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靭帯断裂大冒険

先日ジョギングの記事書いた時に「そういえば靭帯断裂したな〜」と思いだしました。
その時のことが結構面白かったので、書きます。

時は遡って、昨年の12月、
私が前の彼女さんとかろうじて付き合っていた頃の話

めっちゃ久々にまともにデートすることになり、私は当日の朝9時に美容院の予約を入れていました。

朝起きて、時計を見たら8時45分でした(爆

とりあえず髪の毛は美容院で整えてもらえるとして、服はその辺に散らばってたテキトーなものを着て、慌てて家を出ました。

冬だったので、少しかかとのあるブーツを履いて、早足で外を歩いていたのですが、
突然何者かに足を掴まれ(たような感じがして)、
私は信号を渡り切る手前で盛大にコケました。

「誰だ、、、!」
と周りを見渡しましたが周りには誰もおらず(私がただ寝ぼけてただけ)、
しかも、道には段差もなく、地面には何も落ちていませんでした(加齢

「はあ〜」と思いながら立ち上がると、左足に激痛が走ると同時に、妙に力の入らない雰囲気を感じ取りました。

え、これヤバいかも

という思いのまま、
とりあえず美容院に向かいました(すでに遅刻中

駅の反対側の美容院だったので、駅のエスカレーターに乗った時、自分の足を見ると、両足の膝から大量に出血していることが発覚しました。

これやべえと思い、コンビニでデカい絆創膏と消毒液とガーゼを買って応急処置しました。
(いかにも、さっきケガしました、という人が買うセット^ ^)

とりあえずこれで、美容院のイスに座ったときに、膝から大量出血している姿が鏡に映るという悲劇は回避できると思い、美容院に向かいました。

美容院に着き、髪の毛を見てもらっていたのですが、私は猫っ毛 かつ 寝癖モジャモジャ頭で行ってしまったため、
霧吹きではどうにもならず、まずシャンプーすることになりました、

この時!

シャンプー台に向かう時、激烈な足の違和感を感じました。

「この痛み、、、、過去に味わったことある、、、」

そう、実は私は高校2年生の時にヤンチャしてしまい、右足の靭帯を完全に断裂した経験があったのです。

ちなみに私は骨折もしたことがあり、

(余談:教員時代の放課後、生徒が帰宅した後、こっそりみんなでバスケットボールしてたことがあり(爆)、
高身長の私がイキって、高く飛んだボールに手を伸ばした瞬間、小指がすごい方向に曲がって、骨が折れたのです ^_^)、

あの時とは違う痛みだなということも感じたりもしてました。

今回は、高2の時の痛みをジワっと思い出しつつも、、

「いや、あの時みたいな派手なことしてない、ただコケただけだ、捻挫だ捻挫、軽い捻挫だ!!!」

と心で念じながら整髪してもらいました。

ちなみに、この日私は美容師さんに
「前髪に縮毛矯正かけてください」
とお願いしたのですが、
なぜか「ストレートパーマ」がかけられており、
前髪が施術前後で何も変化していないという悲劇も起きてました。

そして、髪型にほとんど変化もなく、美容師さんに見送られながら、私はその足で、美容院の目の前にあった整形外科に向かいました。
(整形外科に入っていく私を見送る美容師さん、どう思ったかしら)

その日は土曜日でしたので、「予約なしの診療はかなり待つ」と言われましたが、どう考えても一刻も早く先生に診てもらったほうがいい痛みを感じていたため、待つことにしました。

受付を終え、待合室に行く時、杖をついたヨボヨボのおばあちゃんに道を譲られたのが印象深いです。
それくらい、私はヨボヨボでした。

脂汗をダラダラ流しながら待つこと2時間、診察室に呼ばれました。

先生が、私の足に機械をあてて(スーパーのレジのピッてやるようなやつ)、
一緒に足の様子を見ていましたら、
先生が看護師さんに指示を出し始め、診察室の雰囲気が変わりました。

そして、左足の靱帯の何本かが完全に切れていること、何本かはかろうじて繋がっているギリギリの状態であることを告げられました。

そして、バカ高い値段のサポーターを購入し、リハビリ(歩く練習)の予約を入れました。

この時先生から、
痛み止め出しましょうか?」
と言われたのですが、私はつい口を滑らせて、
「実は、過去に親知らず抜いた時に飲んだ痛み止めでアナフィラキシー出ちゃったことあって、今日病院行くと思ってなくてお薬手帳もなくて」
と言ってしまったために
「あ、じゃあ痛み止め出せないですね」
と言われ、痛み止めもなくなりました(爆)

私は最後のあがきで
「いや、全ての痛み止めがダメってことなくて〜、あ〜、あの薬なんていったかな、、ジア、、、ジア、、、的な、、」
と先生をチラ見(/ω・\)しながら痛み止め出してほしいアピールを必死にしましたが、完全に無視されました(爆)

診察が終了した時、時刻は13時くらいになっていたはず。

デートの集合時間は17〜18時くらいだったと思うのですが、
私はこの日、まさか靭帯損傷すると思っていなかったので、美容院以外に予定を詰め込んでいました。

それがスマホの電池入れ替え
スマホが古く、ものすごい勢いで充電が減る状態であったため、
Apple なんとかかんとか(池袋)に行く予定を13〜14時くらいに入れていました。

そのため、時間的にはすぐに池袋に向かう必要がありました。

ただ、懸念事項として、
私は朝に大寝坊をかましていたために、
服装がわけのわからんクソダサスタイル、ガリ勉・ビン底・ダサ眼鏡をかけていました。

でも、もう家に戻る時間も靭帯もないため、虚無モードで池袋に繰り出しました。

ちなみに、朝寝坊したのでここまで何も食べていません。
自業自得にしては辛すぎるよ:(;゙゚'ω゚'):

しかも、ブーツを履いていたため、
整形外科で購入したバカ高い値段のサポーターも装着できず、痛み止めも貰えず、激痛のまま電車に揺られていました。

池袋に到着すると、休日ですから物凄い量の人が、みんな健康な靱帯を備えて街を闊歩していました。

私はヨボヨボのまま、Appleなんとかかんとかに向かい、店員さんから
「予約されたのはここじゃないですね、ここから500mくらい先のお店です」
と絶望の案内をされ、どうにかAppleなんとかかんとかに辿り着き、スマホを預けることが出来ました。

1時間くらいかかると言われたため、速攻(という名のヨボヨボ歩き)で、ABCマートに向かい、クロックス🐊を買いました。

そして、やっとこさサポーターを装着できたのですが、
クロックス履いてる左足と、かかとのある右足ブーツの高低差がひどく、とても歩きにくかった記憶があります。
両足をクロックスにした方が歩きやすいのですが、この日はさすがに迷いました。
なぜなら、その日のデート先は都内のおしゃれタウンだったからです。
場所は本当に忘れちゃったのですが(爆)、六本木とか恵比寿とかなんかそういう場所だったはず、、、。

そこにクロックス(しかも服装やばい)は、さすがの私もしんどかったです。
しかも小脇にさっきまで履いてたブーツ抱えてるし、、、

そのような葛藤のまま、とりあえず昼飯食べて、オシャレタウンに向かったのでした。

その後の記憶は抹消したのでありませんが、とにかくあの日は全てが噛み合わず、なんだかすごい1日だったなあ、、、と思いました。

後日、職場の人が
「年末はね、急いだらダメなの」
と言っており、本当にその通りだなあと思いました。

年末まであと5ヶ月くらい、、、
今年の12月は、急がないぞ!!!
(寝坊もしないぞ!!!

おしまい