講演会の1人目の聴衆は企画者である

僕の研究会では、定期的に「研究に関する面白い取り組み」に関する講演会を開催しているのですが、講演を依頼している方から「山田さんは『自分が聞きたい話は○○なので、××に関するトピックを入れて欲しい』と明確にオーダーしてくれるから話す内容を考えやすい」と言われたことがあります。

また、「『自分の話を聞きたい』っていう1人目(=山田)が確実にいるからこそ、他にも聞きたいと思ってくれる人がいると信じられる」という言葉もいただいたことがあります。

僕には想像できない話ですが、「自分は興味が無いが、こういう話がニーズがあるようなので講演会を企画した」と透けて見える企画者が結構いるようです。

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