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オルフェゴール×閃刀姫

ども、いるかです。🐬🐬

  記事のタイトルにもあるように今回はオルフェゴールと閃刀姫のギミックを混ぜたデッキについて紹介します。

 コロナの自粛が明けて徐々に活気を取り戻しつつありますね。相変わらず私はオルフェゴールばっかり触り続けてもうすぐ10か月になります。

 7月からの新環境も様々なカードが参戦し、csの楽しみが増したはずでした。しかしながら仕事の都合で出場回数が激減したのが今回の投稿理由です。記録用として残します。

 同じデッキを使い続けてマンネリ化しているプレイヤーに新しい風を送れればなとぼんやり思ってます。流し読みしてください。

もくじ

①導入の背景
②閃刀機ーホーネットビットでできること
③閃刀姫ーロゼの採用理由
④閃刀姫を入れることによるデメリット
⑤オシャレポイント

①導入の背景

 オルフェゴールというデッキの強みは終末の騎士スクラップ・リサイクラーマスマティシャン宵星の騎士ギルスといった初動モンスターからオルフェゴール・ガラテアで除外したモンスターをデッキに戻す効果により、デッキ内のリソースを回復しつつ、盤面に強力なサポートカードを増やす動きが完結しているところです。墓地リソースを潤沢に構えて相手ターンに複数の妨害をしてアドバンテージの差を広げやすいのが強みでしょう。

 構築にもよりますが、妨害の種類を挙げると

アナコンダドラグーンによる妨害

マスカレーナを経由して成立するリンクモンスターの干渉

スケルツォンの効果で墓地から特殊召喚されるディンギルスの墓地送り or 素材追加の破壊耐性付与

 このような立ち回りが可能となります。これを初動1枚で準備できる反面、手札誘発と呼ばれる妨害札をもらうと相手への妨害数が激減することとなります。そこで墓穴抹殺うららオルフェゴール・プライムなどで妨害を貫通するのがこれまでのオルフェゴールの一般的な構築でした。(※オルフェゴールというデッキについてよく知らないという方はむぎさん<@mugiYP>という方のブログをお勧めします。基礎応用と詳しくまとめてあるのでそちらを読んでから本記事に目を通した方がいいでしょう→こちら

 しかし、度重なる制限改訂で制限となったディヴェル・ガラテアの枚数減がゲームに与えた影響は強く、一度先攻展開に妨害を受けるとそのまま何もできず押し切られて負けるというシーンが多くみられるようになりました。

 そこでたどり着いたのが「閃刀姫」ギミックの導入です。

 掲載時期は少し古いですが、前期の環境初期でたどりついた構築です。採用カードが若干異なっているものがありますが、おおよそデッキプランは変わっていないので特に問題はないです。

 では閃刀姫ギミックを入れることによるメリットについて解説しましょう。

②閃刀機ーホーネットビットでできること

 動画内で確認できるように、ホーネットビットでモンスター2体分を用意することができます。これによりユニオンキャリアーという引き出しが加わることでオルフェにアクセスする手段が増えます。次の相手ターンにはリンク素材にすることができるのもマスカレーナと妨害に変身する点も評価が高いです。

 マスカレーナ+ホーネットビットで閃刀姫ージークをリンク召喚できるのも覚えておいて損はないでしょう。

 先ほどの動画とは展開手順・着地地点を変えています。細かい妨害や誘発を要所で確認した動きです。
 例えば転生炎獣のように、下級が持つ効果が複数あるわけではないので動きの幅・選択肢はそこまで広くありませんが、妨害を打たれても耐えやすくなるのがビットの存在価値だと考察できます。

 これは私個人が意識しているところですが、ディヴェル・ガラテアの枚数が減った今、スケルツォン・星杖の使い所と温存が必要になったと感じています。
 リソースの循環を多用する中で、一度途切れてしまうと立て直しがかなり難しく、ニビルγなどでリンク体そのものを飛ばされてしまうことを最も嫌うようになりました。

③閃刀姫-ロゼの採用理由


 これが本記事におけるメイン項目ですね。閃刀姫-ロゼは1ターンで自身を2回特殊召喚できる効果を内蔵しています。弱いわけがない。

 閃刀姫要素がダブっても召喚権を使わずに展開ができるので初動モンスターの存在がちらつくこのデッキでは大変重要です。

 環境に一定数は存在するアナコンダ+ドラグーンの仮想敵を特に意識しており、ビット1枚でハヤテに変換し、アナコンダを攻撃しながらロゼを落とすことで確実にドラグーンの妨害を踏むことができるのも強みですね。
 相手のEXゾーンにモンスターが出れば出るほど墓地からロゼが湧いてくるのでロングゲームになったときに重宝します。
 なお、オルフェ効果を使用した後は、闇属性モンスターしか特殊召喚できない制約が発生します。特に多発するシーンが、相手のEXモンスターの打点を超えるために先にトロイメアを使って攻撃力を上昇し攻撃する、という場面です。確かに突破はしやすくなりますが、ロゼは光属性のため特殊召喚できなくなります。注意が必要ですね。

④閃刀姫を採用するデメリット

1.特殊召喚回数が増える
 ビット、カガリでビット回収、ビットだけで3回特殊召喚します。増殖するgを無効化できないとかなり厳しい。特に前述の後手捲りに関しては、これに加えてハヤテとロゼの特殊召喚も噛むので相手の妨害のニビル発動条件を容易に満たしてしまいます。
 指名者カードを引いて黙らせろ。

2.EXの枠が削られる
 掲載構築にもありますが、
・閃刀姫-カガリ
・閃刀姫-ハヤテ
・閃刀姫-ジーク(現在は閃刀姫-カイナを採用しています)
・ユニオンキャリアー
 と4種類もの追加要素を入れています。これによって2枚目のディンギルスやマスカレーナ経由のリンク先の採用を切っています。
 個人的にはドラグーン要素を早く禁止にして欲しいですね。パワーがあるので入れざるを得ない。。。

3.魔法メタが刺さる
 どうしても魔法の枚数が増えてしまいます。本来のオルフェの通常展開では刺さることのない勅命魔封じといったカードが軒並みメタカードと化す場合がでてきます。指名者カードを採用しているので+@の誘発を超えにくくなるというのは変わりませんが、後手の魔法カード依存は諸刃の剣ですね。

4.結局スキルドレインが越えられない
 これはデメリットというよりかは根本的な問題ですね。エルドリッチカテゴリーデッキが採用するスキルドレインが非常に重く、私が思う限りではメインの突破手段は
アクセスコードで自身除外して破壊
一滴でサクリファイスエスケープ
 しかない気がします。一応、閃刀機-イーグルブースターをエンゲージで持ってこれればディンギルスやトロイメアリンクモンスターに付与することで突破手段のひとつになり得ることができます。現状採用に踏み切れていませんが、覚えておいて損はないでしょう。
 何かしらサイドボードから対策必須です。

⑤オシャレポイント

1.閃刀リンク体とアクセスコードとの噛み合い
 閃刀姫リンクモンスターはすべて機械族です。アクセスコードを成立させてコストで除外した場合や、相手のシステムダウンによる除外後に、すべてオルフェリンクモンスターの発動コストとして選ぶことができます。ロゼがいればその後にカガリ→ビット回収でリンクに繋げることができます。オシャレ✨

2.ホーネットが若干ニビルを軽減してくれる
 あいつ、リリースできないんですよね。原始生命態トークンとホーネットビットでマスカレーナ作れます。
 相手がその効果を忘れて早いタイミングでニビルを発動してくれたら儲けものですね。残った墓地リソースと盤面のマスカレーナの妨害でわからせてやりましょう。

⑥おわりに

 以上、長くなりましたが閃刀オルフェについての紹介でした。いかがだったでしょうか。
 レイの初動としてのパワー不足をオルフェで補い、オルフェの妨害を踏み越える手段として閃刀を嚙ませる。互いのデッキ視点から見ても弱点を補い合う良い噛み合いができてるんじゃないかと思っています。オルフェ寄りの部分はありますがね。
 嘆きながら指名者・エンゲージを叩きつけたい方はぜひ触ってみましょう。

 ルールミス等あればご指摘ください。

 何か質問があれば いるか <@308dolphin>まで。

 最後までご愛読ありがとうございました。

<参考文献・引用>
遊戯王 カードwiki: https://yugioh-wiki.net/

むぎの電池メン講座: https://mugiyp.hatenablog.com/archive

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