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2月17日(土)一週間を振り返るニュース10本

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今週もお疲れ様でした。

今週はパキスタンの総選挙、インドネシアの大統領選とわりと大きな選挙が2つアジアでありました。

4月には韓国の総選挙、4〜5月の間にインドの総選挙があります。今年ほんと選挙多いですよね。

アジアにも変化の波が押し寄せてるなって感じがします。しますね。

それでは今週を振り返るニュースたちです。


7️⃣一週間を振り返るニュース10本

《記事のジャンル》

💵経済🏛️政治🌎国際🗾国内

🗾指揮者・小澤征爾さん死去 「伝える力」で若い奏者導く

ビックリしました。ニュースとして入ってきたのは金曜日の夜でしたが紙面に載ったのが翌土曜ということで今週のニュースに含めました。間違いなく日本のクラシック界を世界へ押し上げた方だと思います。朝日新聞の記事になりますが村上春樹さんの追悼文がとてもよかったので共有します。

🗾ヨーカ堂、北海道・東北・信越撤退へ 全17店閉鎖、一部は継承

今や「セブン&アイホールディングス」となっていますが祖業はスーパーマーケット業。それがこのような状況になってしまっていることに寂しさを覚えます。立て直しを図れるか。注目したいと思います。

🌎老い迫る東南ア、備え薄く 年金カバー2~5割台 膨らむ負担、鈍る成長

これは各国がかなり心配しているところです。日本の戦後の経済成長はかなり上手くいった部類だと思いますがそれでも少子高齢化に直面し「本当に大丈夫か?」とわなわなしているわけです。「成長しきらなかった」国々は日本以上に大変な状況に置かれます。今勢いがあるインドも政策を間違えると同じ状況に陥りかねないなと思っており個人的に注視してます。

🏛️パキスタン総選挙、野党系が最多議席確実 与党も勝利宣言

パキスタンって人口が2.3億人もいますし核兵器も保有している大国なんですよね。そんな大国の政治状況がかなり不安定で、この状況が続けば軍がしゃしゃり出てくるかもしれない。そうなったらさらに不安定になって核兵器が拡散するかもしれないという危険性があるわけでほんと他人事じゃない問題です。一応第三政党なども含め連立政権を発足させるようですが心配してます。

💵「中堅企業」を税優遇、投資やM&A 地域経済底上げ

いわゆる大企業は都市部に集中しているわけですが、地方も含め企業が元気になっていかないことには経済回復とはよべないわけで大企業まではいかない規模の会社に地域の中核を担っていってもらおうというのは理屈としては分かります。後継者不足で潰れてしまう中小零細企業の受け皿にもなってもらおうという意図もありそう。

🏛️インドネシア大統領選、プラボウォ氏が勝利宣言 経済重視のジョコ路線に支持 強権手法へ懸念強く

インドネシア(人口2.7億人)でも大統領選がありました。事前の予想通り国防大臣のプラボウォ氏が当選。懸念されているのが権威主義的な方向に進まないかという点。国民からの支持が厚い現大統領のジョコ氏が支援していることもあり権力の集中が進まないか、メディアや野党などの権力監視機能が弱まらないかが気になります。

💵人材確保、労使とも賃上げに強気 早期妥結も 日産、最高の1.8万円要求/ホンダ、32年ぶり2万円台

政労使(政治、労働者、使用者=経営者)の三者がめちゃくちゃ前のめりになって賃上げを行っていってる感じを受けます。これまで賃金上がらなかったのがウソみたいな上がりっぷりです。円安、エネルギー価格高騰でインフレが起き、値上げやむなしの空気感が出来上がったことが大きいわけですがこんなに景色変わるものなんだとビックリしています。

💵地銀、不良債権コスト3割増 最終減益で大手行と明暗

大手銀行は堅調ですが地銀はちょっと不安要素が残る決算となりました。コロナ禍で実施されたゼロゼロ融資の返済が本格的に始まり中小企業の経営悪化からの不良債権化に備えたことで利益が圧迫されています。

💵好調な企業業績に死角 10~12月GDP0.4%減 投資や消費、回復途上 人手不足・供給面で制約

2月15日に2023年10~12月期のGDP速報値が発表されました。実質成長率は−0.1%(年率−0.4%)で2四半期連続のマイナス成長となりました。消費と投資が落ち込んでいることが要因と見られています。ニュースでは企業の業績が好調だって言われてるのに生活楽になってないんだけど?というみなさんの実感に合うのではないかと思います。賃上げ等を通じて家計にいきわたるかがポイントになります。

🏛️自民、乏しい「順法意識」 32人が還流認識 調査報告「十数年前からの可能性」

しつこくこの話題を取り上げていますが今週もあまり進展は見られませんでした。マジでやる気ないのがっかりします。裏金が広島や東京で行われたような「票の取りまとめ」に使われた可能性もあるわけで民主主義の根幹を揺るがすような問題なんですよね。危機感が薄くて唖然とします。いやほんとに。


👀注目

脱炭素の現在地(上) 産業構造転換促す動力源に 高村ゆかり・東京大学教授

「2050年にCO2の実質排出量ゼロ」を掲げていますがその道筋が分かりやすい記事があったので注目記事として共有します。昨日の一面記事もなんですが、これまで「気候変動問題だよね。なるべく温室効果ガスを削減できればいいよね。」みたいな感じだったのが、ようやくカーボンニュートラル(実質排出ゼロ)が前提であるかの様に物事が進み始めたなと大きな変化を感じています。

GX債、熱狂なき滑り出し 緑のプレミアムは期待届かず

気候変動関連でこれも。欧州では石炭火力発電によるCO2輩出が問題視されており、日本はアンモニアとの混焼でこれを生きながらえさせるのではないか?と見られてるみたいです。石炭火力の安定性は理解する一方でそろそろ別れを決意しないとあとあとの影響が大きそうです。


📰1週間の一面

2月13日(火)休刊

✉️追伸

来週は気温が乱高下しそうですね。2月なのにどうなってんだろう…

また月曜日にお会いしましょう。それではよい週末を

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