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コメントでもっとお笑いが大好きになるnote place『ネタコメ!!』

noteの本社『note place』にて11/10に行われたライブ『ネタコメ!!』を見てきました。

お笑いライブ初開催の『note place』


気温がぐっと下がる雨模様のなか訪れた四ツ谷。
到着してみたら商談に訪れるようなちゃんとしたビルディングで『本当にこんなビル内でお笑いライブが…?』と一抹の不安が…

自動ドアをくぐると入り口に看板を出してくださっていてホッとしました。

不安を先読みしてくださっている。
お優しい。


このフライヤーはnoteの方が作られたそうで、ピンクが一発で目を引いてめちゃめちゃ素敵!と思いました。


おそるおそる入ったnote placeは広くて明るくてとっても素敵な会場でした。

雑貨や置き物の一つ一つがとってもかわいい。
(途中で大鶴肥満さんが猫の置き物を撫でていました)

椅子の座り心地もとても良くて
(椅子の座りやすさをすぐに判定したがるオタク)全く腰が疲れる気配もなし。
横幅広めの座席の配置でネタがしっかり見える角度なのもとても嬉しかったです。 

note placeさんでの初のお笑いライブ開催ということで、
主催のにぼしいわしさんやスタッフの皆様が空調温度、照明、音響、見え方など
非常に気を配られていてこちらもストレス無く見ることができました。

今回は出演者5組のネタ後にしずる村上さんがコメントを下さるという形式。

元々村上さんとバ吾Aさんが行っていた一人の芸人を深く掘り下げる配信限定ライブ『〇〇に聞く』シリーズをよく見ていたので
各コンビのネタにどんなコメントをして下さるかめちゃくちゃ楽しみでした。

ライブスタート!

ぎっしりのお客さんで嬉しいにぼしいわしさん。『初めての開催なのでたくさん会話してきましょう』と言うことでよく行く劇場をお客さんに聞いてみたり。


いよいよしずる村上さん登場!

『このライブのタイトル、優しさが現れてるね。講評とか採点じゃなくて"コメント"って言うね、やりやすいですよ』と。
確かに言われてみればな温かい村上さんの着眼点。


にぼしいわしについて『いわしのジャンヌダルク感めちゃくちゃ伝わるよ』と村上さん。それに対して『最後火炙りにされるやないですか〜』とこちらもまた流石の着眼点のにぼしさん。


そのオープニングの流れから1発目のネタ披露をにぼしいわし自らします!という事で村上さんから『背負いすぎ!背負いすぎ!』との声も。
『でも何でも一番にやることってすごく大事なことだよね』という村上さんのお言葉がとってもあったかかったです。

ちなみに今回の会場、たくさんある照明を手動でパチパチッと消すスタイル。

何だかそれも大学の講堂とかみたいで、
普段の劇場よりもお客さんにも不思議と一体感を与える感じがして味わい深かったです。

にぼしいわしのネタ終わり、開口一番『暗転した時、後ろの照明だけぼわーっと付いていててビジネスホテルの寝る前のちょうど良い明るさだったね』と村上さん。
確かに絶妙にちょうどいい明るさでした。

ビジネスホテルのベットサイドライトを彷彿とさせる

その後、村上さんのコメントを食い入るように聞くにぼいわさん。
時には的確に、時には目から鱗なアドバイスの数々に客席も思わずにぼいわさんたちと同じ温度で前のめりになりながら村上さんのコメントに聞き入って『なるほど!』とか『確かに…!』みたいな熱い空気になっていました。


谷口つばささんはネタ終わり『一瞬だけ!』と裏にはけられて水分補給かな?と思ったらノートを掴んで舞台に戻ってこられました。

一語一句逃さずメモするつばささん


春とヒコーキさん、ぐんぴぃさんのコメント返し瞬発力の半端無さを見せつけられました。

一気に村上さんに正体?を見破られて、
慌てるぐんぴぃさん。

土岡さんが真摯に質問されている姿も素敵でした。

普段は漫才の印象が強いさすらいラビーさんはコントを披露。

村上さんに女の子役を絶賛された宇野さんと、コメントが嬉しくて最終的にだんだんちっちゃくなっちゃった中田さん。

なぜだか嬉し過ぎてだんだん小さくなる中田さんの図
さすラビさんへのコメントが盛り上がりすぎて『出番まだかな』と覗く可愛らしいママタルトさん。

大トリはママタルトさん。

舞台がブロックを並べて置いてある床だった為、漫才前に重量級の肥満さん用に皆んなでブロックを整えてあげる時間とってもピースフルでした。

皆でママタルトさんへM-1への想いを託すシーンもめちゃくちゃ熱かったです。


月並みですが『プロってここまで徹底するんだ…本当にすごい』と言う思いと『そんなお笑いをいつもただただ楽しませてもらってありがとうございます…!』の気持ちでいっぱいになりました。

そりゃこんだけ考えぬかれた物を見させてもらってるのだから心奪われるはずだと。
ほんの少しの仕草の違い、言葉遣いで笑いの量が何百倍にも膨れあがるその繊細さに感服しました。

そして村上さんのお笑いへの愛と誇りに溢れる真摯なコメントにめちゃくちゃ胸が熱くなりました。

最後に村上さんが改めて『何でも1番にやったっていう実績はすごく大事なんだよ。note placeでお笑いを1番にやったのはにぼしいわしだからね』と仰っていたのも非常に印象的でした。

これは芸人さんに限らず客席で見ていたお客さんにも胸に響いた言葉だったのでは無いかと思います。

noteで開催されたことの意味


会場と言うのは思っている以上に見てるお客さんにとって影響を与えるもので(演者さんにとってはもっとなのでしょうが)

今回こういった"先輩が後輩のネタにコメントしてくれる"という
ともすれば少し手の内を明かすライブだからこそnoteさんで開催されたことに意味があるように思いました。

note placeという会場自体が明るく、フラットで開放的な雰囲気だったのが凄くよかったと言うことが一つ。

もう一つはnoteと言うもの自体が熱く言葉で表現・発信する場だからと言うこと。

一つ一つのネタを『コメント』という形で言葉でガッツリ掘り下げ
皆んなでそれに納得したり、感嘆したり、共感したりする

noteと言う言葉で表現するコンテンツを元に芸人さんが集まり、note placeという場所で開催したからこそこのライブは非常に熱量高く心地良い空間になったのでは無いかと思いました。

お笑い好きは皆さん来たらめちゃくちゃハマるライブだと思います。
(特に『お笑いを語るBar』などが好きな方はドンピシャ垂涎もののライブだと思います)

第二回の開催を切望、熱望しています!

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