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THE 日記(10/30 - 11/3)

10月30日(月)
 朝から老害ババアのタイピングの音にイライラした。
 老害ババアの検査のやり方があまりに不備があり(おそらくまったく準備していない)、検査中、何度も入って是正した。あ、はい、みたいな、知ってます、みたいな態度がイライラする。私は昔主任に言われた通りのことを、主任の魂を身に宿しながら言った。疲れまくる。

 午後は年休を取った。早急に家に帰った。散らかっていて、ベランダの窓を開けながら叫んだ。サイバーパンク2077を全クリした。

10月31日(火)
 管理職と老害ババアのくだんの件について話し、いくらか気分が楽になった。管理職は、管理職の立場で言うべきことを言い、私は私の立場で言うべきことを言えばいい。
 午後は年休を取った。家に帰る。家事をした。料理を作った。なかなかいい出来だった。

11月1日(水)
 細かいストレスの要因が度重なり、いつも、帰りの電車で思い返してみるとその細かさゆえに何も思い出せない、という毎日だ。細かいが、資料を点検してもらえたら、ありがとうございますくらい言えよ。馬鹿かよ。4○歳のババアがよ。

 帰りの駅のホームで、スマホの画面を覗くと前の主任からLINEが入っており、「印刷しないでください」と制止されており、どうやら資料に不備があったようだった。なんとも嫌なタイミングでそのLINEを見てしまったな、と思った。
 資料については、かなり丹精込めて用意したつもりだった。だから勝手に、「よしいいものができただろう」と期待値を上げていたのだと思う。だからそれに、「否」をもらうかもしれないという予測が不安にさせるんだろう。ひどく疲れてしまった。まぁ、しょうがない。鼻が高いと、鼻を折られたらまぁそこまでだったということだ。仕方ない。

 夕方の職員室で、からだがふらついた。二日間年休で帰っていたからなのか、体の養分が枯渇したような感じだった。急いで駅に向かい、急いでドーナツを買い、駅のホームでむさぼって食べた。夕焼けが綺麗だわ、と主婦がホームから写真を撮っているのを横目に、菓子をむさぼって食べた。疲れた。眠いなぁと思いながら、ブレードランナーを観ながら電車に揺られて帰った。すごく疲れているなと思った。

 年末の忘年会に、何の迷いもなくバツをつけた。「あんまり好きじゃ無いの?」と、職員室のお局に言われ、「はい、そうです」と答えた。そんなもんだろ。

11月2日(木)
 午前中、行動観察の情報を共有する会議だった。私は一週間前にこの日を設定し、各自の空き時間を使って観察するよう指示を出した。
 一人はそれなりに観察し、もう一人は「すみません、時間がありませんでした」と平謝りしながら薄っぺらい内容の観察記録を話していた。もう、なんなんだよ、と思った。
 「今の内容を、その児童の親御さんを目の前にして言えますか?」と話した。

11月3日(金)
 指導教諭に、「勝手なことするな」と半笑いされながら電話で言われた。三週間近く頭を悩ませていた資料が、「配らない」という選択肢を与えられ、おじゃんになった。
 事前に相談しとけば、まぁ、こんなことは起こらなかったんだろう。

 しかし、だ。応える。ぐらっとくる。

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