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今この瞬間しかない光景~蓮ノ空1stライブ福岡公演感想~

10月21、22日、蓮ノ空1stライブ福岡公演に参加しました。
ビックリするくらいにまとまらなかったけど、感じたままに書いています。今の気持ちをそのまま文字に残しておきたかった。10月30日の竜胆祭やラブライブ予選配信を見てしまうと、その感じたことさえ変化しそうだから。

ライブについて

初日

3ブロック目最後列、正直演者はほぼ目視できない場所だった。その座席から感じ取れたのは、ペンライトの海越しの遠くに見えるステージ、周りの人の声援。ハウリングや反響による音響の悪さ、オールフラットなど、ぶっちゃけ普通のライブだったら愚痴が零れそうなところもあった。けど、そういった環境やその光景が、この空間が意図して誰かの手によって作られた完パケとなった制作物では無い。生でしか感じえない空間がここにある。何だか、大きな枠でそのようなことを感じられて良かった。

後方席だったため、必然的にモニターを見ることが多くなった。スクリーンに投影されるFes×LIVE、その映像を背負いながら演者のパフォーマンス。振り付けは双方同じで、そこに投影されている映像は、まるでリアルのステージでの事柄をそのまま映しているようにさえ錯覚できる光景。境界が曖昧になる。

初日で一番記憶にこびりついている曲はDEEPNESS。サビ前の「見せてあげるわ」、2番終わりの「Deepness」、歌声表情ダンス、表現力、圧倒的強者感のある花宮初奈さん。乙宗梢さん。

青春の輪郭について。青春を自覚した瞬間、それは青春ではなくなるという解釈を聞いた。うっすらとその輪郭を感じるも、それを置き去りにするくらい無我夢中で走る。その行為こそが青春で、そして当人たちにはその自覚がないからこそ、あまりにも美しく感じるのだと思う。

素顔のピクセルは言いたいことがたくさんあるけど、リリックがちゃんとリリースされてからかみ砕きたい。楽しいも大切も大好きもそこにある一瞬を永遠にしよう。本当に綺麗な歌詞。ラスサビで梢は片足上げて花帆は両足でジャンプしているの、個性の差が出ていて良い。

アンコールで現れる彼女たちの実体。彼女たちの世界の中で小倉でのライブステージがあり、今回の経験を持って竜胆祭やラブライブ予選に続いて、それを経て次の東京公演があるんだなって。この、時間を共に過ぎていく感覚。「私たちをこのステージに立たせてくれて、本当にありがとうございます」、実体で言われ、もう、どうしようもなくなってしまった。

二日目

最前から二列目、花道真横、良すぎて近くてヤバイ。情報量が初日と段違いすぎる。初日はライブを大きな枠でとらえ、コンテンツのありようを感じていた。二日目はどちらかというと演者と曲寄り。二日程でちょうどいい感じに情報を補完できたのかもしれない。

水彩世界の2番Aメロ。花宮さんが正面を向いて歌う際に背中合わせになり後ろを向いている楡井希実さん。目を閉じ顔を伏せつつも梢のパートを口ずさんでいる彼女が、日野下花帆さんも、パフォーマンスじゃなく、自然と、そういうことをする子だよな、と感じた瞬間に境界が曖昧になり、自分でもびっくりするくらい涙が溢れてきた。現実と虚構が交わる瞬間に弱いんだ。

ほりほりの歌詞の解釈はさておき、、花宮さんの表情が梢の年相応の笑顔って感じでとても好きです。あなたそんな表情できるのね……

TragicDropsの落ちサビ前、野中ここなさんの苦悶の表情と張り裂けるような歌声。表現者としてあの中でトップクラスだと感じたのに最年少、というか高校生なの恐れ多すぎる。

Mirage Voyageの「ピントの合わない未来」という歌詞の場面、さやかにとって将来の展望というか、憧れ、未来になりたい姿、として夕霧綴理、佐々木琴子をまっすぐ見ている、はずなのに対岸の彼女はまっすぐ見てこない。目線が合ってない。しんどいが過ぎる。もうちょっと歌詞を咀嚼できるはずだから頑張りたい。

眩耀夜行、サビの「離さない」「忘れないで」ここを花帆に歌わせる意味よ。ずっと考えている。答えはまだ出ない。

全然話変わるけど、私ずっと蓮ノ空というコンテンツは配信やFes×LIVEでキャラクターを見ていて、ライブの2週間前くらいから一気にせーはす見たんですよね。佐々木琴子さん、何気ない仕草が綴理で本当にビビった。何気ない、手持無沙汰の時に少し揺れてたり、手を胸元に持ってきたり。狂う。そんなことを改めて思ったパラレルダンサー。さやかさんが楽しそうに歌っていてとても可愛らしかった。ただ、そんな歌唱時の遊びを覚えたらクラスの男子狂うぞ。蓮ノ空のクラスに男子おらんかったわ。

Dear my future 咀嚼が間に合ってない

みらくらの衣装が~~~初日となんか違う~~~~~~可愛いね。割と背中を多く見たけどおしりの丸いふわふわがたくさん動いてて可愛かったです。

ライブ以外について

初日の開演前後、フォロワー兼サークルメンさんに挨拶させていただいた。言葉のチョイスがとても好きな方で、お話しできるのがとても楽しみだった。本当に必ずまた、落ち着いて話させてください。

初日夜の居酒屋。大学時代の後輩、もう先輩後輩はほぼ無いオタクどうしみたいな感じだけれども、と飲み。私がハマるコンテンツが、いわゆる身内と呼んでる大学メンツと被らないことがこれまで多かったため、単純に自分と同じくらいか、それ以上の熱量でコンテンツに向き合っている人が身近にいてとても嬉しい。蓮は解釈の仕方がひとそれぞれだから人の話を聞くのが楽しかったわね。酒が入っている状態で目の前でライグラ回して4億とかさらっと出されると私は上位層には成れないなとつくづく感じる。

2日目の開演前もフォロワー兼サークルメンに挨拶させていただいて、そのご友人方のクラブ関係?の皆様ともお話させていただいて。コンテンツを通してご縁が広がるのがそれこそガ…ぶりくらいなものでしたので大変嬉しい気持ちになりました。曲の解釈は人それぞれなので何を思ってもいいのです。

2日目を終え余韻に浸りながら感じたこと。
102期生が2年生、103期生が1年生、という蓮ノ空単独ライブ。
これを見ることができるのは、もしかしたらこの1stライブが最後かもしれない。そのことを感じた瞬間、全部見なければならない、という強迫観念、ではなく、本当に純粋に、1stライブツアーを経て彼女たちがどうなっていくのかを見てみたい、と思った。今このコンテンツの進み具合や情報開示の状況、今の私の感情で楽しむことができるのは今だけ、それを改めて実感し、この一瞬がとてもかけがえのないものに思えてきた。

まずは明日、もう今日になった10月度Fes×LIVEを楽しもうと思います。

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