一人暮らしの豆知識 :電気代編

えーっと、これは僕が一人暮らしをするに必要なことを調べているうちに憶えてしまったことで、普通に暮らして分にはそこまで厳密に、細かくなることはないんじゃないかという小ネタです。

「これはこうだから…、あれはこうなって…」とかやってしまうと、けっこう面倒なので、だいたい「こういう仕組み」程度に頭の片隅にでも置いておいてもらいえれば幸いです。

それではいきます。


電気代の基本的な見方

電気代はまずA(アンペア)数、または、料金プラン毎で基本料金があります。

料金プランは、朝のうちだけ使用した電気代が安くなるプランや、逆に夜に使用した分が安くなるもの、他にも土日の休日の分が安くなるもの等、があります。どの時間帯に一番電気を使うのかで選ぶとお得になると思います。

それで、次に電気量料金というのがありますが、これが初めて見たときにとても分かりにくかったです。そもそもkWhとはなんぞや?とかkVA??とか、まったく聞きなれない単位が出てきて、もう、その時点で計算するのを諦めてしまいました。

なので、まずこの二つの聞き慣れない単語の説明からいきます。分かってしまえばとても簡単なことなので、さらりといきたいと思います。

kWhとは?なんぞや?

これは簡単に言ってしまうと1時間に使用した電気の量のことです。kというのはキロのことで、

例えば、1kWだと1000Wになります。これを1時間使った場合、1kWhとなるわけです。hはhour(時間)のことだったんですね。

例としてあげると100wの電灯を1時間使うと0.1kWh、10時間使うと1kWhになります。

kVAとは?

VAとは(ボルト、アンペア)のことで単純にボルトとアンペアをかけたものになります。家庭用の電圧はだいたい100vなので、それに20Aを使用していたなら、VAは100×20 で、2000VAとなり、K=1000なので、2kVAになります。業務用などでは200Vなどもあるのですが、個人で借りる賃貸のアパートやマンションではそうそうお目にかかることはないでしょう。・・はずです。そんなでかい電化製品を使う人はいるのだろうか…。

電力量料金の見かた

kWhの事が分かってしまえばこの何やら複雑な電力量料金というのも分かりやすくなってきます。これは三段階料金制度だそうで、一定量を超えると使用料金が変わるものです。

が、電力会社の料金表をみるとややこしいです。ので図にしてみました。

例えば

最初の100kWhまで(第1段階料金) 1kWh 20円
100kWhをこえ300kWhまで(第2段階料金) 〃 23円
上記超過(第3段階料金)29円

の料金で1ヶ月に350kWh使った場合、

となります。簡単に説明すると、最初の100kWhまでは20円で使用できて、101kWhから300kWhまでの200kWh分は23円で、そして、それを超えた分からは29円かかる、ということなのです。使い過ぎには注意が必要ですね。

これだけだと分かりにくいのでもうひとつ。

今度は1ヶ月に250kWh使用した例です。この図をみると第2段階料金までで収まっています。

では、もうひとつ。

今度は80kWhしか使わなかった例です。この場合ですと第一段階料金の範囲内でしか電気を使用していないので電気代自体も、とても安くなっていますね。

電気代は

A(アンペア)や料金プランによって決まる基本料金+電気量料金+その他もろもろの合計で支払い金額が算出されます。

たくさん使えば使うほど利用料金も高くなってしまうので節約できるところは節約した方がお得ですね。

ちょっと長くなってきたので、次回にまわしたいと思います。次はA(アンペア)についてやりたいと思います。

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