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RTA in Japan Winter 2022 俺的オススメタイトル

あけましておめでとうございます。
どうも、フルトしろ。です。

去年の12/26から大晦日までの6日間続いたRTA in Japan、早いものでもう終わってしまいました。

この6日間を振り返ってみると、全日での会場参加に成功したのもあり夏と比べ遥かに多くの名刺を頂きました。
「名前を集めている」ということで寄せ書きに混ざったりもしたり…
夏の時に比べコミュニケーション量が遥かに増えたので、「もしかして俺…意外と有名人…??」と勘違いしているところです。


頂いた名刺達、その数なんと28枚!

↑寄せ書きに混ぜてくれた方々のツイート 筆者のサインもあります↑
(他にも数人ほど寄せ書きに混ぜて頂きました)

29日はお昼ご飯のお誘いも受けました。
私はそろそろ寿司を食べないと死ぬぜ!というゲームの走者でもあるのでRiJに当選された同じくそろ寿死走者のしゅんたぬくんから誘われたのですが、なんとRiJに参加する走者解説に加え2名、そして製作者ただすめんさんも参加するという超ビッグオフ会となりました。
本当に緊張した…

豪華メンバーに緊張して隠キャ特有の下手な笑顔をする筆者
ご馳走になりました…ありがとうございます…

最高の思い出たちです。会場でお会いした皆様、どうもありがとうございました。

という訳でお待たせしました、筆者の日記ゾーンになってしまい申し訳ありません。
この記事は、「RTAを知らない」「RTA in Japanが気になってるけど何を見ればいいか分からない」と言った方に向け、
「良ゲー」「インディー」「ユニーゲー」「走者が面白いゲー」の4つの観点から私の好みと独断でオススメRTAを紹介する記事となっております。

どうぞ最後までお付き合いくださいませ。

*1
全てのタイトルはチェック出来ておりません。
ここで紹介しているタイトルたちは、筆者がたまたま観たものの中からさらに独断で選ばれたものであることを事前にご了承ください。
*2
YouTube側でもアーカイブは公開されていますが、コメント欄も流れてきてみんなのリアクションと楽しめるので、オススメはTwitchです。
リンクはすべてTwitchのものを貼っているので、どうしてもYouTubeでみたいという方は自力での検索をお願いいたします。


序章 -そもそもRTA in Japanって何?

この記事に辿り着いている時点でRTA in Japanを知らない方は少ないと思いますが、念のため解説しておきます。
知ってる方は飛ばしてください。

RTA in Japanとは、日本最大規模のRTAイベントです。
主に夏と冬に5日間/6日間ぶっ続けで開催され、駅伝方式で様々なゲームのRTAが生配信や会場で披露されます。
一週間弱ほどの長期間のイベントになりますので、超有名ゲームからマイナーなバカゲーまで、様々なゲームのRTAが見られることが特徴です。

去年までは新型コロナウイルスの影響でオンライン開催となっていましたが、感染対策を行った上で今年の夏から再びオフライン開催となりました。


一応解説 "RTAって何?"

もはやゼロな気もしますが一応。

RTAとはReal Time Attackリアルタイムアタックの頭文字を取った略称となっていて、ゲームクリアのタイムを実時間で計測し競い合うゲームプレイのことを指す言葉です。
計測区間はニューゲームからエンディングが流れるまでが主流ですが、達成率を100%にするまで、EXステージをクリアするまで、ステージ別など、ゲームによって様々なレギュレーションが存在します。
ポーズ中の時間やリセットした際のプレイ時間なども計測されるため、タイムアタックとは少し違うことをご理解ください。



では、念のための解説もこれで終わりとしてオススメRTAの紹介へと参りましょう。


正統派攻略! "スゴ技RTA"

最初にご紹介するのはスゴ技なRTAたち。

RTAというゲームプレイの時点で既にスゴ技だというのはもちろんなのですが、ここでは今回のRiJで走られたタイトル中でも筆者が個人的に神業だと感じたタイトルたちを紹介させていただきます。


星のカービィ Wii -100%

最初に紹介するのは、最近Switchへのリメイクが発表された星のカービィWiiのRTA。
このタイトルは4人までの同時プレイに対応しており、RTAでも2人以上でプレイした方が有利な区間があるようです。

さらに走者はshinoさん。こちらの方は様々なカービィシリーズのタイトルでトップ3に入る好記録や世界記録も保持している、カービィWiiを走るのにピッタリな凄い方です。

…しかし、走者欄にはshinoさん1人しか名前が書いてありません。でも手元には4本のWiiリモコン…

そう、この4本、全部1人で操作します。3時間弱も。何考えてんだ。

しかしながら、その操作精度も非常に高く1人で操作しているとは信じられないほど。ぜひ一度見て欲しいRTAです。

進め!キノピオ隊長 -Any%

スーパーマリオ 3Dワールドのスピンオフとして発売された箱庭アクションゲーム。
このゲームの特徴的な点は「ジャンプができない」ということで、そのため階段やギミックなどを利用し高低差を上手く攻略していくことが重要な要素です。

さて、このゲームにはひとつのステージに3つずつ、"パワーダイヤ"というアイテムが隠されていて、ラスボスステージには155のパワーダイヤが必要。
しかしながら、大量に存在するステージの中からどのダイヤを取りどのダイヤを捨てるというのを考えるのは気が遠くなる作業です。

そこで走者さんは、非巡回有向ネットワークに対するダイクストラ法という数理最適化を行いました。これにより理論上最速のダイヤ取得チャートを導き出せたそうです。は??

ガチガチの数学理論が織り混ざったRTA、お楽しみください。
(なお、走者さんによる数理最適化の詳細はこちらの記事に記載されています)

パズルボブル -1 Player - Arcade

1994年にタイトーが開発したアーケードのパズルゲームのRTA。

バグを利用することは一切なく、純粋なプレイヤーの実力と運でタイムが決まる硬派なRTAとなっています。
ルールは簡単。同じ色の球を3つ以上隣接させれば消えて、壁や他の球と一切隣接していない球はそのまま下へ落下。盤面上にあるすべての球を消せばステージクリアです。

さて、ここで私が推したいのはその速さ。みんな速い。特に世界記録保持者のposhiさんがめちゃくちゃ速い。
ゴミの処理も早いし、壁の反射もキレイに決める。見ているだけで気持ちよくなります。
私はこのゲームをプレイした経験はありませんが、それでも十分スーパープレイなのが伝わってくるRTAでした。

キャサリン -Babel Solo

ペルソナシリーズの開発チームが手がける、ホラー・アダルトテイストなアドベンチャー・アクション・パズルゲーム。
今回はアドベンチャーパートとアクションパズルパートからなる本編から、アクションパズルパート部分を抜き取った「バベル」というモードをすべてクリアするRTAです。

ルールを文字で説明するのは難しいのですが、軽く説明。
プレイヤーは箱に対して乗る・つかまる・押す・引く・(段差が箱1つ分であれば)登るといったアクションが可能。これらのアクションを駆使して壁を登りゴールを目指すのがバベルのルールとなっています。

見ている側が少し考える間に、走者さんはどんどんどんどん箱を動かして上へ登っていきます。後半になると棘の出てくるトラップの箱も出現するのですが、何事もなかったかのように華麗に処理。
こちらのRTAも、見ているだけで気持ちよくなれてオススメです。

ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド -All Dungeons Extended

もはやゲーマーは全員ご存知でしょう。2017年発売、ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルドのRTAです。
カテゴリの内容は「四神獣・ガノンの討伐、DLC"英傑たちの詩"」をクリアするといったもの。
実はこのカテゴリー、同じようなものが五年前にもRTA in Japanにて披露されているんです。

当時は発売から一年も経過しておらず、RTAもまだまだ発展途上でした。
そんなカテゴリーが、五年の時を経てこの場に帰ってきたのです。
さぁ、長いこの五年という年月で、ブレワイは一体どんな進化を遂げ…バグばっかじゃねぇか!!!!!

バグ技の解説は本物の学会の発表レベルで意味が理解できません。が、すご技だということは確かです。
バグが大好きな方は、ぜひご覧になってください。


良ゲーから変なのも。 "インディーゲームRTA"

続いて紹介するのは、インディーゲームのRTAです。

インディーゲームとは、個人の人間やチームが作ったコンピューターゲームのことを指します。近年はUnityといったゲームエンジンの普及や個人開発者向けのパブリッシャーの普及などから、インディーゲームも大きな話題を生むようになりました。

さて、"個人で作ったゲーム"という定義のインディーゲー、良ゲーはもちろんですが変なゲームも見られます。色々見ていきましょう。


Heavenly Bodies -Any% 1P Classic full game

宇宙飛行士の体験ゲーム。見下ろし視点の中、プレイヤーは宇宙飛行士となって様々な任務をこなしていきます。
こちらのゲームは物理演算による制御が行われており、動きがリアルなのはもちろん、攻めチャートを取ると物理演算に負荷がかかり最悪クラッシュということもあるそうです。

見るからに操作が難しいタイプのゲームだと思うんですが、そんなこととは関係なく流れるように次々と任務をこなしていきます。
このゲームを見ること自体これが初めてだったのですが、面白いRTAでした。

でも、宇宙空間を平泳ぎで移動するのは笑っちゃった。

Untitled Goose Game 〜いたずらガチョウがやって来た!〜 -Any% Glitchless

ご存知の方も多いのではないでしょうか?Untitled Goose Gameです。
プレイヤーはガチョウとなって街へ侵入し、人間に対していたずらをする…ただそれだけのゲーム。
クリアに必要なTodoリスト(いたずらリスト)の内容が"おじさんから鍵を盗む"、"おじさんを水で濡らす"など、現実にありえないとんでもないイタズラという訳ではなく、でもイライラはする…といった絶妙なラインなのがこのゲームのいいポイントだと思います。

このゲームは本来だと制限時間などといった概念は存在せず、通常プレイであればゆる〜く遊ぶゲームのはずなのですが…
RTAになった途端、ハイスピード害悪ガチョウの誕生です。絵面は面白いのですが、先ほども言った通りイタズラの内容が妙にリアルなので少し心に刺さるところもありますね…

A Dance of Fire and Ice -100% - Any%

火の玉・氷の球系リズムゲームです。
音ゲーとRTAは"曲の長さが固定だからタイムに差が出ない"という点から相性が悪いものだと考えられているのですが、なんとこのゲームはBPMの変更が可能、つまりプレイヤーの腕が上がれば上がるほど比例してタイムも縮むという魔境なRTAなのです。

また、こちらのゲームは発想がユニークなものとなっています。
前提としてプレイヤーの周りには一定速度で回る球があり、その速度は1周=BGMの4拍分となっています。また何かしらキーを入力すると、プレイヤーは回っている球が重なったマスに移動します。
つまり、二分音符を刻む形でキーを叩くと直線に進み、四分音符を刻むように叩くと螺旋状に移動するのです。
譜面は曲がりくねった道として用意され、その曲がり角の角度からリズムを断定してキーを叩く…といったものになっています。

多分文字だと伝わりづらいと思いますが、動画を見るとすぐ理解できると思います。
ユニークなゲームシステムの発想と超技術の走者の融合、必見です。

そろそろ寿司を食べないと死ぬぜ! -Any%,NORMAL

この記事の導入でもちらっと触れました、通称そろ寿死、そろそろ寿司を食べないと死ぬぜ!のRTAです。

ゲームタイトルの通り、主人公は寿司を食べないと爆発して死にます。
具体的にはHPが時間経過で徐々に減少して0になると爆発なので、回復を繰り返して死なないようにするため寿司を食べるというのがこのゲームの内容です。
クリア条件はいくつか存在しますが、基本的にはステージごとに定められたノルマの個数分寿司を食べるとステージクリアです。

RTA的にこのゲームを語ると、ネタに全振りしてるくせに実は超硬派。
シン・ぴえんスキップと呼ばれる技以外に大きなバグ技はなく、寿司の位置も固定なので、とにかくインを攻めまくりながら最速で寿司を食べれるチャートをなぞり数秒のタイム差を作っていくRTAです。

さらに、この走者3名は、RTAの順位はもちろん、Steamスコアランキングでも上位にいる超上級者。ネタゲーの雰囲気とは相反して超白熱するその試合には、瞬き一回も許されません!

The Convenience Store | 夜勤事件 -Any%(No Night Skip)

通常プレイでも1時間ほどでクリアできるお手軽な短編ホラーゲーム、夜勤事件。

主人公は、高額給与に惹かれとあるコンビニのアルバイトを始めた高校生。
しかし、主人公の元にVHSが送られて来たと同時に、コンビニやその近隣で怪奇現象が発生するように。その怪奇現象は時間が経つにつれどんどん加速していき…ちょっと待て!!!
バグ技使いすぎ!!!!!!!

こちらのゲームのRTAはバグを利用しまくっているため、ホラゲーのRTAでよく起こる怖くないホラーゲーム現象が発生しています。
実際ホラーが大の苦手な筆者でもゲラゲラしながら見られました。

個人的にはギリギリネタに寄ったRTAかな〜…と思いますが、通常プレイであれば演出もストーリーもよくできているちゃんとしたゲームとのことです。
プレイ予定の方はご安心ください。


ネタに振り切れ! "ユニークゲーRTA"

「面白いRTA」というのは二つ存在すると考えます。
一つ目は"Interesting"、チャートの洗練度や技術力が高く"面白い"、と言ったもの。
そしてもう一つは…"Funny"、ゲラゲラ笑う、おかしいといった意味での"面白い"、です。

もちろん、チャートの洗練度・技術力はここで紹介するRTAにおいても非常に高いのですが、それでも笑ってしまうようなネタに振り切れたRTAを、ここではご紹介していきたいと思います。


バーガーバーガー -Hard Any%

今回のRTA in Japanでトップバッターだったタイトル、バーガーバーガーです。
ゲーム自体は普通なので通常通り走っていたらネタ方向にはいかなかったと思うんですが…

まず最初に、店舗名をケンタにします。
続いて、新しいメニューとしてバーガーを考案。
こちらのバーガーにダブルモスバーガーと命名して、9320円で売りつけます。
他にあったバーガーはすべてメニューから切り捨て9320円のバーガー一本でやっていくことを決意、代わりにダブルモスバーガーが付いたセットを1040円で売りつけます。

…もう全てがネタに振り切られています。またコントローラーが効かなくなりコントローラー交換RTAが走られるというハプニングも。

斬新なバーガー経営、ぜひご覧ください。

ZADETTE -Gamer%

見た目からもうヤバそうなインディーゲーム、ZADETTE。

主人公はこのマッチョマン、ザデッテくん。ムキムキで大きく強靭な体を持っていますが実は貧弱です。
敵に触れるのはもちろん棘にぶつかるだけでも死にますし、ジャンプも控えめでかわいらしいもの。移動も非常に遅くイライラしてしまうほどです。
(理不尽な仕様による)超難関ゲームですが、なんと走者の方はこんなクソゲを170時間プレイしているそうで、その素晴らしいプレイングは見惚れてしまいます。

ところでみなさん、このゲームはご存知でしたか?
どうやら日本でこのゲームを知っている方はすごく少ないそうで、開発もそれをネタにしたツイートをしています。

…というわけで、皆さんもZADETTEのアーカイブを視聴すること、および購入することを躊躇しないでください!

ノットトレジャーハンター -All Scenarios

プレイステーション向けのアドベンチャーゲーム。
"古代遺跡に眠る財宝は彼にとって金目のものではない。彼は古代文明に興味を持つだけでトレジャーハンターのように財宝を金に換えるような人間ではない…そう!彼こそがノットトレジャーハンターなのだ!"…というのがゲームタイトルの由来らしいです。

実はこちらのゲーム、前回の夏のRiJで言うアンシャントロマンポジション。
走りのモーションが変で「ダバダバ走り」と言われたり、足が高すぎて明らかにスカってるのにヒット判定になる「英国紳士キック」、メンタルが弱いのかなぜか自ら身投げをする敵キャラ「トカゲ人間」…ツッコミどころが多すぎます。
声優やイラストレーターなどが超有名な方なのですが、内容が酷すぎてその方達のギャラに制作費の全てを当てたのでは?と言う説も立っています。

クソユニークゲーによる濃密な1時間をお過ごしください。

カドゥケウス NEW BLOOD -Any% Normal

アトラスが開発する手術ゲーム「カドゥケウス」の3作品目にあたるゲームです。
こちらのゲームはこのコーナーで紹介した他のゲームとは異なり、ストーリーやゲーム自体は普通です。少しストーリーに無理のある部分も見えますが、目をつぶれば医療ドラマと大差ないかなと個人的には思います。

問題なのはRTAというそのゲームプレイ。非常に高いWiiリモコンのエイム力で素早く(言い換えると雑に)執刀・治療を行い流れるように手術が完了。
手術の最後には傷跡のテーピングを…消毒せずすぐに貼る!!!!
本来であれば消毒をしたのちにテーピングをするのですが、消毒なしでも評価が"Bad"になるだけなので、タイムを優先してこのような形に。
このテーピングはバッドテーピングと名付けられ話題となりました。

他にも笑いどころはたくさん。解説の方はガチの医療従事者なので興味深い話も聞けます。
その高速の超執刀、ぜひご覧ください。


走者にフォーカス! "走者が面白いRTA"

先ほどのカテゴリーでは、「RTAにはInterestingとFunnyの二種類がある」と言いました。
実はFunnyも2種類に分けれると考えています。一つは先ほど解説した"ゲームが面白い"ケース、そしてもう一つは「走者さんが面白い」ケースです。

ということで、ここでは走者さん自体が面白い!と感じたRTAを紹介していきます。
性質上ゲームプレイよりプレイヤーが前面に出てきてしまいがちなレースや企画型のものが多めですが、ご了承ください…


スーパーマリオパーティ -Challenge Road (Master)

Switchで発売されたマリオのパーティーゲームのRTA。
(マリオパーティのRTAって何だ…??)と思われた方も多いかもしれませんが、今回の場合ですと、コンピューターを相手に様々なミニゲームで連続して対戦するゲームモード、"チャレンジロード"を攻略するRTAとなっています。ご納得いただけましたか?
(でも、従来のパーティーモードのRTAもあるにはあるそうですよ…)

さて、カテゴリ名に"Master"と書いてある通り難易度はもちろん高め。ですが、そうとは思えないほど素早く攻略されていくミニゲーム。
レースとしても、抜きつ抜かれつを繰り返す熱い展開。走者同士の仲も良いのか、2人で繰り広げられるほんわかした掛け合いも見所です。

クッキークリッカー -第2回クッキークリッカー100万枚RTAトーナメント

今回のRTA in Japanで唯一の企画ものかつ、この6日間での最高視聴者数を叩き出した、クッキークリッカーのトーナメント型RTAです。

クッキークリッカーのシステムは簡単です。
・クッキーをクリックするとクッキーが1枚焼ける
・溜まったクッキーを消費することでアイテムを購入できる
(例 1秒につき1枚自動でクッキー生産、1クリックで焼ける枚数が倍など)

これらを踏まえた上で、クッキーを100万枚生産するまでが今回のRTAとなっています。例外としてランダムに出てくるアイテムで有利な状況になったりもするので、タイムには連打力だけでなく運も絡んできます。

そんな中出場するのは6名の走者。3人ずつで試合を行い、上位2名ずつ・計4名で決勝を行うシステムです。
連打力はあの高橋名人を越すレベルの走者もいる中のトーナメント、一体勝つのは誰なんでしょうか!?

Inscryption -Any% (Unrestricted)

ホラーとカードゲームが融合したインディーゲーム。ゲーム界隈で話題になったため名前だけなら聞いたことがあると言う方もいるのではないでしょうか。

筆者もこのゲームは気になっており、「ネタバレ厳禁」という情報を聞いてRTA in Japan前に急いでクリアをしました。
最初のカードゲーム部分は素早く賢いゲームプレイに唸っていたのですが、中盤あたりからは…ちょっと待て!!!!
バグ技使いすぎ!!!!!!!(2回目)

ネタバレ厳禁ということで、正直この記事で紹介しようかも悩んだのですが…バグりまくっててストーリーがよく分からないし、視聴者はもちろんまさかの走者自身も何が起こっているのかよく分からないという状況が生まれ上がって…
「これ全部見てもネタバレになり得ないよ!!」と判断して紹介しました。

破壊を起こしている張本人の走者でさえ理解できないほどバグでどんどん壊れていくInscryption、カオスなRTAをお楽しみください。


おわりに

いかがでしたでしょうか。
全タイトルを見た訳でもないのに、紹介するのを諦めたタイトルもあるのに、これでも17タイトルも紹介してしまったみたいです。
この記事で紹介しきれなかったRTAはまだまだあります。興味を持った方は、ぜひアーカイブを漁ってお気に入りを見つけてみてください。

この時点で編集ツールのカウンターが9000文字にタッチしました。ここまで読んでくださった方々、ありがとうございます。
一般の方がこの記事やRTA in JapanをキッカケにRTAに興味を持っていただけたなら幸いです。

よいRTAライフを。

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