見出し画像

二階からニコマスQ Vol.3 - occhan-Lさん

皆さんこんにちは。
外で猫と目が合うと、向こうが目を逸らすまでこちらも目を逸らさまいと立ち止まってしまう二階から点鼻薬です。
二階からニコマスQ第3回はocchan-Lさんにお話を伺いたいと思います。


二か点:occhan-Lさん、よろしくお願いします。

occhan-Lさん(以下、お):よろしくお願いします~!

二:まず最初に、プロデューサーネームと担当アイドルの紹介をお願いします。

お:改めましてocchan-Lと申します。担当アイドルですが、受け持った順に菊地真、南条光、木下ひなた、大神環、乙倉悠貴、神楽麗の計6人を現在担当しています。

二:4ブランド掛け持ちですか!みんな元気や癒しをもらえるアイドルで担当してて楽しそうです。でも4ブランドは追いかけるの大変そうです……。
 
お:そうなんですよね……。担当アイドルの動向くらいは最低限追おうとしていますが、それでもカバーしきれないこともよくありますね。ただ、だからこそ公式とは違ったアイドルプロデュースができる訳でもあるのでそこはアイマスの良さでもあるのかなと都合よく考えてますw

二:確かに僕らのプロデュースに決まりやノルマはないですもんね。
続いて、ニコマスのデビュー年月と普段作っているニコマスジャンルを教えてください。

お:それまでもニコマスやアイマスに触れてはいましたが、"動画投稿"という意味合いで言えば2015年9月デビューPにあたります。作っているジャンルはダンスMADがほとんどですね。

二:今年でデビューから7年になるんですね!と言いますかアイマス10周年の2015年が7年前というのが信じがたいです……。
ニコマスを作り始めたきっかけというのは何だったのですか?

お:まず見始めたきっかけの話からになりますが、空耳動画が流行っていた2007年頃にアイドルマスターを初めて知って、その後しばらくは総合ランキングに居る動画やイベント企画を見る程度でした。当時はニコニコで流行っている一コンテンツとしてしか見ていなかったんですが、いわゆる9・18事件で界隈がざわついているのを観測したときに、「この人たちがここまで情熱を注ぐアイマスって一体なんなんだろう」ってところからようやくニコマスを意識し始めました。なのでニコマスライフの実質的なスタートは2010年になるのかな~と自分では思っています。

そこからは色んな年代の動画やSS、リクエスト放送を見る生活を5年くらいしていたんですが、その間に自分で作ることはなく……。そんな折、ハバネロPが『「アイマス静止画PVをつくろう!」投稿祭』を開催するという報を聞いたのと、その企画でニコマスデビューしたととろPの存在を知ったのが自分も作ってみようってなったきっかけでした。大学入学して一段落した時期で開催期間に光の誕生日が含まれていたのもめちゃくちゃ大きかったし、そういった巡り合わせが無ければ今でも動画投稿してなかったかもですね。

二:9.18事件からアイマスを意識し始めるのなかなか珍しそうですね。その後、他ニコマスPからの影響や様々な要因がニコマスデビューに導いたのですね。
そんなocchan-LさんのPネームはどういった由来で付けられたのですか?

お:自分の場合はHN的な位置づけになりますが、マリオカートWiiをニコ生で遊んでいた頃に使っていたMiiがおっちゃん臭かったのと愛用キャラクターがルイージだったので、そこからocchan-Lになりました。一応フォーマルな場(?)ではこの名前を使っています。 アイマスをプレイする際は微妙に使いづらいので、応援している東京ヤクルトスワローズの略称を借りて「L@ysP」と名乗ったりしています。こちらの読み方は「ねそべりP」ですが、英単語的には恐らくそういった使い方はしませんし自分でもこの設定忘れてよくricePって読んでます(馬鹿)

二:前回のk10さんもそうでしたが名前がアイマスきっかけじゃない方結構いらっしゃるのですね。僕もゲーム内では違う名前ですが、L@ysPって字面かっこよくていいですね〜。
それではocchan-Lさんがニコマスを作るときに意識していることやこだわりがありましたら教えてください。

お:うーん……難しい質問ですねw ニコマスだけじゃなくアイマス観でもアイドル観でもそうなんですが、答えを出してはやっぱ違うなというのを今もずっと繰り返していて……。大抵寝る前に考えるんで気づいたら夜が明けてるというのもざらにあったりw

意識しているといえば、"アイドルが主役"であるということは基本のキではあるんですが忘れないようにしています。使用楽曲や使用MVのチカラに負けず、それでもって製作者の我もあまり出しすぎないように……。選曲やシンクロを褒められたり愛があるとか言われたり製作者の名前が出てくるような動画じゃなくって、「この子ってこういうのが似合うよね!」「このアイドルってこんな魅力もあったのか」みたいなコメントがつくような動画にしたいなと常々考えています。

ダンス構成で1つ挙げるとすれば、「なんでそのMVからその振付けを切り出したのか」の理由付けをできるようにこだわっています。ダンスシンクロの理想論は頭に入れているつもりですが、バッチバチに決まったシンクロとは違ったところを優先しちゃってるのでシンクロ率でいえば自分の動画はせいぜい及第点程度になるんじゃないかな。でもこういう楽しみ方が自分に1番合ってるな~って思ってます。ただこういうスタンスでやってるせいで、じゃあアイドルにとって幸せなのか?自己満足のためにアイドルを利用しているだけなんじゃないか?とか考え始めちゃってしまうので今日も眠れないかもですね>< 他にも意識しているところはいくつもあるんですが、技術的なところは他の人のインタビューに任せようと思います。任せた!

二:"アイドルが主役"とてもわかります。我を出さずにアイドルを輝かせるというのは簡単ではないですし、僕らの編集技術発表会にならないようアイドルに寄り添った表現や演出を模索していく必要があると僕は思います。それとMVや振りの選択の理由づけ、とてもいいですね。僕は結構細かいところは感覚でやってしまう節がありますので参考にしてみたいと思います。もうインタビューとは別枠でこのテーマで語り合う記事とか作りたいくらい僕も話してしまいますね。
それでは続いてお気に入りの自作ニコマスと、おすすめしたい他作ニコマスをそれぞれ一本ずつ教えてください。

お:ここまで喋っておいてダンスMADでも担当の子でもない動画選んじゃってめちゃくちゃ恐縮なんですが、自作動画だと『【MAD】Season【島村卯月誕生祭】』が1番気に入ってますね。初期に作った動画なんですが、作っていてただひたすらに楽しかったという記憶しか思い出さないですし、これまでの人生でかなり感銘を受けた曲でもあったので思い入れも深いです。

オススメの他作ですが、色んなジャンルの十数年の歴史の中から1本!って言われるとめちゃくちゃ悩みますねw でもこの手の話題になったときに毎回挙げているのは、あぶらあげ氏の『【デレステMAD】Action!!』ですね。この動画の半分以上は僕が再生していると思います。デレステMADが殆どなかった時期だったので、ここまでシンプルに魅せることが出来るのかと舌を巻いた記憶があります。選曲センスも似てるし、彼のシンクロや演出、小ネタの詰め方は僕の理想であり教科書です。同じ15年Pなのを勝手に誇ってます(オタク)。だから帰ってきてくれ!

二:あぶらあげさんの動画これまた半端ないですね!カット選びと合わせが洗練されてます。ほんと色々完璧すぎて教科書と表現するのも頷けますね。ニコニコ全体的に人が減ってきている印象があり本当悲しいので是非かつていた方々には戻ってきて欲しいですね。自作の方はアニメMADですか良いですね〜!歌詞に合わせたシーン選びが良すぎて曲の良さも相まって目頭が熱くなります。思い入れのある曲で作るとより一層動画にも愛着が湧きますよね!
さて次もまた悩ましい質問になりますが、occhan-Lさんの尊敬するニコマスPが居ましたら教えてください。

お:どんなジャンルであれ、いまバリバリ活躍している方や年一でも投稿を続けている方、今は離れているけど過去に活動していた方、投稿はしたことないけど界隈をウォッチしているような方ひっくるめてみんな尊敬していますし、いつも励まされています。ただ、羨望や嫉妬はあっても目標にしている人は居ないですね。あくまで自分にしかできないことを目指して活動しています。

とはいっても折角のインタビューなのでw あえて1人挙げるとするならwhoPですかね。MADでありLOVEでありプロデュース記録であり……。『アイドルマスター 二人のMEMORY。』は今でも圧巻ですね、「whoPの星井美希」がそこに生きている。『俺視点美希。』はシンプルにお気に入りですし、『ミキの記憶10th』を観たときは僕の美希でもないのにボロボロ泣きました。今やっている小松伊吹プロデュースシリーズも大好きです。

二:whoPさんの動画初めて見ましたがまさにLOVEですね……これはちょっとまた後ほど見たいと思います。色んな方から影響を受け尊敬しつつも己のプロデュースを突き詰めるというのはまさにプロフェッショナルの気概を感じます。
まだまだ沢山お話を伺いたいところですが最後の質問です。occhan-Lさんが今後やってみたいこと、挑戦したいことがありましたら教えてください。

お:いや~なんもないですねw 最近はかなり投稿ペースが落ちているのでまずはそこを戻していきたいですね。アイマスなんか特に、今を追いきれてないどころか昔のことも忘れている体たらくなのでやり直さないとな~と思っています。後は、いま取り組んでるニコマステーマ道場みたいにモチベーションに繋げられそうな個人レベルの取り組みは増やしていくつもりです。あくまで義務にならない範疇で。

二:アイドルマスターもそれ以外も無理なく楽しむのが一番ですね!
ということで今回はocchan-Lさんに沢山お話を伺いました!
occhan-Lさん、どうもありがとうございました!

お:こちらこそ楽しかったです!ありがとうございました~!


occhan-LさんのTwitter&ニコニコリンク

occhan-Lさんのますますのご活躍を期待しております!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?