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【2分で読める】LGBTの話【理解を深めよう】


✅差別は良心より知識

日本に限らず、世界には多様な人間が存在する。
たとえ、「差別をする気はない」「差別は良くない」と思っていても、
正しい知識がなければ、差別をしてしまう事は十分にある。
【オネエという言葉】
オネエという言葉はいわゆるマスコミが生んだ、差別用語。
オネエタレントと言われる方々の中にもレズビアン、ゲイ、バイセクシャルの方など多様に存在している。

しかし、オネエという‘ひとくくり‘にしてしまうことが自体が差別である。

差別を無くすために生まれた、『LGBT』という言葉ですら、文脈によっては差別用語になってしまう。
(例)
<普通の人> と <LGBTの人>

と分けて使ってしまうと差別になる。


そのために、まずはしっかり定義を知ることが大切。



✅LGBTとは

・Lesbian(レズビアン)
・Gay(ゲイ)
・Bisexual(バイセクシャル)
・Transgender(トランスジェンダー)

その頭文字をとってLGBTという。


✅LGBTの概要

【Lesbian(レズビアン)】
同性の性的指向を持っている女性
【Gay(ゲイ)】
同性の性的指向を持っている男性
【Bisexual(バイセクシャル)】
両性の性的指向を持っている女性or男性


【Transgender(トランスジェンダー)】
性自認
が不一致の女性or男性


(下記に性的指向•性自認について詳しくまとめている。)


✅さらにトランスジェンダーは3種類


Transgender(トランスジェンダー)の中にも分けて考える必要が3つある。

〈トランスセクシャル〉
身体の性別と性自認の不一致


(例)
男性の身体で生まれたが、意識は女性である場合。
意識は女性なので、「身体を男性から女性に治したい。」という身体の不一致を強く感じている方。
〈トランスヴェスタイト〉
服装と性自認の不一致

(例)
男性の身体で生まれたが、意識は女性である場合。
意識は女性であり、身体はそのまま男性のままで良いが、服装は女性の格好をしたいと強く感じている方。


〈トランスジェンダー〉
自認の性別と生まれた時の性別の不一致

トランスセクシャル•トランスヴェスタイト(外科手術を受ける•異性の服装をする)には当てはまらないが、意識として、性自認と身体の性別に不一致を感じている方を。狭義の意味としてトランスジェンダーと呼ぶ。


✅性的指向と性自認

【性的指向】
性的指向:自分が恋愛感情•性的欲望を抱く対象がどこにあるか。
いわゆる、『誰を好きになるか』ということ。
(例)
異性を好きになる
同性を好きになる(レズビアン•ゲイ)
両性を好きになる(バイセクシャル)

【性自認】
性自認:自分の性別をどう認識しているか

(例)
女性の体を持って生まれたけど、男性の意識を持っている場合
『性自認が不一致している』(トランスジェンダー)

女性の体を持って生まれて、女性の意識を持っている場合
『性自認が一致している』


性的指向(LGB)と性自認(T)を分けることが非常に重要



✅Queer (クィア・スタディーズ)

クィア•スタディーズ:セクシャルマイノリティに関する研究

クィア:奇妙な•不思議な という意味
【なぜ差別用語を使っている団体があるのか】
差別的な発言を逆手にとって、自らの気持ちを訴えている。
1990年代にようやく研究が開始され、今の多様化の運動にも繋がる。

これは今現在、進行中の大事な問題である。

ぜひもっと知りたいと思った方は調べて知って欲しい。

良心ではなく、まずは知ることから始めることが重要。


最後に

今回はLGBTについてまとめました。

今の社会は多様性が当たり前になってきています。

しかし
「自分には良心があり、自分には差別する気持ちは無い」と思っていても、
言動や行動で差別的になってしまう可能性がある。
それは防ぐ必要がある。

防ぐためにも知識を身につけ、他人を理解することが1番の近道であり、1番の良心である。

これからの未来、多様性は必然。

私の未来のためにも、今から知っていこうと思います!🏳️‍🌈


最後まで読んでくださりありがとうございました!


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