#ア界隈合同誌企画についてのいろいろ

こんにちはーなのだ。

突然だけど、2020年10月から「#ア界隈合同誌企画」という企画をTwitter上で立ち上げたのだ。

内容についてはこちらを参照していただくとして、そもそもなぜこの企画をこのタイミングで、なのか、こちらの考えていた意義について説明させていただこうという回なのだ。

企画のきっかけ

もともと、2020年5月にアライさん界隈合同詩画集「毛皮のラプソディ」という企画があったのを(頒布期間が終了してから)知って、ニシャイさんも創作活動に関心があるフレンズを集めて合同で作品を発表したいなーと考えていたのだ。

アライさん界隈は自作のイラストや詩などを投稿しているアカウントも多いので、こういう企画は参加者が多くなって盛り上がりそうだと思ったのだ。

さらに、複数のフレンズが共作して合同詩画集として形になった前例があることを知り、「普段なら出会わないようなフレンズたちの、普段なら見つからないような作品が、一つの本の中にまとめられること」はとても興味深いと感じたのが企画を起こしたきっかけなのだ。

でも「やっぱり集めるの大変だしな…」「みんなが興味あるわけじゃないだろうしな…」と思って、なかなか企画をまとめて言い出せなかったのだ。

タイミング

では、何故あのタイミングで言い出したのかについてお話しするのだ。


10月初めごろ、突如「ほぼ日刊ア界隈ニュース」なるブログが観測された(あえてこの言い方なのは、当該のブログが閉鎖済のため)のだ。

このブログおよび告知用のTwitterアカウント、その運営者※に関しての詳細はここでは触れないようにするのだが、内容はいわゆる「まとめブログ」に近い形式で、「炎上したツイート」や「ツイキャスなど賛否が分かれるコンテンツ」ばかりに触れられていたのだ。

ニシャイさんとしては、アライさん界隈は「アライさんのなりきり」というフォーマットに従って、なおかつ独自性の高いコンテンツを公開しているフレンズが多いという印象だったのだ。もちろん、「日常のつぶやき」のような、「それってアライさん(や他のフレンズのなりきり)じゃなくてもいいのでは?」という内容でも、同じアライさんという型を通すことで不思議と個人らしさが浮き彫りになる、という部分が、他の界隈とは異なる点だと感じていたのだ。それは例えるなら、同じ学校に通って同じ制服を着ていると、持っている筆箱、その中身の文房具がそれぞれ違ったり、スマートフォンのカバーが違ったり、そういう些細な差がより明確に見えてくるようなことだと思うのだ。

何が言いたいかというと、「ほぼ日ア界隈ニュース」は取り上げられているフレンズの独自性が高いだけで、やってることはその辺の「いかがでしたか?」で〆るクソつまんねートレンドブログと同じ、ということに気がついてしまったのだ。つまり、このブログで個性を発揮するのは「トレンドブログのフォーマットでヲチスレをやった」運営者ばかりで、本来フレンズたちが持つクリエイティビティを披露する機会から遠ざける結果になるのでは?と考えたのだ。

それで、あのタイミングでの企画発表…つまり、「ほぼ日」へのカウンターとしての発表となったのだ。ニュースでみんながざわついていたことや、自分でも「ニュースのやり方はフレンズの良さを活かせないのでは?」と感じたこと、それから、ブログの運営者に「一人で甘い蜜吸ってんじゃねーのだ!」と言いたかった、というのもあるのだ。(ブログには無視されてたのだが…)

なお、「ア界隈まとめブログ」は「ほぼ日」以後に(おそらく同一ユーザーによって)別のブログとして再度作られ、公開されているのだ。そして内容は…まあお察しくださいという感じで、ある一つのトピックについて言及した界隈のフレンズのツイートを無作為に(「転載には○○円いただきます」と事実上の転載禁止をプロフィールで掲げているアカウントでさえ!)まとめたり、炎上したフレンズにインタビューしたりと、やっていることはやはり他人の褌で相撲を取る、どころか相撲を取った人から褌を買い取って転売してる、という印象を抱いてしまうよう状態なのだ。

※:ブログの運営者はすでに判明していて、元某アライさん…ここでは言及を避けるのだが、まあ懲りないなというフレンズなのだ。

企画の意義

「#ア界隈合同誌企画」は、「やりたいフレンズがやる」企画なのだ。また学校の例えになってしまうけど、これは同じ部活に入ったフレンズが、活動の一環で作る作品集だと考えているのだ。最初からやりたくなければ入部しなければいいし、続けられそうにないと思ったら辞めるだけでいい、そんな空気を持った活動として位置付けているのだ。

ニシャイさんは「強制された環境でやる部活」が心底嫌いなのだ。嫌いな先輩にしばかれながら吹くクラリネットはいい音がしなかったし、仲間外れにされながら描く展覧会の絵は全然きれいな色にならなかったのだ。だから、この企画では「出せー出せー」「連絡しろー」と参加者のみなさまをせっついてはいるけど、気持ちが乗らなかったり調子が悪かったりして形にならないなら辞めていいという気持ちなのだ。

「やりたくないけどやらなきゃ」は、絶対いいものが生まれないのだ。「やりたいけど面倒くさいな」は一歩踏み出せるけど、そこから「やりたくない」が大きくなってしまったら、それは「やりたくて始めたこと」ではもうなくなってしまうのだ。

この企画は決して強制参加ではなく、利益も(こんなことを言ってしまうと卑しいのだが)出ないという、いわば「やらなくていいこと」なのだ。でも、「やらなくていいこと」を「やりたい」と思って参加してくれたフレンズには、こちらも「ひとつの本にする」という形で答えたいのだ。

…なんかこういうのブラック企業の根性論みたいで気持ち悪い言い方だな〜と思うのだ。でも、お金が出るわけでも絶対やらなきゃいけないわけでもない、誰もがホストでもゲストでもないことだから「やりたくないなら帰れ!」で帰っていいと思うのだ。いや、もちろん残ってほしいのだ…。参加者の皆様よろしくお願いしますなのだ。

おわりに

2021年3月に!!!発行(PDFファイルでのweb上での)頒布を!!!予定しておりますのだ!!!!

12/31が一時締め切りだったけどまだ出してない参加者はがんばれ!!!ニシャイさんも頑張るから!!!!なのだ!!!!!!!!!!!!!!





おやつ代と年金の支払い(深刻)に使うのだ。