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[news]2020/03/14

「全社員にデジタル教育」日立の方法論、技術だけじゃない着想力やデザイン思考を学ぶ

ビッグデータやIoT、AI(人工知能)-。デジタル技術の進展が企業のビジネスを変えている。それは日本を代表する企業である日立グループとて例外でなく、ITとインフラ技術を融合した社会イノベーションに経営のかじを切る同社だからこそ、デジタルトランスフォーメーション(DX)をけん引する、従来とは異なる人材の育成を急ピッチで進めている。
日立では、データサイエンティストやセキュリティスペシャリストといったIoTやAI時代において重要性が高まっている専門的なスキルを有した人材に加え、「デザインシンカー」や顧客の事業特性を理解し、課題や解決策を提示できる「ドメインエキスパート」といった人材を、DXのけん引役と位置づけている。とりわけ「デザインシンカー」というデザイン思考を活用し、新たな顧客体験やサービスを創り出す人材を、日立は「Exアプローチ」の名称でこの10年あまり育成を進めている。
そもそもこうした人材がなぜ求められ、さらに増強する必要があるのか。「もはや製品の品質や技術力だけでモノが売れる時代ではありません。そもそも現状のどこに不満があり、何をどうすればよいか分からない顧客を相手に、課題が明確になるまで待っていてはプロジェクトは動き出しません。課題の発見や解決策の提案ができる人材が求められているのです」

→安宅さんの『イシューからはじめよ』を体現したような問題意識ですね。そもそも何を解決しなくてはならないかを明確にしていなければ動き出すことができない。一見当たり前のことですが、多くの人は目的と手段をごちゃごちゃにしながら動いてしまうので改めて自分が何をしているのか考えたいです。

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【シン・ニホン】落合陽一×安宅和人「日本再生を考える」

→ちょうど、NewsPicksで安宅さんと落合さんの対談を見たのですが、どんなにシステムを画期的なものに変えても、民意(言い換えればマインド)が変わっていなければ浸透しない、という主旨のお話をされていました。
世の中では教育改革や経営改革など一見わかりやすい変化がもてはやされる傾向がありますが、その変革の根本にある問題が何なのかを正確にとらえられている人が一定数(少なくとも2,3割)いないと、世の中は動かないらしいです。両者は自分たちの問題意識を浸透させるために数々の本を書いているそうです。

→今の学校教育では「マシン」型の人間(ドリルをひたすら解くみたいな)が量産されていてこれは非常によくないですと安宅さん。対義語として「ワイルド」な人間の育成を説いていました。上の記事にもつながりますが、小学校から勉強し続けて、高校大学まで通って、企業にはいってそこからまた「教育」をやり直さなければならないっていうのも不思議な話です。(集会で気を付け!礼!とかマジでヤバいって言ってました笑OECDのどこもやってないって。。。)

→あと、安宅さんは「アフターコロナ」ではなく「withコロナ」の世の中になるんじゃないかなあと言っていましたが、確かに歴史を見返しても感染症などは何度も来ているわけであって、来ても問題ない社会構築を考える必要がありますよね。

→SDGsの話題もありましたが、落合さんが「SDGsはある種の制約で五七五みたいなもの、そして制約があるから面白い発明が生まれたり発展したりする」みたいに言ってて、安宅さんも共感してました。制約というと縮小するようなイメージですが、むしろ真逆で、新たな制約の下で新たな知恵を絞り新たなことをやるというプラスの側面を強く主張していて面白かったです。


過去の自分に向けて書いています。同じ悩みを抱えた人が私のnoteで救われたのなら、これ以上の喜びはありません。