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地下謎2023わず日記

🚇地下謎への招待状2023🚇

 東京メトロさんとSCRAPさんの謎解き街歩きゲームの新作!前作経験済の友人と共に、地下鉄さまからの招待状を受け取り、謎を解いてまいりました。最近鉄にハマったが故にこれをやりたい!と思い立ったはいいもののいかんせん私は頭に自信がない。そのためひとを誘って参戦しましたが本当に一人でやらなくて良かったです。時おりうう…ああ…となりながらも謎解き街歩きを楽しんできました。こちらはその日記です。


❕以降ネタバレを含みます❕







 キットは予約してあったので池袋駅で受取をし早速謎解きに取り掛かる。我々と入れ違いで別のグループも謎解き開始してた。ここに限らず結構各地で同志に出くわしたし、ほんとに人気なんだなあ…と思った。(小学生)

第1章

 まずは最初のページ、車掌さんコラムを読みつつ解く問題。東京メトロのラインカラーってゴールドとシルバーがあったり、スカイ、エメラルドなんてハイソな色名が使われていたりとなかなかにオシャレですよね。でも考えてみたら都営のローズ、リーフとか、JR東のエメラルドグリーン、カナリアイエロー(これは案内色ではなくて車体色だけど)とかもあるしまあ…メトロに限らず意外とラインカラーってオシャレなものなのかもしれない。というか路線が多くて違いを出すにはそうでもしなくちゃいけないのかも、知らないけど。
 ホームドアは2025年度までに全線設置を目指してるんですね。都営さんは先日浅草線押上駅のホームドア設置で全線設置完了してたけど、路線数も多いメトロさんはまた大変だろうなあ。

第2章

九段下

 有楽町線と東西線を乗り継いで九段下駅へ。プロローグ一行目からぶち込まれる「この世は諸行無常です。」の一文。諸行無常。諸法無我。うんうん。広場にある記念碑達はちゃんと説明の看板がついていて何のための何が書いてある碑なのかちゃんと分かります。でもこういうのってそのまま読めるかチャレンジしてしまうよね、惨敗でした。
 寒い寒いとなんの気なく九段会館テラスに逃げ込み、円のソファでSTEP2の謎を解く。5本の柱…これ…?これでは…?となり、笑ってしまった。先取り。10だから往生だと言った私と、いや60だから人生だと言った友人。ふたりとも柱が5本なことをすっぽかしています。落ち着いて計算し直そう。
 エピローグで触れられていた九段会館とビルとのつなぎ目は「ある種のオタクの癖(へき)に突き刺さりそう(友人談)」といった感じだった。我こそはという方は是非どうぞ。九段会館テラス1階の窓側の出口からテラスに出て、その出口の左に見えます。この九段会館とビルとの合体は正面から見るとなんだかヤドカリみたいでかわいい。

ヤドカリっぽくないですか?

 九段会館へ辿り着くまでに通り過ぎる昭和館では今度【昭和を駆け抜けた超特急】という展示をやるらしい。入場無料だ、行くっきゃないね!


神保町

 半蔵門線で一駅、神保町に到着。A6出口に向かう階段の途中、岩波ビルのあたりでうっすらと音楽が聞こえるのがどこから誰が流しているのかちょっと気になります。そこを通る一瞬しか聞こえないんだもん。
 道順①に従って進んでいくともうずっと書店の並ぶ、あの有名な街並みが続く。どれも書店だといっても十店十色で入らずとも楽しい。サブカルチャー特化のお店とか、演劇や戯曲がメインのお店とか。人の本棚を見せてもらうのって楽しいけど、それのもう少し規模の大きい版という感じがします。
 さて謎解きのほうですが、STEP2の指示文までは分かったものの、そのさき答えの一個手前のヒントを見てもはてなしか浮かばず。友人のこの白いのおにぎりの頭っぽいんだけど…という発言からようやく答えに辿り着けました。今これを書いていて気づいたんですがのりと繋がって↑になってたんですね。三角でも先を指すだろ!と半ば無理矢理答えに結びつけてました。
 さらなる問題はこの次、ホームドアヒラケの先です。これはちょっと立ったままやるのは難しいのでは?という話になり、神保町ブックセンターで一旦おひるタイム。プリンアラモード食べました。めっちゃかわいいし美味しかった。プリンアラモードは最高。

プリンアラモードを紹介してくれるちよだ


 ふたり紅茶を飲みつつこのデカいページに立ち向かう。漢字のパーツは見えるけどこれどうしたって届かないよ!と苦戦、真ん中までは剥がれるぞ!なんかポケットっぽいのできたぞ!…で?と苦戦、ここは乗車券だと思うんだけど…あ、これこの袋(?)入るよ、じゃあこの穴が乗車券で!メトロマークの先は!根津!
 想定所要時間は10分らしいです。これ10分で解ける人はSCRAP慣れしてる人じゃないかな、多分。

第3章

根津

 大手町で千代田線に乗り換えて根津へ。大手町は東京でいちばん多くの地下鉄に乗り換えられる駅、案内板もデカい。

圧巻


 湯島、根津、別路線の上野や入谷もふくめてここらへん一帯がいわゆる下町と呼ばれる地域なんですよね。
 謎の場所は根津神社。乙女稲荷、駒込稲荷までの千本鳥居が割と小さめなので歩くのが大変です。圧迫感があって、朱は目がチカチカするし、化かされても分からんなーと思いながら端まで歩きました。駒込稲荷のおいなりさんはいっぱいいてかわいいですね、なんかしょんぼりしてるやつがいましたがあの子はどうしたんだろう。
 周辺オススメスポットの猫衛門にめちゃめちゃ惹かれたんですが、さっき食べてきたばかりなので泣く泣く見送った。オススメスポット、全場所につけてくれや…!

第4章

日比谷

 千代田線でぐーっと南へ、日比谷駅です。このへんは地名と駅の密集したいわゆる分かりにくい都会といった感じですよね。正直新橋〜東京あたりの地下鉄の乗り換えはややこしくて敵いません。精進します。
 東京ミッドタウン日比谷の前の広場にゴジラが出現してました。あの音楽も流れてた。謎を解いてそれに従って移動して…と建物の中に入ったらこれを解いている同志たちがたくさん立っていて、みんな…一緒にがんばろうな…という気持ちになった。だいやのえーす、から手こずり、ミッドタウン内のソファで頭つきあわせてウンウン唸ること数分、この謎のポケット…か?となんとか答えまで辿り着いた。ホッとしたのもつかの間、次に向かう駅=ハンバーガーで再び絶望するのでした。(チャンチャン!)
 1ページ前のハンバーガーに戻り更に格闘、ようやく次に向かう駅を導き出すことに成功した。これ本当に難しかった、そりゃみんなあそこで溜まって解いてるよ…

最終章

神谷町

 日比谷線で日比谷駅からは三駅、神谷町へ。地上に出るとすぐ今話題の麻布台ヒルズが視界に飛び込んでくる。あのぐにゃっとした形状はいつ見ても新鮮に不思議な形だなと思うんですがあれはオシャレなんですか?
 指示に従って芝公園まで。東京タワーが近い!すごい!想定所要時間10分なのに全然分からずベンチで長考。同じタイミングで来たお兄さんも別のベンチで解いてたから勝手に親近感感じてました。
 最後の謎の場所はさっき見上げた東京タワー🗼
初めて行ったけどあんな坂の上にあるの知らなかったし、こんなに大きい建造物でも足元はかわいいんだなと思った。フロア内をぐるぐるして、東京タワーの3階でラストの大物に立ち向かう。ここではもう今までの全て、全部の内容物を使って、スマホも使って謎を解きます。突然工作が始まって困惑した。初手で破いたし。
 そんなこんなあーだこーだしながらついに最後の答えを導き出した。感動のエンディングです。友人はエンディングムービー中に画面触ってバグらせていた。注意しよう!

乗らなかったけど連れていたぎんざ様も

さいごに

 楽しかった!!普段乗らない路線に乗って普段使わない駅で降りる、馴染みのない街を歩く、すごくわくわくするし定期的にこういうことをしたい…と思います。謎解きに関してもほとんどやらない私でしたがなんとか楽しくやり切れました。でもひとりじゃ絶対に詰んでた。ありがとう友人、感謝しますお力添え。我々はスタートしてからクリアまで大体5時間くらいかかりましたが、皆さんどうなんでしょう。
 楽しかったからめっちゃやってほしい〜と思うんですが売り切れてるんですよね。メトロさんとSCRAPさんでまた新しいのやってほしい。顧客になります。

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