湯船 と シャワー

湯船 と シャワー。

あなたは、お風呂派、シャワー派どちらですか？

お得な方はシャワーとよく言われます。私事ですが不精な性格のせいで、お風呂にお湯を張るのは時間がもったいなくて待っている間にシャワー浴びれると思ってしまって、ついついシャワーばかりの生活になっています…。良くないですね。

確かに湯船に浸かってるとリラックスできて、疲れも取れると納得してます。が、正直、お風呂にお湯を張り湯船に浸かるのはすごく贅沢なイメージがあります。ありません？　　　　　たま～にお風呂に浸かると入り終わった後に、「この大量のお湯どうすんの！？」と考えてしまうこともしばしば。

その点、カラスの行水のようにさっと浴びてさっと出れば使った水も残らないし、経済的！罪悪感もなし！

…でも、はたして本当にシャワーの方がお得なんでしょうか？

疑問に思ったので計算しました。はい。

シャワーを1分間使った時の水量はおよそ12Ｌなのだそうです。意外とあります。にわかには信じられなかったのでいつも使う感じで蛇口をひねって洗面器で受けてみたら、みるみるお湯が溜まってゆき、「なんてこった！」と驚きました！思ったより不経済じゃないですか、シャワー…。

ですので、１０分シャワーを浴びると約１２０Ｌお湯を使います。

１５分使うと約１８０Ｌ。

ガス代だけで計算すると都市ガスなら約１２０円。プロパンガス（単価５００円）なら約１４０円となります。

一方、湯船は約２００Ｌほどの使用量だそうです。（ユニットバスはおよそ１８０Ｌほどだそうです）

（都市ガスなら約１４０円。プロパンなら約１６０円です。）

とすると？

実はシャワーを１７分以上使うと、湯船に浸かるより高くついてしまいます。ダメじゃないか、シャワー…。なんてこった、シャワー…。

正直、シャワーの時間が１０分くらいだとかなり慌ただしいですよね。せめて１５分は欲しいところです。

それなら節水シャワーがあるじゃないか！そういう訳で今度は節水シャワーで計算してみます。

節水シャワーに変えると水量はおよそ８～９Ｌほどになります。

この使用量だと１５分使うと約１３５Ｌに抑えられます。

なるほど、これなら経済的ですね。お風呂よりシャワーの方が安いじゃないか！と自分を納得させられます。ただし、粗悪なものを使うと、単純にシャワーの噴出穴を減らしただけの物もあるのでお湯がかからない場所が出てきます。

そして、節水シャワーはもうひとつ問題点があります。

それは、冬場はからだが暖まらないのです。浴びても浴びても全然暖かくならない。これが本当にキツい。なぜ、リラックスできる場で我慢大会をせねばならぬのか…。神よ…

と、いうわけで

結論としては、夏場はシャワーで済ませ、冬場は大人しく湯船に浸かった方が良さそうですね。からだに残った老廃物を落とすという点では夏場でも何日か一度は湯船にしっかり浸かったほうが良いと思います。