルラップ的な聴き方で全く問題ないと思うのですが笑、実は非常に詩的な歌詞なので和訳してみました。

この時期は割とこういう言葉をハッキリ発音しない歌い方をしてる曲が少なくなかったんですが、最近は割とちゃんと歌ってる曲が多いように思います。やっぱり歌詞をちゃんと歌った方がライブで歌い甲斐があるということに気づいたのでしょう笑

90年代のUSの地下ハードコアは、まあ今もそうですが、今以上にポリティカルであることが基本姿勢で、イデオロギーありきの活動をしているバンドが非常に多かった印象があります。そんな中にあってConvergeのハードコアらしからぬアート寄りの表現は、一部のキッズにとってかなりインパクトあったのではないでしょうか。

それが(ある程度の)マス層にまで届いたのが2001年の"Jane Doe"なんだと思いますが、個人的にはこのまだ方向性が固まり出したくらいの時期が1番スリリングで好み。

ちなみにConvergeはこの時期ライブでLincolnのカバーしてたり、MohinderやHoover, Moss Icon, U.O.A.といったDIY系のemoをかなり研究していたようで、その影響かこの曲が入っている"Petitioning the Empty Sky"はConvergeの中で一番emo色が強いアルバムになっています。
案外激情(screamo/skramz)好きな人でもこの時期のConvergeを聴いたかったりするので、You and IとかSaetia好きでまだこのアルバム聴いてないって方いたら全力でおすすめします。

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