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ジャニーズWESTが輝いてきた『証拠』、そしてこれからも大きく輝いていく『証拠』

※この記事はジャニーズWESTの新シングル『証拠』についてとにかく高ぶった感情を吐き出している自分のための備忘録です。語彙力も乏しく、構成もバラバラ、文章力のかけらもない、ただの興奮している文字の羅列でございます。

6月24日に発売されるジャニーズWESTの新シングル『証拠』。
前回の記事で最高傑作と語ったアルバム『W trouble』発売から約2ヶ月。
その記事内では、毎回新作を発表するたびに「最高」を更新する、といったことを述べたが今回はその「最高」の種類が今までとは違うように思う。

これまで「ひたむきに明るく」人の背中を押し続けていた彼らが前作『W trouble』では「かっこいい」を追求した作品で新たな一面を見せてくれたが、今回は彼ら自身がこれまで歩んできた「人生」を背負って新たなメッセージを伝えようとしてくれている気がする…


ジャニーズWESTは歌唱力も表現力もあるグループで、これまで発売したどの曲も名曲と思えるが、その魅力は彼らの人間性を知ると何倍にも膨れ上がる。

というより、正直なところ曲によっては彼らの「仲の良さ」や「背負ってきているもの」「これまでの歴史」を知らないとファンの人たちと同じ熱量で好き、とはならない曲もあると思っている。
特にアイドルはそういうイメージ。
アイドルは基本的に、夢に向かって頑張っている彼らを応援することが多いイメージなので歌ってる人のアイドル人生の背景を知ってこそ曲の魅力が最大化することが多いと思う。
しかし、今回の『証拠』は事前に語らずとも曲を聴くだけでジャニーズWESTの魅力や人間性が曲から滲み出ているから聴く人を魅了できる曲である気がする。

『証拠』は彼らの人間性を全面的にぶっこんだ曲、というより彼らの人間性に頼った曲だと思っていて。
これまでの曲以上に人間らしさが詰め込まれてると思うのよね。
人の頑張りを肯定するってその人自身が頑張ってきてないとその厚みが現れないから、こういう曲を歌うにはそれなりの存在感がないと歌えないと思う。
でも、今のジャニーズWESTにはその存在感がある。
以前ツイートしたように彼らの後ろ姿はこれまで培ってきた努力とか背負って来たものの分だけ厚みが出てて、この曲を歌うだけの説得力がある。

これは彼らの「人間性」やこれまで歩んできた歴史を知ってるからこそ感じるものなのかもしれない。
でも、今回のMVの作り方もその厚みに頼ってる作り方やと思うの。
顔で勝負、派手さで勝負、じゃなくて単調な色合いに彼らの後ろ姿をメインに映す演出。
今まで主にカラフル〜キラキラ〜わちゃわちゃ〜で表現してた派手さは全くなく、今作品で派手な演出といえば「ストリングス×バンド」をひっさげたレコーディングと映像のこれまた別枠のド派手演出ですよ。(『証拠』初回盤B収録、「Special Studio Recording」)
そんな演出でも存在感を出せると判断したチームジャニーズWESTに感謝あんど感無量。でも納得。


少し話がそれますが、私は邦ロックのフェスに行ったりするんですけどね。ふらっと通りがかったステージから聴こえる音楽に胸打たれてその会場に吸い込まれるってことがたまにあるんです。
それはもう直感で。
五感をもってその曲を奏でてる人の人間性の良さをなんかキャッチするんですよ。
そして帰路でその人たちのことを調べるとね。
100発100中でその人たちのこと大好きなんです。
大好きになるんじゃなくて大好きなんです。
昔からその人たちのこと知ってたかのように。
直感が、ほらな好きなやつやろ。って語りかけてくるんです。
今回の『証拠』はそれに匹敵する曲やと勝手に思ってます。
最近では「ジャニーズ他担狩りWEST」なんて巷でさわがれてますけどね、今回の『証拠』は他担どころかジャニーズに興味のない人も狩ってこれるポテンシャルがあると思ってます。いや、そうであって欲しい。いや、そうです。


この曲が気になった人はこの曲を歌ってる人が気になる気がするんです。
実力に対して露出が少ない、知名度が低いと言われることの多いジャニーズWESTやけど、これまでの曲と同じ程度の露出であっても一回この曲を聞くだけで彼らの魅力の名刺がわりになる気がするんです。
でもそれだけ魅力を滲み出すには彼ら自体にそれだけの魅力の厚みが必要で。
それを約6年、いや、彼らのアイドル人生でいくと10年以上、コツコツと積み上げてきた努力があるからこそ、今歌える曲なんだなと感じている。
彼らにしかできない輝き方の一つの答えがここにある気がする。
少し泥臭くて、がむしゃらで、必死で少し苦しくなる言葉の羅列もあるけど、笑顔で支え合って気丈に佇む彼らがそこにいるから気持ちが晴れる。
嬉しかった日、楽しかった日、涙が出るほど笑った日、悲しくて涙が流れた日、悔しかった日、苦し過ぎて涙も出ない日、すべての瞬間を肯定してくれる。彼らもそんな瞬間を過ごしたことがあるはずやから。
これまでたくさんの険しい茨の道を歩んできた7人。
個人的にも、グループとしても、7人同じスピードで輝いてきたと思う。
そんな彼らの姿が、背中が、人々を感動させる。魅了する。

彼らは自分の人生をもって、人に勇気を与えている。
そんなジャニーズWESTに出会えた。
これからもっともっと、大きく輝いていく彼らの背中を見ている、そんな気分です。

この直感こそがジャニーズWESTがこれからもっと大きく輝いていくと思える『証拠』————

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