11/30 シンヴァンキッシュハイスクール単独vol.6に行ってきた

やあみんな。ついにアイドルマスターシャイニーカラーズの楽曲のサブスクが解禁されたね。みんなはもう聞いたかな? SpotifyやYoutubeMusicなどで最新シリーズから会場物販限定音源のユニットシャッフル楽曲まで聞けるぞ! すごいな。

 それに合わせてアイドルマスターシャイニーカラーズでは記念の毎日十連ガチャも実施しているぞ。このゲームは十連ガチャを定期的に実施しないと死ぬ病気にかかっているから十連ガチャの時だけでもぜひプレイしてくれ。年間を通して数えた場合多分グラブルより無料で十連ガチャが回せるぞ。多分この後もクリスマス記念で十連ガチャをやるような気がするので、シャニマスを始めるなら今!(PR)


 宣伝も終わったので本題に入ります。今回の現場はシンヴァンキッシュハイスクール第六回単独公演「新体制だよ! シンヴァちゃんはとまれない」。なんと驚け単独公演6回目にしてチケと代が前売り1000円で当日券が1000円。


 おい。


 桁が違うだろ桁が。

 ていうか当日も前売りも変わんないってなんだよ。分ける必要あるのかよ。もっと取ってもいいんだよ。単独だろうが。

 VINANSHI氏のワンマンと本当に桁が違ってびっくりしちゃった。公演時間二時間近くあるのにそんなに安くていいの? なんか恐ろしいな。単独とワンマンはまあ……何が違うのかよくわからないが(箱の規模か?)とにかく今回の密度でこの値段は破格すぎる。すごい。どうしてだ。

 会場は恵比寿にある恵比寿CreAto。箱の規模としてはかなり小さめで渋谷aubeより一回り小さいぐらいだ。アクセスの微妙さはaubeとそう変わらないので、ようするにあれだ。いつものやつなんだ。


 俺は今ッッ! 猛烈に走っているッッ!!!

 今回の現場自体は初めてのソロ参戦なのだが、ちょうど前日に会っていたY氏(リリイベでバカほど積んだ秘密結社ニルヴァージュさんのCDを譲っていただいた。ありがたいですね。)と一服していた中で毎回シンヴァのライブは走らないと間に合わないよとぼやいたところお前のランには名前がつくとのお言葉をいただきました。シンヴァンキッシュランニングでしょうか。なんだそれ。むちゃくちゃだな。

 渋谷と違って道が平坦なのが唯一の救いか。恵比寿は昔私の母親と母親の胎内にいた私が一時期暮らしていた街なのだが死ぬほど記憶がない。なんか巣鴨みたいなイメージだったけど(おばあちゃんのイメージのせいだな)意外とちゃんとしていた。デパートによく連れてってもらったらしい。覚えてねえけど。

 ちょっとこじゃれた建物の地下に滑り込み、慌てて時計を確認する。開演時間ジャスト。間に合うか?まだ音楽は聞こえてこない。

 受付でチケットとお目当てを提示。ここで単独限定のポイントカードをもらう。単独用のポイントカードなんかあるのか。また現場用ウォレットのカードが増えた。今回は動員特典のカウント用にリストバンドを腕に巻かれる。いいな。ライブハウスって感じだ。

 箱の中はすでにかなりの人が集まっており何とか壁際の隙間に滑り込む。なんだよ。生誕の時のシンヴァにこんなに人集まってなかっただろ。やはり単独には単独の良さがあるのだろう。

 鞄を適当な隙間に押し込んでライトを引き出す。すると、丁度照明が落ちる。くるぞ。シンヴァンキッシュハイスクール!


 開演一発目はメロドラマの見すぎだろから始まる。旧ヴァンキッシュハイスクール時代の楽曲だがなんか生々しくて好き。あとは個人的な好き楽曲のボミティングオブブラッドミスフィッツも演ってくれた。吐ー血! 吐血!吐血!でお馴染みのあれですよ。最高ですね。

 数曲やったところでコンテンツコーナーへ。コンテンツっててっきり物販的なあれだと思ったけどここのことだった。ステージ上に椅子が6つ用意され、あおばちゃんが舞台袖に消える。

 ほかのメンバーが座ってもなかなか戻らないあおばちゃん。どうやら今回のコンテンツの準備で直前までバタバタしていたらしい。かわいいね。頑張っているね。


 今回のコンテンツは題して「シンヴァンキッシュ学力テスト」!あおばちゃん作のテストをメンバー(なぜかあおばちゃんもやっていた。問題自作なのに。)が解いてその中から珍回答なりかしこトップ・おバカトップを決めようという感じらしい。

 実は俺はステージ上でまともにあおばちゃんの声を聞いたのはこのコンテンツパートが初めてだった。のんびりした口調でほにゃほにゃ喋るあおばちゃんに時々鋭く突っ込むゆーきさん。ステージ上を見渡しながらトークを聞いているとそれぞれのメンバーの個性が華々しいほどに際立つ。


 ちなみにあおばちゃん作テストの問題はリアルタイムであおばちゃんのツイッターで公開された。公演中は無縁のものとしまい込んだスマホを取り出し慌ててアクセスする。地下とこの人数じゃもちろん電波は悪い。ついでにここに来る途中のナビ案内で通信制限にもなっている私のスマホはもたついた。

 でもステージ上のあおばちゃんはそんな私を待つようにのんびりと用意する。ほかのメンバーがこのテンポで大丈夫かと焦りまくる中で、あおばちゃんは雪のようにマイペースなのだ。

みんなも解いてみよう!(というコーナーを設けようと思っていたら問題の載ったツイートが削除されていました。カットです。)

ちなみに私もリアルタイムで解いていたが問題もなしに回答だけ載せるのもアレなのでカット。
 ちなみにテスト問題は国数英理歴の五科目で行われたらしいが結果がおもんなかったので壇上で発表されたのは国語・英語・歴史の三科目だけだった。なので私が解いたのもその三科目だけだ。マジで私に数学なんか解かせるとろくなことにならない。


 ちなみに各メンバーへのあおばちゃんからの成績への講評がそれぞれあったのだが以下の通りだった。(敬称略)

じょ→ふつう。

ももじろう→まあ大丈夫。

まさき→ふつう。

ゆーき→優等生。

しばお→よかった。絵がうまかった。


 なんてシンプルなんだ。ていうか絵って何? 絵を描く問題がどっかにあったんですか。教えてください。

 そして面白回答があったよとピックアップされた問題がいくつかあり(国語の人偏の漢字や酔生夢死・四面楚歌の筆記など)その答えをそれぞれのメンバー分あおばちゃんが手元のスケッチブックにまとめてくれていたのだが、当たり前だがマジで見えない。最後列の人なんか何も見えないんじゃないだろうか。こういう時にオペラグラスなんかを持っていると得するんだろうな。

 個人的に本当に面白かったのが歴史の問題の「邪馬台国を治めていた人物は?」という問題なのだが、漢字指定がないのでメンバーのほとんどがひみこと書いていたのだが一人だけ卑弥呼を「ひみ子」と書いていたので不正解になっていたメンバーがいた。これは本当に面白かったし採点を担当していたマネージャーさんも間違えて丸にしていた。しかもそのあとあおばちゃんがでっかく正解の漢字の卑弥呼をスケッチブックに書いてくれるのだがなぜかペンのインクが赤。

 余計に見えないだろ!!!!!!!なんでだよ!!!!!!

 本当に何なんだ。かわいいな。めちゃくちゃ面白かった。単独のこのパートだけでチケット代が消化されているといっても過言ではない。


 なんだかんだあってコンテンツコーナーは終わり、テストの採点で最下位のももじろうさんがあおばちゃんによる即興の罰ゲームで「公演中になんか面白いことを言う」という無茶ぶりを課される。これはちょうど間奏がセリフパートになっているベースボールクラブコンフェッションで消化された訳だが、その後もコンテンツコーナーのノリを引きずったままほのぼのした公演が続く。

 今回の公演の盛り上がりどころ、やはりシンヴァちゃんは猫型ロボットよりもすごいのところではないだろうか。シンヴァの曲はBPMが高くエネルギッシュな振りが多いのでオタクがついていくには多少ハードルが高い。だがそこがいいわけだ。

 歌詞にある「ネコ型のロボットよりずっとすごいんだってさほら見ろ 手を開けばパーで一緒なんだ」←これめっちゃよくない?最高。

 あと思ったけどシンヴァの曲はかなりガチ恋コーレスの回数が多い。いつもライトをかざすことしかできない。ガチ恋じゃないから。コーレスのフレーズだってわかってるはずの家虎だって振りしかできない。これは声を出すのが恥ずかしいというよりもアイドルの歌うところに自分たちが声をかぶせることへの抵抗感がぬぐえていない証拠だと思う。強くなりたい。


 そうしてあっという間に公演が終わった。意外なことに、特典会に行かずに公演終わりにそのまま帰るファンも見受けられた。意外といるんだ。新しい発見だ。

 そして驚きの発表。また単独やるって。しかも今月(12月)。題して「新体制だよ! クリスマスでもシンヴァちゃんはとまれない」

 また前売り券当日券ともに1000円でのご提供。おい。怒るぞ。なんかもっと簡単に金渡せる手段とかないのかよ。今回の特典会のレベルでチェキ長時間とかもう耐えられないって。


 単独のたびに単独の発表がされるってなんて贅沢なんだ。今回は急な発表だったのでシフト的に行けるか不安になりましたが普通に問題なく行ける。ていうかそこそこ早い時間からやってるけどみんな毎回休みとって行ってるの? それともタクシーとか乗ってるんですかね。すごいですね。俺なんか毎回就業時間のチャイムで飛び出して走ってるよ。自転車も乗れないから。


 以上でライブの感想は以上。続いて特典会に臨む。


 今回はライブももちろんだが特典会もソロでの参加となる。ここで精神をぶっ壊さないかが勝負。招待目当ての甲高く盛り上がる集団から逃げるように整理券販売の列に並び、イヤホンで声を遮断しながらkindle片手に行列を待つ。

 でもめちゃくちゃ並んだように見えて実際は列整形がめちゃくちゃだっただけで(何故か中央ではなく箱の右側に長机が置かれ右がチェキ・左側が招待特典のブロマイドだったが今回は最後尾札も回ってこないのでどっちかどっちかわからなくてしばらく招待の列に勘違いして並んでいた。並びなおした整理券列も後ろのほうは並んでんのか駄弁ってんのかわからない集団であふれていたので何回か並んでますか? と聞かれた。はいだが。)実際の順番待ちとしては最速で並んだ前回の並行物販に続いて待ち番はなんと2番。

 ここでちらっと売上表を見ていたのだが、明らかに並んでいる人数と購入者のログが合っていない。みんな付き添いと一緒に物販列に並んでいるので実際に買っていたのはあの人並みの約半分程度だったのだろう。……え? だから何って。別に。なんもないけど。

 ちなみに一人当たりの購入枚数はみんな10枚とかですごかった。anarchy.incのメンバー別ポイントカードの存在もあり枚数を重ねることが熱烈なファンには必須になるのだろう。私はそういった方のために時間をかけるのもあれなので前回同様2枚(それでも2枚だ)でお願いした。

 長い長い整理列をいなした後もアイドルたちの撮影準備が終わるまでの待ち時間があるのでBEMANIの懐メロ(つぎドカが十年前でギラギラがもはや懐メロになるってあり得ないだろ。)を聞きながらひたすら読書で時間をつぶす。電波が悪すぎてゲームもスレも見れないときのお供にはこれがぴったりだった。


 ついに順番が来る。いつも不思議に思っていたのだがシンヴァキッシュハイスクールのチェキは全員マスク着用で臨まれる。衛生的にもメンバーの健康的にも非常にいいことなのだが、なんとポイントカードの特典にマスクオフチェキがあることにここで気が付いた。なるほどな。いい商売してるぜ。これは限度枚数まで積んでは列に並びなおす心理がわかるな。

 今回はステージ上を広く使い椅子に座ったいつものスタイル。今回はいつもとじがったビニールのパーテーションがあったが、この謎はあと10行ぐらいで解けます。乞うご期待。


 あおばちゃんはスーツの俺に気づいてくれた。うれしい。まずはお疲れさまでしたと一礼しピンでとお願いする。

「きょうもなんかあるの〜?」

 今日もなんかあるんだよ。カバンから取り出したるは……こいつだ!

これは急に思い立った朝5時の散歩に連れてこられたちゃんふぁに。

 これは俺がニート時代から何となくお出かけに連れ歩いているうさぎのぬいぐるみ(通称ちゃんふぁに)だ。入手経路はダイソーでしかも値段は300円。お前が3人束になってもあおばちゃん一枚分にもならないぞ。今回はちゃんふぁにをあおばちゃんに託して撮影。

「毎回変わるんだね〜。なんか顔怒ってない?」

 そう。ちゃんふぁには何故か棚に並んでいるときからこのむすくれた顔なのだ。目元の毛は伸びっぱなしで口元もにこりともしない。この愛想の悪さに反してのふかふかがたまらないのでピューロランドなんかに行ってはこいつのしぶしぶフェイスの写真を撮りまくっているのだ……と思ったらまさかのあおばちゃん、ちゃんふぁにばりのしかめっ面での撮影!

 うれし〜〜〜〜〜。ていうかめちゃくちゃかわいい。いつもならそろそろはがしの時間になってしまうので手短に今回のコンテンツの企画が面白かったこと、単独になんとか行けそうなことを伝えた。初めての単独だね〜と言って言ってくれた。うれしい。

 チャイムが鳴らねえ。話すことなくなってきた。いやある。ポケモン俺もクリアしたよとか言える。でもいつ鳴るんだ!? ブザー! 怖くて二の句が継げねえ!!!

 結局ビビっちまってスタッフさんからチェキを受け取りそそくさとお疲れさまと次の単独への期待を伝える。あー楽しかった。

 そう。ビニールパーテーションの存在はいつもより特典会でのトークタイムが長く設けられていることを表していたのだった。結局緊張して横には座れずずっと立ちっぱなしだった(哀れに思ったのかあおばちゃんも立ってくれた。アイドルを立たせるなど言語道断だったのでお座りいただいた。)けどそれでも前回の並行特典会の3倍ぐらいは話せた気がする。すごい。こう言う緩急があるから単独には人が集まるのかもしれない。なるほどな。納得だぜ。ありがたいなあ。


 一礼してステージを降りてそそくさと会場を後にする。外の空気がひんやりしてて気持ちいいのでうろうろ変える。途中ででっかい犬がいて可愛かったので行きのルートでも最短のルートでもなんでもない路線で帰った。俺もあおばちゃんぐらい自由に生きたいと思ったからだ。



 ところであれらしいですね。次回の単独公演の会場の四谷アウトブレイクさんは専属のお花屋さんに頼めばフラスタが贈れるとか。ほう。サイトで見たらなんか一個大体2万円で頼めるらしい。


 へーーーーーー。



 次回、(恐らく)NiRVARGEさん主催無銭ライブ-TADA-。行かなかったら12日のIS SHiT(ゆーき・あおば生誕!)でお会いしましょう。



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